アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LAND OF THE FREE?

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「権力があればなんでもできるという錯覚。課題ごとにプロジェクトチームをつくり辛抱強く解決していくプロセスがあって、初めて信頼してもらえるのです。思いつきでこれをやれと言えば、適当にサボタージュされるだけ」

By 猪瀬直樹


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*電子制御の無い電子世界

 多分「えっ、まだやってたのΣ(゚Д゚)」って思う人が殆どであろうが、未だに【グランツーリスモ5】は飽きないのである。ぶっちゃけた話、今や「ゲーム付きムービー」と化した新作和ゲーなんぞをプレイするよっかは、未だに底の見えないGT5をやっていた方が遥かに良いのである。元々電子制御はあんまり使っていなかったのであるが、この度トラクションコントロール、スタビリティーコントロール、ABSまでも全部切った状態でプレイしてるのであるが、そうしたら途端に難易度が上がったのである(^_^;)ブレーキをガツンと踏むと容易にロックする。コーナー侵入でシッカリ速度を落とさないとすぐアンダーステアになる。コーナー脱出でアクセルオンが速すぎるとすぐスピンする。ちょっとでもパワーのあるクルマに乗ると面白いように振り回される。駆動形式ごとの特徴がクッキリ出る。コレを【G27レーシングホイール】使って実車同様に3ペダルMTで乗るんだから、どれだけシッチャカメッチャカになるか想像できるであろうか(笑)


 そうなると、基礎に忠実な操作をしなきゃ、クルマがちゃんと走らないのである(^_^;)ブレーキはジワッと踏んでロック手前で止める。ヒール&トゥはブレーキ踏力を変えないで行う。ステアリングはブレーキとアクセルに確実に連動させる。カウンターステアは先読みで&お釣りを貰わないように適度入れる。挙動が乱れるから縁石は無暗に踏まない。駆動形式ごとの挙動の違いを覚えておく等々。流石に実車と同じとまではいかないが、ソレでも【G27レーシングホイール】を併用すれば、限りなく実車に近い形で練習が出来るのである。しかもリアルとは違って、バーチャルじゃガソリンもタイヤも修理代も必要としないし、したい時にしたい場所で練習できるし、どんな車種でも選べる。確かに「車体感覚や各種Gを体感できない」という大きなデメリットはあるが、メリットはソレ以上に大きいのである。


*北の24時間

 ホントはリアル練習と並行できれば最高なのであるが、今リアルでクルマを自由に振り回せるトコってホント無いのである( ̄〜 ̄;)今は取り締まりが何処も厳しいから、リスクを考えるとクローズドコース以外の場所は危険なのである。話は変わって、遂に【我らがR35開発チームがニュル北24時間耐久レースに出場する】のである。一応【公式HPはココ】であるが、ブログがブログであるために(笑)動画も貼っておくことにした:

http://bcove.me/p6u4452d

水野氏が監督やって、Sオーナー&伊達兄貴のダンナ&星野ジュニア&田中哲也がステアリングを握る。ヤバい超観たいのである(笑)モータースポーツで日産が全盛期だった頃(90年代前半)に水野氏が監督&当時日産の主力ドライバーだったSオーナー、星野シニア、長谷見氏でデイトナ24時間とかル・マン24時間とかやっていたから、ある意味ノスタルジアを感じる人もいるのではないであろうか。でもってもう一台は「グランツーリスモ」シリーズの山内一典氏率いるGTアカデミーチームときたモンである。同じ日本勢としては【GVB-S206で出場するSTIチーム】や【レクサスLFAで参戦するGAZOO Racingチーム】などがあるが、敢えて言おう、アウトオブ眼中であると(爆)


*応援する意義

 ぶっちゃけた話、ワタクシには「同じメーカーだから」という理由だけで何かを応援する甲斐性は無かったりする(笑)正直な話、GT-Rが何らかの大会で優勝しても「ふーん( ´_ゝ`)そりゃ良かったねぇ」ぐらいにしか感じないのである。ワタクシとは全く関係ない人たちが、ワタクシのソレとは仕様が全く異なるクルマを運転していて、勝ったトコでワタクシには何にも還元されない(爆)ワタクシはレースに用いられた最新テクノロジーや、プロドライバーのドラテクや駆け引きのやり方だとかには興味が湧くのだが、アスペルガー人間のワタクシにとっちゃ「一つの事柄で連帯感を味わう」って感情は希薄なのである。まぁこんなんだから、ワタクシはモテないんだろうと思うのである、ウン(核爆)


 が、今回は話が別である。水野氏にもワタクシは直接会って話を聞いているし、メカニックチームにもワタクシの顔見知りが数名いるかも知れないし、Sオーナーに至っては最早説明不要であろう。つまりワタクシの顔なじみの人たちがレースに参戦するのである。でもって車両は【クラブトラックエディション】の改良版だから、ワタクシの乗る市販車と似たような仕様になっている→ココで得られたノウハウが活かされて、バージョンアップキットとしてワタクシら一般オーナーに還元される可能性があるのである。でもってもう一つのチームはグランツーリスモ繋がり→レースの結果がDLCやGT6で活かされる可能性があるからである。何とも現金な話であるが、ソレがワタクシクォリティー(笑)


 まぁ冗談はさておいて、つまりある意味ワタクシの”身内”なのだから、情が移って応援したくなるっちゅーワケである。同じ日産だからどうのこうのだとか、同じGT-Rだからどうのこうのだとか、同じR35だからどうのこうのだとか、そんな間接的な自画自賛なんぞワタクシにとっちゃどーでもいいのである。ワタクシ自身は凄くも何とも無いのに、ソレで褒められたって嬉しくも何とも無いって話である。でも今回はワタクシの身近な人たちがレースに出ていて、その身近な人たちには勝利の栄光を味わってほしい。後にも先にもソレだけであるし、ワタクシは”応援”ってのは純粋に他人のためだけにやるべきなんじゃないかと思うのである。さてレースが始まる5月19日を楽しみにしながら、羊を数えてその日を待ちたいと思う今日この頃であった。