アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ANOTHER WASTED NIGHT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「少年の頃の理想主義の中に、人間にとっての真理が潜んでいる。そして少年の頃の理想主義は、何ものにも換えることが出来ない人間の財産である」

By アルベルト・シュバイツァー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*86の実力

 あの【トヨタ86】に試乗してきたぞ〜d(o⌒∇⌒o)b ・・・・勿論バーチャルで(笑)待望の【GT5アップデート】が来ていたんで早速ダウンロードしてみたのであるが、件の86が実に乗りやすくて良い挙動をしてるのである。パワーは全然物足りないが、兎に角バランスが良いのである。アンダーステアオーバーステアが少ないし、出たとしても簡単に立て直せる。この「挙動が分かりやすくて、乱れたとしても簡単に立て直せる」ってのが、ワタクシは楽しいクルマの基本にして最も重要な条件だと思うのである。


 理由は至極簡単、挙動が乱れないクルマなんか存在しないからである。初心者や腕の無いモータースポーツ愛好家が何を一番恐れるのかといったら「クルマを壊すこと」である。開発責任者の多田氏が「ターボ車や4WDやハイグリップタイヤは悪」と言ったのはコレである:

ターボ車や4WDやハイグリップタイヤは限界が高いから、まず簡単には挙動が破綻しない

限界が高いから安全だと嵩を括り、知らず知らずの間にドンドン攻め込んでしまう

挙動が乱れないクルマは存在しないから、いつかは破綻を来たす

破綻した時には、相当な速度と走行Gが掛かった状態になっている

建て直しも困難になるからクラッシュし易く、クラッシュした時のダメージも大きい

ドライバーにも相当な肉体的・精神的・経済的なダメージを負わせてしまう

ソレ以外にも公共物や他者に与える損害も大きくなる

ドライバーは恐怖を覚え、世間的にも「スポーツカーは危険」というイメージを植えつけてしまう

( ゚Д゚)マズー

ソコでNA・FR・ノンハイグリップタイヤのスポーツカーの登場

挙動が乱れても立て直しやすいからクラッシュし難いし、クラッシュしてもダメージは少なくなる

そうすれば安全の上に胡坐をかく事無く、積極的に限界挙動を学ぶことが出来る

結果、モータースポーツが盛り上がる

(゚д゚)ウマー

本来ならばやハイグリップタイヤ履いた4WDターボなんてシロモノは、こーゆー基本的な段階を踏んだドライバーが乗るモンなのである。が、メーカーが余りにもサーキットタイム至上主義に駆られてしまった結果、肝心の基礎的なローパワー&ローテク車が姿を消し、手っ取り早く結果の出る4WDターボばかりが残ってしまった。だから「ターボ車や4WDやハイグリップタイヤは悪」なのである。


*仮想から現実へ

 その他【12年モデルR35含む新車種】もあったので、当然ながらソレも購入済みである。ゲーム内とはいえ12年モデルのR35乗ってみたのであるが、見事にニュートラルステアになっててワロタのである。07年モデルの弱アンダーステアが素直になってるのである。でもまぁ、こーやってバーチャルで走るのも面白いっちゃ面白いのであるが・・・


やっぱリアルR35&リアルFSWに敵うモンはないのである。本日は休日だったのであるが、コレ逃したらまた更に1ヶ月伸びる+天気も悪くなかった→行くっきゃないって話である(笑)当初の天気予報は「晴れ」だったのであるが、流石は山の天気である・・・



写真で示すように、全然スッキリしていないのである(^_^;)でもって休日なモンだから、当然の如く人大杉。定員の60台なんぞ当然の如く埋まっている。ホントは天気さえ良ければ、今月頭の平日の非番を使って行きたかったのである(´・ω・`)平日だったら10台以下なんてザラ→クリアラップ取り放題だからである。


*”楽しさ”って何ですか?

 動画の方であるが、残念ながら編集はまだ済んでいないのである(^_^;)一つ言える事は、今回もクリアラップ全然取れなかったって事である。最初に人大杉な時点でもうタイムの事はスッパリ諦めて、今回もひたすらブレーキングやコーナリング、ライン取りや荷重移動の練習に使ったのである。でもまぁ、そんなにタイムタイム五月蝿く言わなくても、この時期はただ走れるだけでも楽しかったりする。ココで言う「楽しい」には人それぞれの違いがある。大概の人の「サーキット走って楽しい」ってのは、殆どの場合は「爽快感」である。特に4WDターボに乗ってるヤツにこの傾向は大きい。


 ワタクシの場合は「サーキットを走る事でワタクシの技術が磨かれていくのが楽しい」である。タイムを稼ぐなんて簡単なことである。カネ積んでチューニングしまくって、パワーに任せて直線でタイム稼げば良いのである。幸い人間の腎臓は2個あって、肝臓も1/3残ってれば十分機能するので、健康体ならばカネに困ることは無い(笑)だからチューニングしまくって得られたタイムを、ワタクシは真の速さだとは思わない。アレは「クルマが速い」のであって「ドライバーが速い」のではないのである。ところがみんカラなんかじゃクルマが速いだけなのにも関わらず、何故だかオーナーが賞賛される。実に嘆かわしい事態である┐( ̄ヘ ̄)┌ ・・・・とワタクシが言っても説得力無いんで(爆)さっさと画像編集に戻るに限る今日この頃であった。