アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「アスリートはポケットに入るお金のために走ることなんて出来ない。心にある希望のため、頭にある夢のために走るしかないんだ」

By エミール・ザトペック


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*二次元→三次元・2012

 ニッポンだと実感が殆ど無いのであるが、今年もまた【GTアカデミー】の季節がやってきたのである。レーサーを夢見るクルマ大好きなゲーマーが、ある日を境にモノホンのレーシングドライバーに変身する。こう書くと「ソレ何てラノベ?」「週刊少年ジャンプの新連載か何か?」と思われるかも知れないが(笑)残念ながら【昨年の優勝者ヤン・マーデンボローのソレ】が示すようにマジな話である。しかも今年は4回目の欧州、2回目の北米に続き、どうやらドイツとロシアでも個別にGTアカデミーを行うそうであるから、こりゃ楽しい事になりそうである。ホントは欧州のが欲しかったのであるが、ソコんトコは流石エンタメ大国アメリカ。第一回北米GTアカデミーのドキュメンタリーがあったので(オール英語&字幕も吹き替えもないので悪しからず)ソレをご参照あれ。





下は19歳から上は40歳まで、会社経営者から無職まで、57000人のゲーマーから選ばれた16人がイギリスのシルバーストーンサーキットにて極限状態でのドラテク、体力、精神力、判断力、センスなどを計5日間試される&篩にかけられて。最終日に生き残った4人によるレースにて優勝したゲーマーが栄光のプロ契約を勝ち取れるというワケである。フツーならワタクシはこーゆーお涙頂戴の臭い青春ドラマは基本アウトオブ眼中なのであるが(笑)何ちゅーか「あのゲーマー達とワタクシは同じゲームで繋がってる」って考えたら、不思議と親近感が沸いてしまうのである(^_^;)今年もどんなドラマが待っているか、今から楽しみなのである。


 この選考会で優勝したのが【ブライアン・ハイコッター(以後ブライアン)】である。上記に「会社経営者から無職まで」と書いたが、その無職が他ならぬブライアンだったりする。一年前に仕事をクビになった人生を模索中の30歳が、1/57000のチャンスをゲットして念願であったレーシングドライバーになったのであるから、コレ以上のシンデレラストーリーがあるであろうか。とは言え、察しの良いロンマニアの方なら既にお気付きかと思われるが、ホントのホントに単なるゲーマーじゃ生き残れないのである(^_^;)今までの優勝者もそうであったが、全員カートや実車での経験があるのであり、ブライアンも例に違わずジムカーナやってて、しかも実績もかなりある。少し考えりゃ分かる事だが、ホントにゲームしかやってないヤツがタイヤのグリップを正確に感じ取って、クルマを限界域でコントロールなんぞ出来るワケが無いのである。古人曰く「ナントカに王道なし」である。


*タクティカルな生徒会

 こーゆーのを観ると「何で医者なんぞやってるんだろうなぁワタクシは(´・ω・`)」とか考えてしまったりするのである(笑)好きな事に打ち込める環境があり、選択肢が色々と用意されていて、好きな事を(悪い事でない&他人や世間に迷惑かけない限り)やらせてくれる家庭環境があれば、ひょっとしたらひょっとしたかもって思ってしまうのである(^_^;)何をどー考えたって、医者はアスペルガーに向いていない(爆)とは言え今更人生やり直す方法もないので、とりあえず医者を続けるっきゃないってのが結論である(-_-;*)ソコでちょっと気分転換にこんなモンを買ってきたのである:

[asin:B003OBMCBW:detail]

タクティカルペンが医者の仕事の何の役に立つんだという怒涛のツッコミが入る事が予想されるので(笑)説明を付け加えておくとしよう。今仕事で使ってるボールペンが切れそう&安物じゃ何となく味気が無いんで、カッコいいボールペンを探してたのである・・・

やっぱ定番のパーカーかモンブランだけど、月並み過ぎてつまらない

面白いボールペンは無いかなとネットを探してみる

ふと【タクティカルペンについての記事】を発見する

ミリタリー好きのワタクシにとって、スミス&ウェッソンなんて正にツボそのもの

気が付いたらアマゾンでポチってた

届いた後に、とてもじゃないが職場に持っていけない事に気付く

/(^o^)\ナンテコッタイ

・・・というワケである(笑)仕事場どころか持ち歩くだけでもヘタしたらアレなので、完全に家の中限定の使用である(^_^;)仕方ないので職場には【タミヤプラモデルファクトリー】で貰ったボールペンでも持っていくとしよう(爆)


言うまでもないが、GTアカデミーともボールペンとも何の関係もない(笑)本編は既に完結していて、外伝もコレにて完結。ドリフのコントを文章化したようなドタバタギャグと狗神煌氏のイラストが好きだったのであるが、ソレも今巻で終わり(´・ω・`)・・・と思ったら、も少しだけ新シリーズが続くので、ファンとしては嬉しい限りである。


*やっぱニッポンGTアカデミーが観たい

 前々から言ってる事であるが、GTアカデミーはただ一つだけ残念なトコがあるのである。ソレは「グランツーリスモシリーズのお膝元であるニッポンじゃ開催されない」という点である。和ゲーなのにニッポンじゃ殆ど盛り上がらず、盛り上がってるのは専ら欧米。まぁモータースポーツが身近にある&歴史の深い欧米と比べるのもアレなのであるが、やっぱファンとしてはニッポンのGTアカデミーが見てみたいのである。ソコで実際やるとして、キャストを勝手に考えてみたのである・・・

審判員(レースでの実績や経験の深い男性2名&女性1名):土屋圭市氏、新井敏弘氏、井原慶子

ゲストアドバイザー(主に元F1ドライバー):鈴木亜久里氏、片山右京

スペシャルゲスト(主に関係者)山内一典氏、及び歴代GTアカデミーチャンピオン

・・・ダメだ、全然盛り上がりそうにないのである(笑)更なる問題は「実車経験も豊富で基本スペックも申し分ないゲーマーが果たして16人も集まるか」である(^_^;)単なるワタクシの偏見以外の何でもないのであるが、何ちゅーかニッポンの上位ランカーだと「レースどころか免許もクルマも持っていない」とか「免許とクルマはあるけど盆栽(弄るだけ弄るけど走らない人)だった」とか「痛車乗りの痛者」とかがマジで少なくなさそうな予感がするのである(爆)まぁ他人の夢はどーでもいいとして、ワタクシはワタクシの現実を生きるっきゃないと改めて思った今日この頃であった。