ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「あなたが人生を終える時、試験に受からなかったことや裁判に勝てなかったこと、商談をまとめられなかったことを悔やむことはないでしょう。悔やむのは、夫や友や子供や親と過ごさなかった時間なのです」
By バーバラ・ブッシュ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*コンプライアンスの21世紀
油塗れのツナギ着たショップオーナーが客に対しタメ口で接して、100諭吉超のチューニング依頼を口約束で気軽にして、当たり前の様に納期を超過して、オマケに追加料金まで要求される。何処の発展途上国だよと言いたくなるようなやり取りであるが、一昔前のクルマのチューニングショップでフツーに行われてた遣り取りである。何故ソレでも成り立ってたかって、チューニングの世界が狭くてマニアックな世界だったからである:
youtu.be
当時はネットも無かったから界隈に入ってくるヤツはソレなりに覚悟を決めたヤツで、ショップ側も世間から弾かれたようなヤツが運営してたから、コンプライアンスのコの字も無かったのである。だからボタンをかけ間違えるとトラブルが頻発するのである。今じゃもうそういうのは激減したっぽいけど、クルマに限らず昭和ってのはそういうのが多かったのである。
サバゲーの世界も似たようなモンである。フィールドやガンショップやってる人は昔からのサバゲーマーが多くて、昔ながらの客層を相手に昔ながらのやり方で接客する場合が少なくないのである。そんなトコにサバゲーブームで、しかもネット経由で気軽に入ってきた今時の若い子達が大勢入ってきたんだから、どうなるか予想が付くってモンである:
youtu.be
コンプライアンスが当たり前の世界の人間が「コンプライアンス?何ソレ美味いの?」な世界の人間とボタンの掛け違いが起こればトラブルになる事必至である(^_^;)ソレ以外にもコネ社会の中にコミュ障が居場所を求めて入ってきたりするなど、サバゲーブームは業界の広がりだけでなく、新しいトラブルの種までも持ち込んでいたのである。まぁコレもマイナーなモンがメジャーになる為の、所謂過渡期とも言えるのである。
*裁判の感想
つい最近、ワタクシも少しだけ火の粉を被った事件の裁判の結審したのである。色々あるんで詳しくは書き切れないが、簡単に言うと上記にある”ボタンの掛け違い”がエスカレートして裁判にまで至っちゃったってヤツである。ワタクシが何故火の粉を被ったかって、その件について「まぁしゃーない、授業料だと思って諦めろ(^Д^)」的な事を言ったら、被告(或いは関係者)と思われるヤツがワタクシのSNSに凸かましてきたのである(笑)ソレがキッカケで原告と知り合う事になったのであるが、ソレはまた別の話である。今改めて思う事は「被告、自己肯定感の低いヤツだったんだろうなぁ(^_^;)」って事である。
自己肯定感の高いヤツは少しぐらい削られても大したダメージは無いから、少しぐらいバカにされても大してキレないモンである。でも自己肯定感がドン底にあるヤツってのは余裕が皆無に等しい→コレ以上失うと生きる意義を失ってしまうから、少しでもバカにされたと感じると身を守る為にガチギレしてくるのである。今回の裁判はトラブルの果てにガチギレした被告が報復行為をエスカレートさせて、一線を越えたが故に裁判になってしまったって事である。ワタクシも自己肯定感低いから何となく分かるのであるが(笑)自己肯定感の低いヤツは自分を弱いと考えていて、常時強いヤツに怯えてて、窮鼠ナントカの心理があるのである。
コレまたワタクシが自己肯定感の低いヤツだから分かる事であるが(笑)自己肯定感の高いヤツの低いヤツの簡単な見分け方が1つあるのである。ソレは「自分や他人を大事にするか否か」である。自己肯定感が低いヤツってのは「自分には価値が無いから、自分のやる事なす事や持ちモンにも価値が無い」って考えてて、テメェの身体や命や持ちモンを大事にしないのである。そして返す刀で「自分の命や仕事や持ちモンには価値が無いんだから、他人のもそうだろ」って考え、他人のソレも大事にしないのである。そして上記にあるように自己肯定感が低いが故に自分の過ちを認められないから、自画自賛と他人の悪口を好むのである。
*サバゲーフィールドという魔境
ワタクシもサバゲー趣味長いから分かるんだけど、やっぱサバゲー界にゃ自己肯定感の低いヤツが実に多いのである。サバゲーの世界ってマイナーで人が少ないから新参者は常にウェルカムな所謂「来る人拒まず」な風潮があり、新参者を増やす為の努力を細々と重ねてきたのである。が、ソレは同時にメジャー趣味世界から弾かれたヤツ、一般社会に溶け込めないヤツなどが流れ込んでくる&ソイツ等も拒まず受け入れる事となり、ソレが後々のトラブルに繋がっていった事も間々あり、今回の裁判もソレと言えるのである。まぁ何ちゅーか、サバゲー界のジレンマってヤツである。
じゃあ今後どうしていったらいいかって、ワタクシとしては「コンプライアンスを徹底する」と「合法的でもマナー違反には凛として対応する」と「でも守るべきモンを守ってる限りは追放したり拒絶したりはしない」の3つを提言する次第である。甘いと言われればソコまでだけど、やっぱ趣味の世界ってそういう社会不適合者や自己肯定感の低いヤツにとっての最後の居場所だったりするかもなのである。だから趣味の世界だけは最低限の決まりを守ってる限り、居場所を与えてやるべきだと思うのである。窮鼠猫を噛む、居場所を奪うという事はそういう事なのだと再認識した今日この頃であった。