アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DEATH UNLIMITED

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「悔しさは力だ。神様が与えてくれた試練だ。悔しかったからこそ、自分から変わろうと思ったんだから」

By 長渕剛


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*天才vs天才

 何らかんら言って、やっぱオリンピックの中継は面白い。元々ロジクールについてウィキペディア調べるだけだったのに、3時間後には何故かショパン国際ピアノコンクールの歴代優勝者のリストを延々と見てるようなワタクシである(笑)変わった競技、マイナーな競技ほどワタクシの好奇心を駆り立てて止まないのである。でもって、オリンピックはそのマイナー競技の最高峰でもあるのだから、ソレだけで面白くて見入ってしまうのである。ウサイン・ボルト吉田沙保里なでしこジャパン?犬にでも食われろである(爆)・・・というのは勿論冗談で、面白ければメジャー競技もマイナー競技も全然おkである。前にも言ったが、やっぱ心身を極限まで鍛え上げたアスリートの戦いは観ててワクワクするのである。

 
 そんなアスリートは尊敬こそすれ、バカにするという考えはワタクシにゃ浮かばんのである。オリンピック出場に至るまで努力した選手に対し、何も努力していないワタクシ如きが批評を加えるのは無粋極まりないと思うからである。コレは坂東英二の言葉であるが、ソレがそのまんまワタクシの心中を代弁していたので転載するとしよう:

作家の小中陽太郎さんが、テレビ局の控室でタレントの板東英二さんとプロ野球の中継を見ていた時のことだ。
バントを失敗した選手を小中さんが「下手くそ、プロだろ」となじると、板東さんは「それはちがう、下手じゃない」と庇った。


「いいですか、プロ野球の選手といえば、小学生で天才といわれ、中学に入ってリトルリーグ、高校で甲子園。
 そこで優勝して、二軍に入り、きびしい練習でやっと一軍になった。それで失敗した。何故かわかりますか?」


下手だからと、小中さんが繰り返すと、板東さんは切り返した。
「ちがいます、相手も天才だからです」
この答えには唸らされた、と小中さんは書いている

つまり、そーゆー事である。ワタクシはスポーツ選手など、各界の第一人者の悪口を言っていい(無論、言わないに越したことは無いが)のは、悪口の当該者以上の実績を出した人間に限ると考えている。小林可夢偉は遅いからダメ?じゃあお前さん、可夢偉と同じマシンに乗って、可夢偉以上のラップタイムを刻めるのか?ソレが出来ないのなら「黙って観てろ」がワタクシの答えである。


 ソレじゃ話す事が無くなるじゃないかって?他人の悪口なんか面白くも何ともないジャマイカ。他人の悪口が大好きなヤツってのは、自分に自信が無いヤツと相場が決まってるのである。自分を常時卑下してるから(相対的に)他人が眩しく見えてしまう→他人の粗を探すことで「他人にだって悪いトコはある」って自分を安心させてるだけだからである。自分に自信が無いヤツは何につけてネガティブで消極的だから、そんなのと友達付き合いするだけ時間のムダである。自分に自信を持ってポジティブにやってけば、他人の欠点なんて気にもならなくなる。他人の長所だけを見て、ソレを自分に取り込むことに夢中になって、他人の欠点なんぞどーでもよくなるからである。因みにソースはワタクシ(笑)だからワタクシは喉(てゆーか、ブログなら”手首”かな)まで出かかっても、悪口は基本ネタにしないことにしている。


*タクトレのススメ

 ロンマニアの皆様は”タクティカルトレーニング(以後タクトレ)”という言葉を・・・ソコのモニター前の貴方っm9( ゚д゚)単語をドラッグしてググらない事っ(笑)まぁググれば分かる事だが、よーするに軍や警察のCQBテクニックの練習の事である。昔は軍警察関係者オンリーのソレであったが、最近じゃ民間人でも受講する人が結構いて、ソレが新たなビジネスになってるとかなってないとか。文章だと面倒くさいので、動画で観てもらった方が手っ取り早いであろう:


つまりドラマや映画に出てくるような、ただ単に紙のターゲットを撃つだけのソレとは違い、ちゃんと実戦を想定したソレをタクトレと呼ぶのである。何せ実戦では相手は動くし反撃もしてくるんだから、アホみたいに突っ立ってジックリ狙ってたら即座に蜂の巣だって話である。コレは有名なクリス・コスタがいた頃のマグプル・ダイナミクスのソレである。動画にあるのは軍警察関係者のソレであるが、場所によっては民間人だって受けられるのである。何せアメリカは銃社会→民間人でも銃やタクティカルギア一式を購入可能なんだから、やろうと思えば出来ちゃうのである。スポーツの一種として受講するも良し、護身術として受講するも良しである。


 でもって、ニッポンでも実は一部の人の間では流行っていたりするのである。何せサバゲーの発祥地であり、世界最大のエアガンメーカーである東京マルイのお膝元であり、更にはオタク大国であるニッポンである(笑)実際タクティカルギアの売り上げの3割ぐらいはニッポンへの輸出で成り立ってるらしく、実銃こそないもののニッポンは何気にタクトレが流行りやすい土地柄だったりするのである:


という具合に、ニッポンでもタクトレは楽しめちゃったりするのである。ニッポンはエアガンの種類も豊富で安く、装備一式も実物やレプリカを含め豊富にある→エアガンであることを除けば、全てを再現できちゃうのである。実際ワタクシもタクトレはやった事があったりするのであり、GQBテクニックを知ってるのと知っていないのとじゃ戦力が全然違う。もしもサバゲーがこんな感じのサバゲーマーばかりだったらメチャクチャ戦い甲斐があって楽しいんだろうけど、実際はそうじゃなかったりする(-_-;)サバゲーをマジメにスポーツとして考え、タクトレ含め本格的にやってるのは極一部だけなのである。主な理由としては・・・

  • サバゲーマーには身体能力が低いヤツが少なくないため、タクトレをこなすための体力が無い
  • サバゲーマーにはコミュ障だとか空気読めないヤツが少なくないため、組織だった行動が非常に困難
  • サバゲーを「スポーツ」ではなく「娯楽」と捉える人の方が大多数だから
  • サバゲー自体が未だマイナーで、ちゃんとしたマニュアルやノウハウが決定的に不足している

・・・といったトコである。他にも色々あるが、限が無いのでコレぐらいにしておこう(笑)こう言っちゃアレだが、組織行動が出来て空気の読めるスポーツマンはサバゲーなんぞやらん(爆)空気読めないオタクだから、底辺から努力して上り詰めるのがイヤだから、マイナーな世界以外に居場所が他にないから、フツーの人がまず最初にやるであろうメジャーなスポーツや趣味から脱落して、挙句サバゲーなんぞに流れてくるのである(核爆)やっぱアメリカみたいに銃が身近に存在する→タクトレがリアルで身を守るのに有用な技術になるのとは違い、銃が無くて水も安全も世界トップレベルのニッポンじゃ難しいみたいである(^_^;)さて今日はもう寝たいので、撤収するに限る今日この頃であった。