アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BALANCE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「まだ日は明るい。男なら働くがいい!やがて、だれも働けない夜が来る」

By ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*猛特訓のウソ

 今日は特にやる事無かったんで、久しぶりに【ネオ・スピードパーク】走りに行ってきたのである。ダルビッシュは「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ」と言ったらしいのであるが、至極正論だと思うのである。実車でもカートでも走りまくってたGDB時代とは違い、たまにしか走らないけどシッカリ考えて走る今の方が一回で学べる事が多いし、タイムの伸びも良い。実際走るのはホントに8か月ぶりだけど、あっさりベストタイム更新してしまったからである。ぶっちゃけた話、頻繁に通う事によって変わるのはタイミングだとか感覚だとかいった各論的な部分だけであり、総論的な部分はシッカリ考えなきゃ分からんのである。R35に乗り換えた当初は「維持費が高過ぎて頻繁に走れない(;´Д`)」と嘆いたモンであるが、頻繁に走れない事が逆に走れる機会を大事にする&クルマを労わって走ることに繋がり、ソレがそのまんま走りの質の向上に繋がってるのであるから、何ちゅーか結果オーライなのである。


 さて今日で正月三が日も終わり。長いようで短い休養期間は終わりを告げ、明日から本格的な労働シーズンの始まりである(-_-;)今のワタクシの心境は複雑過ぎて、文章で表そうと思ったらアップロード限界以上のソレを必要とするであろう(笑)ちゅーワケで、そんなワタクシの魂の叫びを・・・

・・・画像を使って表現してみた次第である(笑)とは言っても働かなきゃクルマ乗れないんで、働かざるを得ないのである( ̄〜 ̄;)こう言っちゃなんだが、大人は子供に現実を見せるべきである。ガキの頃に「頑張ればきっと夢は叶う」だとか「好きな事を貫きなさい」とか言うのは勿論大事だけど、ちゃんと「ただし、頑張っても叶わない人の方が多い」「好きな事を貫きたくても、カネが無きゃ貫けない」って事実も教えなきゃダメだって話である(爆)さもないと大人になって社会に幻滅して、そのまんま理想や綺麗事を垂れて精神の優位性を保ってるだけのニートになる(核爆)


*オカルトに挑戦

 ジャンルの偏りが激しいのがアレであるが、ワタクシは音楽好きである。アスペだから音のイメージを作れず演奏はてんでダメで、音楽が表現しようとしてる事もロクに分からないが、ソレでも音楽好きである(笑)流石にオーディオに何百、何千諭吉も注ぎ込むようなマニアではないが、オーディオ機器はソレなりに凝ればソレなりの結果は出る。流石に30諭吉と3諭吉のハイエンド同士じゃ違いは全然分からんが、3諭吉と0.3諭吉の安物とハイエンドじゃ明らかに音は変わる。アキバなんかで廉価版から高級品のヘッドホンを試聴できるショップが何か所かあるのであるが、ソコにスマホを持って行って聴き比べしてみると良いと思うのである。というワケで、今回面白いモンを買ってみたのである:

コレ何に使うモンかと言ったら、パソコン本体とDACを結ぶPCオーディオ用のケーブルである。ワタクシが現在使ってるのが【BOSE Companion5】であり、コレはサブウーファーDACも兼ねているのである。でもって、純正のUSBケーブルをこの手の高級USBケーブルに交換して音質の向上を図っちゃおうって話である。ネットや文献などで検索した結果「このケーブルを交換する事で音が良くなった」とする報告が多数あったので、ダメ元と伊達と酔狂で買っちゃったワケである(笑)


 コレに関しちゃ眉唾モンだという事も、殆どの人が言う「エレキギターのシールドみたいにアナログ信号を伝えるのなら兎も角、デジタルに音質もへったくれもない」という言い分があるのも分かってるが、何ちゅーか「気が付いたら買っちゃってた」ってのが真相である(笑)で、ワタクシが実際に試してみた結果としては「ホントに微妙だけど、音がクリアーになった」である。とは言え決して安くないUSBケーブル→ケチなワタクシの事だからプラシーボが存分に入ってる可能性が高いので(爆)購入後も純正ケーブル⇔高級ケーブルと交換しながら音を聴き比べてみたのである。でもやっぱり結論としては「やっぱ高級ケーブルの方が(・∀・)イイ!!」になるのである(^_^;)パッと最初に聴いた分では違いが無いように感じるのに、長く聴き込めば聴き込むほど「高級ケーブル>純正ケーブル」って感じるのである。この謎が早速ワタクシのオタク心に新年早々火をつけたんで(核爆)色々調べてみたのである。


*オカルトの正体

 でもってワタクシが導き出した結論は「変わるのはデータの質ではなく、データの転送速度」である。クルマの中でFMトランスミッターBluetooth使って無線で音楽聴いてると、時々音が小さくなったり歪んだりする”音飛び”と原理は同じである。音楽ファイルのサイズが大き過ぎたり、あるいはデータを転送する際の経路が遅過ぎたりすると、データが不完全なまま再生される→音の細かい部分が再現されなくなり、結果として音質低下を招いてるのである。そしてソレと同じ事が、PC本体とDACを結ぶUSBケーブルにもあるんじゃないかなと思うのである。高級ケーブルと汎用ケーブルの最大の違いは素材である。高級ケーブルは無酸素銅とか銀とかを用いる事により、抵抗を減らして転送速度を上げている。よーするに「音が良くなる」のではなく「確実に音楽データを送り切れる」のである。だから結果として音質が終始安定し、ソレを「音が良くなった」と思い込んでるのである。


 そう、つまり上記の「長く聴き込めば聴き込むほど高級ケーブルが良く感じる」ってのは、データ転送が確実だから音質が終始安定しているからそう思ってしまうってのがワタクシの結論である。だったらオーディオマニアが「ケーブル変えたら明らかに音が良くなった」って言うのも納得いく話になるのである。ワタクシはAACで聴いてるから大して変わらないが、拘る人はロスレスとかWAVといった高音質の重たいデータを用いてる→転送速度がそのまんま音質に繋がるからである。でもワタクシはAACをメインで使ってる&聴く音楽もメタルだとかパンクだとかアニソンとかなので、ココまでで充分であろう(笑)ワタクシは今の音質で十分満足&ソレを安定して聴ければ十分なので、コレ以上のこだわりはカネをドブに捨てるだけである。だったらそのカネをガソリンやタイヤに回した方が有意義ってモンである。こうして新年早々ムダで役に立たない知識を増やして(爆)明日の仕事に臨む今日この頃であった。