アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DEAD THRONE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「私は偉大なアーティストでも、偉大なアニメーターでも決してない。私のまわりには、いつも私より優れた技術を持った人たちが、私の代わりに働いている。私は新しいことを考え出すアイディアマンだ」

By ウォルト・ディズニー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ネタ切れハリウッドの憂鬱

 今に始まった事ではないが、最近のハリウッド映画は退屈なのである( ̄〜 ̄)特殊効果だとかアクションシーンだとかの刺激的演出は相変わらずなんだけど、何ちゅーかネタが毎回同じなのである。マッチョでカッコ良い主人公が銃をブッ放しながら可憐でセクシーなヒロインを守りつつ、最後は敵の親玉をムダにハデな方法で倒して最後はキスシーン。最近の売れ筋の映画は大概コレである(笑)多分その事はハリウッドの脚本家も気付いてるのかどうかは定かではないが、最近ニッポン作品のハリウッド映画化版権獲得の話が多いのである。が、ワタクシ的には【AKIRA実写映画化】と【マクロス実写化】は地雷臭がプンプンするんで止めといた方が良いと思うのである。何ちゅーか、ニッポン人ならではの感性、ニッポン人ならではの美意識ってのが、ニッポンを舞台にするor主役がニッポン人だという時点で自ずと現れるのである。だから単純に舞台や主人公の国籍を変えたりしたら、ソレこそその作品の醍醐味が薄れてしまうのである。


 あの貞子で有名な「リング」をリメイクした時イマイチだったのは、アメリカ式住宅が広かったからだそうである。狭くて小さいニッポン式家屋が「閉じ込められた、逃げ場がない」って恐怖感を更に煽る→広くてデカいアメリカ式家屋じゃ恐怖は半減するって話である。でも【メタルギアソリッド実写映画化】と【スペースコブラ実写映画化】はワタクシ的に楽しみだったりする。両作品ともニッポン原作だが、舞台はニッポンじゃない&主人公がニッポン人じゃないからである。だから逆にハリウッドで実写化した方がシックリ来るし、ハリウッド的な演出が原作の面白さに上手く作用する事が見込めるからである。てゆーか、ニッポン人が演じるソリッド・スネークコブラなんぞ貧弱すぎて観てられないって話である(笑)ニッポンが舞台&主人公がニッポン人の作品はソレこそニッポンが積極的にやるべきなんだけど、邦画はソコんトコ全然ダメなんよねぇ〜(´Д`)


*暗殺者vsサイボーグ

 ニッポンで映画化しようと思っても再現するための映像技術が全然無くて、俳優もゴリ押しばかりである。例えばファーストガンダムを実写化するとして、ジャニタレ演じるアムロ剛力彩芽演じるセイラさんが観たいかって話である(笑)ワタクシは勿論冗談で言ってるが、本気でやりかねないから怖いのである(^_^;)さてアマゾンでポチッてたブツが来たので紹介するとしよう:

洋ゲーである。タイトルが示すようにヒットマン、つまり暗殺者が主役のゲームである。このシリーズの面白さは何と言っても「目的を達成するための自由度」である。例えばの話である。ターゲットはとあるマフィアのボス。でもそのボスは用心深くて、大勢のボディーガードにより護衛された邸宅から基本的に出て来ない。さて、ターゲットを暗殺するにはどうすればいいか:

  1. ターミネーターよろしく真正面から堂々と突撃して無双する
  2. 狙撃ポイントを確保して、遠距離からスナイパーライフルで狙撃
  3. 料理人に変装して厨房に忍び込み、メシに毒物を混入する
  4. ボスのクルマに爆弾を仕掛け、乗り込んだトコを起爆する
  5. ボディーガードに戦争して邸宅に忍び込み、一人になったボスを音のしない武器で暗殺する

さて正解はどれでしょう。察しの良いロンマニアの方ならお分かりかと思うが、答えは「ボスを抹殺&無事に撤収さえできれば何でもおk」である。勿論選ぶ手段によって難易度は変わる&クリアー後に得られる評価も当然変化するが、ソレをどうするかはプレイヤー次第って話である。ゲーム的には「バレなければバレないほど」「ターゲット以外の被害が少なければ少ないほど」「使用する弾薬等の消耗品が少なければ少ないほど」高いから、最高に評価が高くなる方法でいばらの道を行くも良し。一番難易度の低い方法を選んで楽するのも良し、自分のこだわりスタイルを貫くも良し。全てはプレイヤー次第なのである。コレを「何をしたらいいか分からないから不親切」と思うか「自分の好きなやり方を見つけるのが楽しい」と思うかはロンマニアの皆様次第だが、ワタクシは断然後者である。


 ワタクシが和ゲーの気に入らない点が正にコレなのである。ワタクシはド腐れ外道になりたいにも関わらず、主人公と同様の正義の道を強制的に歩まされるのである(笑)でもって救いたくもない人質のために武器を捨てるハメになり、そのせいで陥りたくないピンチに陥る事を強いられ、ムダな回り道や苦労を味わわなきゃいけないから、ゲームを楽しむはずがストレスマッハなのである(爆)でも何だかんだ言って和ゲーのストーリーは好きなので、和ゲーは何だかんだで買ってしまうのである:

ワタクシは「メタルギア」シリーズのファンなので、当然コレも予約済みだったりする。正確に言うとコレは外伝で、ゲーム性もシリーズとは全く違うソレなのだが、気になるんだからしゃーないって話である(笑)本命は【メタルギアソリッド・グラウンドゼロズ】で、コレこそが和ゲーと洋ゲーの良いトコ取りの大傑作になるんじゃないかと期待してるのであるが、まぁ期待し過ぎると大概ロクな事が無いんで(爆)


 何ちゅーか、ワタクシは自分のやりたいようにやるのが好きである。登山は自分の手足だけで登頂する事に意義があるように、苦労しようが失敗しまくろうが他人から笑われまくろうが、自力で”正解”を見つける事を楽しむのが好きである・・・まぁ、しょっちゅうズルはするけどね(笑)だからゲームにおいても、自分のやりたいように出来るゲームが大好きである。ワタクシが洋ゲーなどの自由度の高いゲームを好むのは、つまりそーゆー事である。ところが和ゲーってヤツは、ソコんトコの選択肢をワタクシに与えてくれない。確かに主人公の行動は清く正しくて正解なんだろうけど、ヘリコプターで直接山頂に降り立つ登山が面白くも何ともないのと同様に、他人から”正解”を押し付けられるのは楽しくないから面白くない。長い目で見れば失敗って面白いんだけど、ニッポン人は面子や体裁に五月蠅過ぎである。さてゲームの続きがしたいんで、お暇したいと思う今日この頃であった。