アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

RESOLUTION

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「恩恵を受けることは、自由を売ることである」

By プブリリウス・シルス


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*終・グリーンヘルは眠らない

 ワタクシ的には朗報であるが【マツダとフィアットが次期ロードスターベースのFRスポーツカーを共同開発する】んだそうである。ロードスターRX-7を見ればもはや説明不要だと思われるが、マツダのスポーツカーの出来の良さは折り紙つきである。でも残念な事にロードスターはデザインがイマイチだし、肝心のマツダに作る体力が無い。アルファロメオは魅力は何と言っても、イタ車らしい色っぽいデザインと小型エンジンとは思えない官能性である。でも残念な事に、中身もイタ車らしく出来が悪くて故障が多い。この二つが組み合わされば、官能性とスポーツ性を兼ね備えた究極のロードスターが出来上がるのだから、そりゃ期待しないワケがないのである。速さ?4WD?ターボ?スバヲタは巣に帰れって話である(笑)


 さてサブタイにある通りだが、先日のニュル24耐のハイライトが公式で出てきたのである。もっと詳しくは6/3放送予定の【ドキュメンタリー 〜The REAL〜 NISSAN GT-R ニュルブルクリンクへの挑戦】でやると思うが、折角のネタなので(笑)

完走できなかった悔しさは分からんでもない。が、流石に「タラレバだけど、ノントラブルなら20位以内」は余計な一言だとワタクシは思うのである(^_^;)だってコレ言っちゃったら内外問わず「だったら来年、実戦で証明してみせやがれ!」ってなっちゃって、引くに引けなくなっちゃうからである。例えソレが正当な理由だったとしても、来年参戦しなければ「ケツまくって逃げた」ってイメージ持たれる&流布されてしまう可能性だって大いにアリなのである。まぁ来年も参戦するんだろうから、あんな事を言ったんだとワタクシは推測するが。しかしまぁ、水野氏は随分老けてしまったなぁ(´・_・`)昨年ワタクシがリアルで会った時よりも、さらに老け込んでる希ガスのである。


生活保護と名誉と恥

 話は変わって、生活保護(以後ナマポ)についてである。ワタクシの誇る(?)胸襟秀麗、知崇礼卑、泰然自若、剛毅木訥、廓然大公、竜章鳳姿、雲心月性なロンマニアの皆様なら受け取っている方は皆無だと思うし、ワタクシの周囲でも受け取ってる人間は一人もいない。が、ニュースとかで【生活保護、8カ月連続で最多更新】だとか【若者の間で広がる不正受給】とかいうのを見てると、何ちゅーかナマポがナマポとして機能していない希ガスのである。ナマポって本来「ソレを受け取らなきゃマジで死ぬ」って人が恥を忍んで仕方なく受け取る類のモンだと思うのであるが、上記リンク先にある「18歳〜39歳の受給が増えている」ってのを見る限りだと、その前提が崩れ去っているように思えるのである。


 ニッポン人ってのは基本的に”名誉”と”恥”を重んじる民族だとされていて、ソレが各種決まりごとに反映されているのである。ニッポンの刑法が欧米に比べて甘いと言われるのは「ニッポン人なら刑罰の重さ以上に自身の不甲斐なさを恥じるし、己の名誉にかけて再犯はしないはず」という前提があるからなのである。ナマポも同様に「ナマポを受け取ってるヤツは恥を忍んで受け取ってるはず。だから己の名誉にかけてナマポ生活を脱しようとするだろう」という前提→故に無暗に使わないだろうという信頼があるからじゃないかなと思うのである。ところが名誉や恥の無い連中だと【「数々の特典がつく生活保護は働くより得」という若者増加中】だとか【生活保護で回転寿40皿!】になるワケである(笑)ワタクシは鬼ではないので、身寄りのない高齢者、障害者、傷病者がナマポを受け取るのは悪いとは言わん。てゆーか、ナマポは本来そのためにある制度である。


*独裁者による生活保護システム改革案

 が、残念な事に「ニッポン人に恥と名誉を取り戻させる」って根本的解決法は達成が難しいので、何とかしようと思ったら姑息的にナマポのシステムを変えるしかないのである。ワタクシは当初「海外みたいに現物支給かフードスタンプにしちゃえばいい」と思っていたが、とあるロンマニアの方が「特別なクレジットカードを渡してはどうか」という絶好のネタを提供してくれたので、早速採用である(笑)もしもワタクシがニッポンの独裁者だったら、こーゆー風にナマポを支給するであろうという案をまとめてみた:

独裁者ロンによる生活保護システム改革・バージョン1.30(笑)

  • ナマポの支給は特殊なクレジットカード&銀行口座を用いて、口座振り込みという形で支給される。ナマポを受け取る場合、ソレ以外の銀行口座は全て凍結される&新たに口座を開くことは出来ない
  • 通常のカードみたいに現金を引き出すことは不可能。支給金は商品を買う時に、カード払いという形でのみで使える。支払方法は一括払いのみ。家族がいたら、申請した家族の分だけカードが支給される。子供用の場合、月ごとの使用制限を設ける事が可能
  • カードは基本的に生活用品しか買う事が出来ない。酒やタバコなどの恰好品、パチンコやゲーセンなどの娯楽には一切使えない。誕生日や記念日などのイベントの場合は、予め申請して許可を取ることで特別購入許可書を受け取る事が出来る。どのような場合であれ、現金は一切渡されない
  • 各種公共料金も全て特殊口座より引き落としという形で支払われる。つまりナマポ受給者のカネの動きは全てカード&口座を経由していて、ソレは逐次モニタリングされている。不正な使用法があったら注意され、従わなければその分が次回支給分から差し引かれる
  • ナマポ受給を止めた時点で、初めて口座内のカネを現金化できるようになる。一度ナマポ支給を停止した/されたら、最低3ヶ月は(やむを得ない場合を除き)再支給されない
  • ナマポ新システム実施に合わせて、社会復帰&社会参加のためのインフラを更に充実させる

つまり現金で渡すから色々悪用される&使用用途が不透明になるから、色んな問題が起こるワケである。ソレは現物支給やフードスタンプも同じであり、換金されたらソレまでである。だからカードだけを渡し、現金は一切渡さないのである。そうすれば全てのカネの流れを把握できるし、現金化できないから悪用も困難である。限られたモノしか買えないし、使うのも面倒くさいし、遊べないし、何よりそのカードを使うと「あの人ナマポよ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」って囁かれるから羞恥効果抜群である(笑)基本人権?プライバシーの侵害?ワタクシは独裁者ですが、何か文句でも(爆)


 言うまでもないと思うが、ワタクシは未来永劫ナマポのお世話になることは無いと断言する。理由は簡単、ワタクシが生粋のクルマ好きだからである(笑)もっと色んなクルマに乗りたいし、もっと色んなトコを走りたいし、もっとクルマを通じて感動したいからである。でもって、ナマポ貰ったらソレが出来なくなる。だからワタクシは働く。後にも先にもソレだけの話である(爆)クルマに限らず、人間って文化を愛でて育てるからこそ人間なのである。ナマポを受け取るってことは、人間が人間である事をやめるって意味なのである。いくら楽で安心だと言われても、服を着て言葉を喋る動物にはなりたくない。つまりそーゆー事なのである。さて気が付いたらこんなに遅くなってしまったので、撤収するに限る今日この頃であった。