アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ACTS OF THE UNSPEAKABLE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「到底人間として生存する為には、人間から嫌われると云う運命に到達するに違いない」

By 夏目漱石


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*果てしない冒険の旅

 ようやくスカイリム熱も一段落したのである。と言ってもクリアーしたワケではないし、飽きたワケでもない。最高級満漢全席を食い過ぎて腹一杯で動けない、例えるならそんな感じであろうか(笑)どこまでも続くフィールドを走破して、発見したダンジョンや要塞に潜入してレアアイテムをゲットして、レアアイテムを調合したり錬金したりして新アイテムを作成して、新しい街で色んな人と会話して新しいクエストを請け負って、ソレをこなす内に新しい人脈が出来て、新しい人脈経由で組織の一員になって、組織内での出世抗争に明け暮れて、稼いだカネでマイホームをゲットして、マイホームをベースに地固めを行って・・・・・てな具合に、最初は何をやればいいのかが分からなかったのであるが、やればやるほど出来ることが増えていく。コレがこのシリーズの最大の売りなのである。


 何が問題なのかというと「やれる事があまりにも多すぎる」という点である。覚えられる(因みに実際に使った分しかレベルアップしない)スキルの数、こなせるイベントの数、登場人物の数、アイテムの数、ダンジョンや建物などの数。ただ単に多いだけじゃなく、そのどれもが拘り抜いて作り込まれているのである。本が何百冊も登場して、その1つ1つに中身がちゃんとあると言えば、どれだけ芸が細かいのかがお分かり頂けると思う。買ってから既にプレイ時間は120時間は越えているのであるが、何とまだ半分ぐらいしかこなせていないのである(^_^;)しかもこのゲーム、全部のスキルを1周のプレイで全部覚えることが不可能→本気でやり尽くそうと思ったら、途方もない時間がかかるのである。


*最初期ロットの勇者たち

 スカイリムの楽しさは無限大でも、残念ながらワタクシの体力と時間は有限。つまりそーゆー事なのである(笑)さて話は変わって、何時ぞやの86/BRZを「絶対買う!」と断言していた仕事場のコメディカル2人であるが、遂に予約したとの事である。1人は(便宜上A氏と呼ぶ)は86を、もう1人(B氏)はBRZ、当初は双方とも86だったのであるが、BRZのスタイリングに惚れた&元々GC8乗りだったB氏がBRZに傾いたのである。2人ともワタクシの界隈じゃ3〜4番目の予約者であり、最初期の納車(4月上旬〜中旬)のグループになったそうである。流石にココで「クルマの最初期ロットは地雷」とホントの事を言うほどワタクシは無粋ではないから安心してほしい(笑)


 ワタクシが一番ビックリこいたのが【発売前だというのに既に内外のチューナーにデモカーが行き渡ってる&パーツの開発が既に始まってる】という点である。昔チューニング全盛期だった頃に、BCNR33BNR34が同じように発売前からチューンドが東京オートサロンで展示されていたが、今回もソレと同じ手段をとったというワケであろう。何せ開発責任者直々に「86は弄って遊ぶクルマです」と言っていたのであるから、何ら不思議ではないのである・・・

発売前からメディアを駆使してファンをガンガン煽る

内外のチューナーにプロトタイプを数か月前から渡しておく

パーツの開発、実験、量産体制確保までには数か月かかる

つまり、86/BRZがオーナーに渡るのと、社内外のパーツ類の発売が始まるのはほぼ同時期

慣らしが終わった直後から、豊富なアフターパーツによるチューニング天国が待っている

雑誌の特集&オーナーたちによるSNS経由の発表で引き続き盛り上がる

(゚д゚)ウマー

・・・・てなワケである。実際、A氏もB氏も「納車したら速攻で慣らし終わらせる。慣らし終わったら速攻で弄る。来月からのオプション(誌)の特集が待ち遠しい。あぁ、早く4月にならないかなぁ〜o(▽ ̄*)oo(* ̄▽)o」ってな具合に、トヨタ&スバルのステルスマーケティングに見事なまでに引っかかっていたりする(笑)ソコんトコは素直に「やっぱトヨタ商売上手いなぁ〜( ̄ー ̄;)チューナー嫌いの某マルチパフォーマンススーパーカーとは大違いだ」って思ったりする(爆)


 何ちゅーか、マクドナルドと同じ方法である。メインメニューは価格破壊モンの値段で売るのだが、その代りサブメニューでガッツリ儲けるというやり方である。一応、競技向けベーシックモデルが199諭吉なのであるが、そんなの買うのはデモカー製作目的のショップか、ガチでサーキットしか行かないヤツぐらいである。多分多くの人は各種装備が色々ついた値の張る上級グレードを買うだろうし、実際A氏もB氏も共に上級グレードで、曰く「乗りだし320諭吉ですよ、色々つけたらこうなりましたアハハハ(^∇^)」てな具合にステマの犠牲になっていたりする(笑)買う時にオプションパーツが山ほどあって、TRDとかモデリスタからもパーツが出まくって、社外からもパーツが出まくる。汚い流石トヨタ汚いである(爆)


*試乗と萌え

 ワタクシのスタンスであるが、ソコんトコは依然変わらないとでも言っておくとしよう。すなわち「実際乗って試してみるまでは絶対買わない」である。先日立ち寄ったショッピングモールで新型(つまり現行)のヴィッツが展示されていたので乗ってみたのであるが、コレがまた左にオフセットしていたのである(^_^;)でもそういう事は雑誌じゃ全然書かないし、運転にこだわる人じゃなけりゃ顧客だってスルーしてしまう。実際乗らずに買うってことは、こーゆーリスクを伴うのである。実際運転するか、最低でも運転席に座らせてもらうまで絶対に買わない。コレがワタクシクォリティーである。


 一応、こういう日が来る事を想定して、ワタクシの懐内には諭吉部隊の一個師団が既に結成済みだったりする(笑)でも何ちゅーか、やっぱ僅かでも妥協が含まれるシロモノに対しては、少額であっても一切カネを出したくないのである(-_-)R35の時みたいに「コクピットに座った瞬間ピリオドの向こうまで逝ってしまった&試乗したら昇天した」っちゅーのだったら(爆)カネはいくら出しても惜しくはないのである。でもって、ワタクシは自分にウソがつけないから、そーゆー事に関してはひどく視野が狭いし、全くと言って良いほど融通が利かない。クルマを買うんだったら「100%萌えられる」の条件は譲れない。だからセカンドカーが何時まで経っても決まらないんだなとオモタ今日この頃であった。