アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BELUS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人に勝つ者は力有り、自ら勝つ者は強し」

By 老子


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*米国(ただし仮想現実)最速の男・前篇

 さて、よーやく【GTアカデミーUSA・2012年】の映像が届いたのである。ドイツもそうであったが、アメリカもテレビ番組と連動している→欧州やロシアみたいに早々に優勝者の名前を発表せず、番組が全終了した後に明かされる事になってるのである。既に欧州とロシアとドイツの優勝者はそれぞれ発表されているんで、あとはこのアメリカだけなのである。この各地区で優勝した4人のゲーマー達が来年初めに開催されるドバイ24時間レースでデビューして、ソコからプロドライバーとしてのキャリアを始めるのである。さて、前置きが長くなるのがワタクシの悪いクセなので(笑)早速前半3エピソードの紹介と行こう:

先ずは初日。カートレースとショートサーキットでのZ34によるタイム計測で、最遅タイムだしたヤツとコースアウトしてホイールをガリったヤツが失格。その後のトライアスロンとドリフトで更に4人が失格。初日でいきなり6人が脱落である(^_^;)


2日目はピックアップトラックを使ったダート走行と、飛行機を使ったG体験、ゲーム風のR35を用いたオーバーテイクと、リーフを用いた夜間走行の4つである。特にオーバーテイクのソレは、「グランツーリスモ」シリーズをプレイしてるロンマニアの方ならば思わずニヤリとするはずである。一番えげつないのが、何と言ってもリーフの夜間走行。成績ワーストの3人に審査員が「コレがキミにとって最後のチャンスだ。気合を見せろ」って予めハッパかけてるのである。でもって、そのプレッシャーに負けた1名が脱落。タダでさえ暗くてコースが見えない&乗り慣れない電気自動車なのに、その上更に後ろからパッシングかましまくって煽る。とまぁこんな具合に、最終日まで挑戦者をありとあらゆる困難に叩き落とすのである。


3日目。成長の度合いを確かめるためのZ34によるショートサーキットでのタイム計測。やっぱ前回の優勝者で現在プロドライバーだけあって、ブライアン速過ぎワロタ。その後はGTアカデミー名物の軍事訓練風障害物競走。予想通り長髪のデブが思いっきり足を引っ張った模様。そして最後はゲーム風のピットストップ。以前からプレッシャーに弱かったけどギリギリ抜けてきたヤツがいたが、ソイツも今回でアウトである。


*夢の続き

 こうして3日で挑戦者が16人→8人と半減して、あとの2日間で更に4人減って、最終日に勝ち残った4人で本コースを用いたレースをやって、そのレースの勝者がレッドヘルメットを授与されて、ゲーマーからプロドライバーへとなれるのである。欧州のソレと比べて異様にテレビ向けの演出が多いのがアレだが、コレがアメリカだと考えれば納得行っちゃうから不思議(笑)ワタクシがこのGTアカデミーを好きなのは、何ちゅーかソコに「ゲーマーの夢」が詰まっているからである。レースゲームが好きなヤツならば、誰だって「一度は本物のレースカーに乗って、本物の有名サーキットで本格的なレースに参戦出来たらなぁ〜o(´∀`)o」って考えるはずである。無論、ワタクシだって例外じゃない。ワタクシはもう仕事と社会的地位がある&年齢的にムリ&そもそも実力もセンスも無いので話にならないが(爆)やっぱワタクシと同じような夢を抱く若者たちが、夢を叶えるため懸命に頑張ってる&栄光を得る姿を見るのは素直に嬉しいし、素直に感情輸入できるのである。


 冷めたヤツなんかは「夢は夢、現実は現実」というが、ワタクシはそう思わないのである。どうすれば夢をかなえられるか?答えは「現実を一つ一つ積み上げていくっきゃない」である。現実帆一つ一つクリアしていって、少しづつ自分を高めていけた人が夢をゲットするのである。夢を追いかける事をバカにするヤツってのは相場が決まっている。こーゆー積み重ねをやるだけの気力も根性も無いヤツが、自分を正当化するためにそう言うのである。あと夢を熱く語り過ぎるヤツもワタクシは好きでない。そーゆーヤツってのは「夢を追っかける自分(・∀・)カコイイ!!」って感じに自分に酔ってるだけだからである。夢ってのは確かな目標を持って、余計な事は言わずクールに淡々と積み重ねていくモンだと思うし、そーゆー人をワタクシは尊敬するのである。さて、いくらなんでも今日はもう遅すぎるので、さっさと寝るに限る今日この頃であった。