アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE AGE OF QUARREL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「体を動かしているときに突拍子もない小説のネタが浮かぶことが多い。どんなに優れたユーモア作家だって、持ちネタだけだと十年はもたない。ユーモアというのは、わりと決まったパターンの繰り返しだから、枯渇しちゃう。ところが、体を動かしているとユーモアの材料にいっぱい出会う」

By 畑正憲


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ストップ・ザ・二重課税

 三菱の益子シャッチョが【自動車取得税と自動車重量税の撤廃を要望している】そうである。ワタクシ的にはこのアイディアに賛成である。クルマは車体価格もそうであるが、維持費がムダにかかるから敬遠されちゃうのである。クルマにガッツリ課税するってのは実はニッポンだけじゃなく、発展途上国では常套手段の一つなのである。発展途上国じゃ「一般庶民にはとても手が届かないクルマ(特に輸入車)買えるヤツ=説明するまでもなく金持ち」ってのがあるから、ソコから「金持ちはガッツリ課税しておk。国民の大多数は反対しない」って考え方になるのである。昔の戦後〜高度成長期のニッポンなら兎も角、今は21世紀である。一般庶民でもクルマ買える時代になったのだから、当然税制もソレに合わせたモンにすべきである。確かにクルマからの税金収入は減るだろうけど、その分消費が増えて経済がより回るようになるのだから十分過ぎるほどペイするはずである。


 欲を言えば車検も撤廃してほしいトコであるが、流石にコレは時期尚早だとワタクシも思う。何故なら、クルマを自分でメンテするのを当たり前だと思っていないヤツが余りにも多いからである。ディーラーが手取り足取りやってくれるのが当たり前だと思っていて、自己責任を問うと大概逆ギレする。だから【ブレーキとアクセルの踏み間違い防止装置を商品化】などというアホな商品の開発にムダなリソースを割かなきゃいけなくなるのである┐( -"-)┌クルマに限った話ではなく、ニッポン人は「痒いトコに手が届く」「言わなくても察してくれる」といった類のサービスが大好きで、当然モノを売る側もソレを徹底的に前に押し出す。ミニバンみたいな下駄車に対して高級車のような対応をしたり、牛丼屋で高級レストランのような接客がある方がおかしいのである。ンでもって、至れり尽くせりが当たり前のようになり過ぎたあまり、顧客の自己責任や礼節が忘れ去られるのである。ソレがキチンと出来なければ、車検を撤廃したトコで整備不良によるアクシデントが頻発→予想外の渋滞が増えて更に不便になるだけだからである。


*案が枯渇した夜に

 サブタイで分かると思うが、ネタ切れである(笑)というワケで、ネタ切れ用の”貯金”を切り崩すとしよう・・・


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その74:○○の恩返し

ある男が怪我をして動けない鳥を見つけた。

「もし、そこのお方。私は鶴です。助けて下さったら恩返しをいたしましょう」


男はその言葉を信じ、鳥を家に連れて帰った。
男の連日連夜の熱心な介護により、鳥は元気を取り戻した。
だが鳥は恩返しをすることなく飛び去って行った。


「恩返しをすると言ったじゃないか!」

鳥の後ろ姿に向かって男が叫ぶと。鳥は振り返って言った。


「すみません。あたしゃ鷺なもので」


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その75:No・56

第二次世界大戦中、アメリカの司令官がニッポンの事を色々とと調べていた。

ある日、その司令官はニッポン研究家を呼びつけ、質問をした。
「ニッポン人は自分の子どもにどうやって名前を付けるんだ?」


研究家は答えた。
「ニッポン人は、生まれた順番を子どもの名前にします。
 例えば、最初の子は“イチロー”、二番目は“ジロー”、三番目が“サブロー”
 以下、 “シロー”、“ゴロー”といった具合です」
「なるほど、それは面白い」


数ヶ月後、その司令官この戦争について悲観的な気持ちとなった。
「こんなに精力的でパワフルな民族に、我々は本当に勝つことができるのだろうか…orz」


その司令官は、対峙している敵の総司令の名前が「山本五十六」であることを知ったのである。


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その76:マヌケ

息子
「お父さん、マヌケってなに?」


父親
「マヌケとは、自分の考えを訳の分からぬ長ったらしい方法で伝えようとするもんだから、
 その話を聞いてる相手に自分の事を分かってもらえない人のことだよ。分かった?」


息子
「わからない」


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その77:女の作り方

ある日、永遠に続くと言われるエデンの園で、アダムが神様に直訴してました。


「神様、悩みがあるのです。」
「いったいそれは何かね、アダム」と神様はやさしく尋ねました。


アダムは答えました。
「神様、私をお創りになり、この素晴らしい動物たちに囲まれた美しいエデンの園を与えてくださった事はよく理解しています。
 しかしながら、私はちっとも幸せじゃないのです」


「それは何故なのかね、アダム」
神様の声が天から響きました。


「神様、この素晴らしい御馳走や、美しい動物たちのいるこの場所を私のためにあてがっていただきましたが、私は孤独なのです」
「そうかそうか、アダム、それならすばらしい解決策がある。お前に『女』と言うものを創ってやろう」
「『女』ですか?それはいったい何ですか?」


神様の声が答えました。
「この『女』と言うのは、知性豊かで、繊細で思いやりがあり、今までに創った中で最も美しい創造物じゃよ。
 その知性の豊かさはお前の欲するものを即座に理解でき、その繊細さや思いやりは、お前の機嫌をおもんばかり幸せにしてくれるのだ。
 そしてその美しさは天国と地上の全てのものに勝るのじゃよ。お前のニーズや期待を全て満たす最高のパートナーとなることであろう」
「申し分ないように思えます」


「ただし、それなりの代償を払ってもらわなくちゃいかん」
「この『女』と言うものに、どんな代償が必要なのでしょうか」
「お前の右腕、右足、片目、片耳が犠牲になる」


これにはアダムもしばらく考え込んでしまいました。かなり長い間深く考えた末、彼は言いました。
「う〜〜む、では肋骨一本の犠牲ならどうなりますか?」


・・・といった今日この頃であった。