ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「あなたがたが教えても飛ぶことができない者には、教えてやるがいい。もっと早く落ちることを!」
By フリードリヒ・ニーチェ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*スマホに学ぶ雇用対策
時期が時期だけに、政治社会ネタが多くなるのはミーハーのワタクシとしては仕方ない事である(笑)ワタクシの政治信条は前にも書いた通り「少数派や弱者のための経済成長」である。金持ちが増えてカネを使いまくる事により経済を活性化させた結果、弱者や少数派にもより多くのチャンスと施しが生まれるという考え方である。経済成長のためにはニッポン経済の要である製造業の痛みを伴う改革は避けられないと思うが、でも避けて通れない道だとワタクシは考えている。分かり易く写真で示すと、つまりこーゆー事である:
70年代〜90年代のニッポンの劇的な経済成長ってのは、正にこの上記写真の上の部分にある各種電子機器で世界を席巻したからなのである。でもって今現在のニッポンの不況っってのは、上記写真下部にあるスマホ(及びその他イノベーティブな各種商品)を作れなかったが故に、欧米や新興国などにシェアを奪われたが故なのである。イノベーションが無いのは前々から言ってる通りであるが、もう一つの問題は「ニッポンにはハイエンド製品が少ない」という事なのである。スマホが大々的に普及したら何が起こるか?答えは「その反面で高級化が一層進む」である。スマホの普及以来、カメラ市場では安物デジカメの売り上げが激減した反面で高級な一眼レフの売り上げは逆に上がったというが、つまりそーゆー事である。価格競争ならば今は中国製や韓国製の方が日に日に優勢になってきてるし、かと言って高級品を高い値段で売るためのブランド力も無い。ココが問題なのである。
今のニッポンの経済対策の何がダメかと言ったら、上記写真上部の各種電子機器を作ってる人&その周りにいる連中が利権構造なり既得権益なりを作っちゃって、ソレが足枷になってしまってる点なのである。今の時代にローエンドな単一機器を作ったって売れるワケがない。でも「新しいモンを作る=従来の雇用が失われる可能性がある」って事だから、既得権益がらみの連中が全力で足を引っ張る。そうこうしてる内に外国からスマホとタブレットPCがやって来て、国内の利益を全部海外に持ち去ってしまったって話である:
音楽 → iPhone
ゲーム → iPhone
デジカメ → iPhone
路線図・時刻表 → iPhone
インターネット → iPhone
マンガ → iPad
電子書籍 → iPad
GPS・地図 → iPad
スケジュール管理 → iPad
メモ帳・電話帳・アドレス帳 → iPad
アップル一社&アメリカ一国でコレだけニッポンの産業にダメージを与えてる&利益を海外に持ってかれてるんだから、外国企業を全部合わせたらどんだけだって話である。でもってソレに対して反撃したくても、ニッポンには経済力以外の力(科学力、政治力、外交力、軍事力などなど)に乏しい。ワタクシは右翼でもネトウヨでも何でもないが、ニッポンの国力増強を望んでる理由はこーゆー事ゆえである。
*86/BRZカスタマイズと生徒会
でもってスマホを本格的に作るようになった暁には、雇用されるのはスマホを作れる少数のレベルの高い人達&企業だけになるだろうし、従来の古臭い単一ローエンド機器しか作れない企業や人達は残念ながら退いてもらう&別んトコ行ってもらうっきゃない→失業者が大量に生まれるのは必至だから、痛みを伴う改革は避けて通れないって話である。雇用を守れ?雇用を守ったら皆仲良くビンボーになってしまうだけ・・・ってサヨクはソレが狙いなんだから指摘するだけムダか(笑)まぁ選挙はまだ先の話なんで、ワタクシは今を楽しむとしよう(爆)
新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 上 (富士見ファンタジア文庫)
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という感じにマジ話して茹った脳ミソを冷やすためには、やはりラノベが一番である(笑)この「生徒会の一存」シリーズ本編は既に終了していて、外伝もコレの次で終了である。好きなシリーズが終わってしまった後の虚脱感ってのは、やっぱ何時味わっても良いモンじゃないのである(´・ω・`)まぁソレは仕方ないとして、狗神煌がイラストを担当する新作品に期待である。葵せきなの次の作品?ワタクシは以前から「ラノベは小説付きのイラスト集」と言っていたが、つまりそういう事である(爆)
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たとえば剣道で「竹刀が上手く振れない?だったら人間工学式最新型竹刀だ!」だとか「足捌きが上手く行かない?だったらカーボン製軽量型防具だ!」とか剣道用具店が言いだして商売始めたらどう思うだろうか?マジメに剣道やってる人どころかそうでない人からも「竹刀が振れないのも足捌きが上手く行かないのも、全ては正しい型が身に付いていないからだろ〜が。四の五の言わず稽古しやがれ(#゚Д゚)ゴルァ!!」って怒られてお終いであろう。が、残念な事に、ニッポンのモータースポーツじゃソレが罷り通っているのである。この雑誌が86/BRZを大々的にプッシュするのは良いが、ソレが単なるパーツ屋やとチューニング屋の宣伝に終始するのならばワタクシは全力で反対する次第である。
なんでそうなるのか?答えは「ニッポンじゃモータースポーツは未だにレジャーの枠を出ていないから」じゃないかなとワタクシは思うのである。レジャーの枠を出ないから「楽しければいい」って話になり、楽しければいいから未熟であってもチューニングに簡単に手を染める。もしも剣道で「楽しければソレで良い」なんて口に出そうモンなら、言ったヤツは防具フル装備でマラソンする辛さを身を以って味わう事になるであろう(笑)なぜなら剣道は武道であり、至極マジメなスポーツだからである。だからワタクシは今のチューニング業界は一度自然淘汰を受けるべきだと思うのである。ワタクシが今見ているニッポンのチューニング業界ってのは、どう贔屓目に見ても純粋にモータースポーツを(スポーツという意味で)楽しむための方向性を向いてないとワタクシは捉えているからである。さて、ワタクシはもう眠いので(爆)そろそろ寝させてもらうとする今日この頃であった。