ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「高慢は常にかなりの愚かさに結びついている。高慢は常に破滅の一歩手前で現れる。高慢になる人は既に勝負に負けているのである」
By カール・ヒルティ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*オタクのモノ自慢
オタクの所有物自慢ほどウザいモンはこの世に無い。ワタクシはつくづくそう思うのである。この前ワタクシがサバゲー行った時の話であるが、運悪くその手の自慢好きのサバゲーヲタに絡まれてしまったのである。やれフルカスタムの【トレポン】の良さがどうのこうの、ソレに搭載されてる実物の【ELCANスコープ】や【Trijiconスコープ】の値段がどうのこうの、サイドアームとして携行している【フルカスタムのハンドガン】の飛距離がどうのこうの、ワタクシが迂闊にもトレポンの話を切り出し始めてしまった→脈があると見なされて近づいてきたのであろう(^_^;)偶然傍にいたロンマニアのA氏もこの自慢話に巻き込まれてしまい、オタク特有の一方的な独演会を延々と聞かされるハメになったワケである( ̄〜 ̄;)
流石にもう聞いてられなくなったのか、A氏は立て続けに高価パーツの金額の話が出てきた際に「いや〜、でもロンさんはR35にカネ注ぎ込んでるから、サバゲーに使うカネ無いっしょ」ってそっち方面に話を振る→圧倒的な金額差をチラつかせて、ムリヤリ話を切り上げようとしたのである。するとそのサバゲーヲタは突然目をひん剥いて「自分はプリウスを3年で13万キロ乗ってる!距離乗るから3年ごとに買い替えだし、維持費だって年間100諭吉かかってる!平均して年間200諭吉、年収の半分近くをクルマに使ってる!」と言い出したのである。流石にコレにはワタクシもA氏も唖然としてしまったのである(^_^;)ワタクシは「あのぉ〜(;´▽`A)大変申し訳ありませんが、サーキット通ってればR35はその2〜3倍は使います」という言葉が喉まで出かけたのであるが、流石にややこしいのは勘弁してほしいんで敢えて飲み込んだのである。
よーするにである。あのサバゲーヲタは「自分は最高級品の銃やパーツを惜しみなく購入してる、そのためには一切カネを惜しむことなく投入している」「だから俺ほどの度胸の無い下々の諸君。誰よりもカネを使ってる俺様を崇め奉れ<( ̄^ ̄)>」って言いたいのである。ソレをA氏が「ロンの野郎は分野こそ違えど、アンタ以上にカネを使ってる」と言ってしまったワケであるから、自尊心を傷つけられたと思い込んだサバゲーヲタがブチ切れて、クルマネタで反撃しようと上記のプリウス話を突然切り出したって事なのである。もう上記の話を聞いただけで、そのサバゲーヲタにクルマ趣味も知識も無いことは明らかである。アンタがクルマ趣味に興味を持たず、無難にプリウスを乗り継いでいるように、ワタクシは必要以上の銃やパーツには興味が無い。たったソレだけの話なのだが、オタクにとっては「オタク道=正道にして王道」なんだから、勘違い君が絶えないってワケである┐( -"-)┌
*メタル&ウッド
勘違いしないでほしいのは、ワタクシは別にその類のオタクな世界を完全否定するワケではないという事である。洋服なんて極端な話、しまむらとユニクロとスーツの青山さえあれば十分に事足りるのである(笑)でも世界中には色んなブランドが存在していて、需要だって山ほどある。つまりそーゆー事である。というワケで、ワタクシもつい最近買ったばっかの【iPad Retina】を飾ってみちゃったのである・・・
コレが今まで使ってきたスマートカバーとケースである。流石に1年以上使ってるんで結構ボロボロである
使っていくとこんな風に端がボロボロになって、色々ガタが出てくるのである
スマートカバーの裏側も、この通りもう擦り減ってしまってるのである。
コレはカバーである。因みにソフトバンク製の純正ハードカバーである。悪くは無いのであるが、何ちゅーか無味乾燥過ぎるのである。
ちゅーワケで、iPadの新品に変えたのをキッカケに弄ってみた次第である
オランダの【MINIOT】というメーカーの木製カバーで、素材はマボガニーである。マボガニー以外にもメイプル、チェリー、オークなど計7種類の素材があり、木製だから同じ素材でも模様が1つずつ違う。ソコがまた魅力なのである。
カバーは【CAZE】というメーカーが作ったソレで、厚さはたったの0.8mm。元のデザインの美しさを損なわず、ケースで分厚くなる事もなく、且つカバーとしてシッカリiPadを保護するのである。
カバーには結構強力な磁石が内蔵されてるんで、この様に逆さまにしてもケースが垂れ下がらない(純正のスマートカバーはココんトコが結構弱いから垂れ下がる)のである。
勿論、スマートカバー的な使い方もちゃんとできる。実はカバーの根元にも鉄が埋め込んであって、丸めるとこの形で固定できるのである。
立てる方向にだってご覧の通り無問題である。因みにiPad本体にも【Steinheil】製の保護フィルム(アンチグレア)が貼られているので、いざという時にも大丈夫・・・だと思うのである(笑)
何ちゅーか、やっぱ拘るなら金属と木なのである。プラスチックや布は確かに実用的だし値段も安い。が、やはり何をどうやっても「実用的で安い」以上の価値を見出せないのである(^_^;)やっぱ毎日使うモンだからこそ、細かいトコへのこだわりが欠かせないと思うのである。一回で得られる満足感は低くても、ソレが毎日使うモンなら話は別である。その些細な満足感が毎日積み重なると、ソレがやがて愛着へと変わるのである。俗に高級品と呼ばれる品々が、人々から熱い支持を受ける理由が正にコレだと思うのである。だから日常的に使うモノ、日常に欠かせないモノほどワタクシは拘るのである。他人に見せて自慢するワケでもなく、ブログに掲載して「イイね!」ボタンを押してもらうためでもなく、ワタクシがソレで満足できるからやってるのである。ワタクシ的にはワタクシが満足できればソレで無問題なんで、他人に認めてもらう必要なんぞ殆ど無いのである。
*不足こそモノの必要也
話は元に戻るが、モノ自慢ばかりするヤツってのは相場が決まってるのである。テメェに自信が無いヤツであり、自信が無いからモノで補おうとしてるのである。本来高級品やチューニングやカスタマイズなんてのは、ソレを扱うだけの能力を持った人間が”必要だから”使うのである。ただ能力ってヤツはを得るためには根気強い鍛錬と忍耐力を要する&忍耐して鍛錬を積んでも必ずしも得られるモンではないのである。が、モノはカネさえあれば買えちゃうのであり、モノを持つ事で自分や他人に「能力がある」って思わせられるからである。でもって、カネってのは手段さえ選ばなければ思ったより簡単に手に入る。カードローン、キャッシング、サラ金、闇金、ソレこそ色々方法はあるし、いざという時には腎臓は片方あれば&肝臓は1/3あれば事足りる(笑)だからワタクシは実力を磨かずにモノ自慢ばかりするヤツを決して尊敬しないのである。
コレは”師匠”からの受け売りであるが、個性だとかセンスだとかは意図的に作るモンじゃないのである。自分に最も適したやり方、自分の一番好きな方法論を突き詰めて、己を鍛え上げて行けば勝手に出てくるモンなのである。鍛え上げて精進してる内に自ずと安物じゃ役不足になるから、そうすると高級品やチューニングなどの採用が初めて活きるのである。そういう人は傍から見てもカッコ良いと思うし、そういう人に「高級品は良いぞう、お前も高級品が似合うヤツになれ」って言われたら寧ろ納得できるってモンである。でも残念な事にサバゲーもクルマも趣味の分野は何でもそうであるが、こーゆーホントの意味で個性的な人間ってのは実に少ないのである(-_-;)古今東西どの趣味の世界でも、自慢話はそんじょそこらをカラスみたいに群れを成して飛び交いまくっているのである。さて明日が休日とはいえいくらなんでも遅すぎるので、コレぐらいにしたい今日この頃であった。