アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

TAKASAGO ARMY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「口下手な人は、単に人に話しかけるのが下手なのではありません。自分に語りかけるのが下手なのです」

By ジョセフ・マーフィー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*話下手は理解下手

 ワタクシは今まで色んな勉強会や講演会にギャラリーとして出席していて、最近では逆にワタクシの方がギャラリーに語りかけるようになってきてるのである。最初は20人〜30人ぐらいのこじんまりした講演だったが、最近じゃ200人超の前で1時間ぐらい喋る機会が増えてきたりする(^_^;)何ちゅーか、駆け出しのロックバンドみたいな気分なのである(笑)そうなると俄然気になるのが「どうすればより良く話せるようになるか」である。何ちゅーか、話の拙さを「アスペルガーだから仕方が無い」で片付けるのは容易であるが、ソレは神様が許してもワタクシのニュートリノのようなプライドが許さないって話である(爆)


 残念ながら「話の上手い人というのは、どういう人か」の答えはまだ出ていない。てゆーか、出てたら今頃講演料でフェラーリ乗り回しているし(笑)ただ、話がヘタなヤツの特徴はある程度なら分かっている。その一つが「話がムダに長いヤツ」である・・・

話ってのは基本的に「コレぐらい説明すれば相手も理解するだろう」という前提で話し始める

では、何を基準にして「コレぐらい説明すれば相手も理解する」と決めるのであろうか

その答えは「自分自身が基準になってる」

よーするに「自分はコレだけ説明されれば理解できるから、相手もそうであろう」と考える

話がムダに長いということは「私はコレだけ説明されないと理解できません」と言ってるようなモン

つまり「話がムダに長いヤツ≒理解力の低いヤツ」という図式が成り立ってしまう

( ゚Д゚)マズー

・・・というワケである。つまり「話がヘタなヤツ」ってのは、ある意味「オツムの弱いヤツ」と同意義に思われてしまうのである。ワタクシが今まで見聞きしてきた話の上手い演者ってのは、ほぼ例外なく話がシンプルだったのである。何故ならシンプルで短い文章だけで、事の本質を理解しているからである。


 話をシンプルにする。単純なようで重要なことである。何故なら聞き手の忍耐力と時間は有限だからであり、どんな人であれ時間は有意義に使いたいに決まってるからである。短く話せれば時間のロスは少ないが、ムダに長く話してしまうと聞き手は損をしたと感じてしまうのである。たかがストレス、されどストレス。ロンマニアの皆様も子供の頃、ムダに話が長い学校の先生にイライラした経験があるはずである(笑)ンでもってイライラが募れば募るほど、聞き手の判断力や理解力が下がる。ただでさえ中身の薄い話が、聞き手によって更に薄められてしまうって話である。


*話上手のススメ

 そう考えると、話が上手くなるコツが段々見えてくる。どうすれば話が上手くなるか?ワタクシの暫定的な答えは「余計な事を言わない」である。まぁソレはワタクシも未だに達していない領域なので、達しているネタだけを話すとしよう(笑)

お馴染みのムックの番外編である。正直な話、ワタクシがF1で最も好きなのはマシンなのである。勝負の駆け引き?F1パイロットの人間ドラマ?ンなモン犬に食われろである(笑)コレはアンダーパネルの空力処理やサスペンションのジオメトリーといったニッチな分野にハァハァできる、そんなマシン好きにはたまらない珠玉の1冊である(爆)

恋物語 (講談社BOX)

恋物語 (講談社BOX)

コレで「化物語」シリーズも最後かぁ〜(´・ω・`)・・・と思ったらまだ続くというドンデン返しが最後に待ち受けていたのである(笑&実話)この後も「憑物語」「終物語」「続終物語」と続いて、ソレでよーやく終わ・・・るのかなぁ(爆)まぁどちらにしろ一度読み始めたら最終回まで読まなきゃ気が済まんワタクシであるから、結局買うんだろうけど(^_^;)

らき☆すた (9) (角川コミックス)

らき☆すた (9) (角川コミックス)

もうとっくに終わコンなんだけど、一度読み始めたら最終回まで読まなきゃ気が済まんワタクシである故に買ってきた(笑)昔はコレの痛車が相当数走っていたけど、今じゃすっかり見なくなってしまったモンである。プロレスラーの引退とロックバンドの解散、ソレに加えオタクの「俺の嫁」発言は信用するなって事であろうか(笑)


 そういった傍ら、話が長くなってしまいスマソ(笑)でも話って面白いモンである。シンプル・イズ・ベストなのは上記にある通りであるが、どうやらソレだけじゃないのである(^_^;)かのスカルノ大統領はたった数行しか書かれていないカンペから話をドンドン膨らませていって、観衆を熱狂させる演説を数時間に渡って行ったという伝説が残っているのである。同様の伝説は他にも多数あるが、どうやら長くても皆を惹きつけ続けられるような話術も存在するっぽいのである。だからと言って長文が良いワケはないので(爆)さっさと終わらせようと思う今日この頃であった。