ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「芸術に賭けようとするくらいの人間なら、自己愛と自己嫌悪は猛烈に渦巻いている筈だ。それを殺すことはない。もっともっと激しくのたうち、からみ合わせる。その相克は人間の究極のドラマだ。しかし、乗り越える方法はある。乗り越えなければならない。それが芸術なんだ」
Ｂｙ 岡本太郎
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊最近オフ会はご無沙汰
サブタイはそのまんま、書いて字の如くである（笑）昔はオフ会だとかサバゲーの定例会だとか、人が集まるイベントには良く行ってたモンである。何ちゅーか、趣味の話を沢山するのが単純に楽しかったからである。じゃあ今は楽しくないのかって？勿論答えは「今でも楽しい」である。オタクの性として趣味話ほどエキサイトするモンは無いからであり、そしてワタクシはオタクだからである（爆）つまりワタクシが参加するオフ会やら定例会やらってのは、自然とオタクの会合になってしまうのである(^_^;)前乗ってたクルマがGDB→典型的なオタク御用達のクルマであり、でもってサバゲーも典型的なオタク趣味の一つである。趣味そのものには問題ない＆今でも凄く楽しいと思えるのであるが、問題は参加者である。オタクと会話するのが面倒くさくなってしまってるのである。「好き」でも「嫌い」でもなく「面倒くさい」である。
というのも、オタクの会合ってのは最後には所有物自慢になってくるからである。所有物自慢はオタクでなくとも多かれ少なかれ誰でもやるモンであるが、オタクのソレは際立ってるのである(^_^;)言っちゃ悪いが、オタクってのはフツーのコミュニティーから外れてしまったヤツが少なくない。はぐれた理由は色々あるが、一番多いのが「人間的魅力が不足していた」である。その魅力不足を補うため、あるいはソレに対するアンチテーゼとして、オタクはモノと知識に対する執着を見せるのである。でもって、リア充が話術やルックスやセンスなどで他者を惹き付けようとするのと同様の理由で、オタクはモノと知識で人を惹き付けようとするのである。だからオフ会とか定例会なんかに行くと、大概は自慢合戦になってしまうのであり、ワタクシはソレを不毛に感じてしまうのである。「良い」か「悪い」かではなく「不毛」なのである。
＊チキンゲームと自己鍛錬
何故不毛なのかと言えば、オタクが自慢したがる知識やモノってのは、全部カネで買えるからである。リア充的な話術やルックスやセンスとかは鍛えたり磨かなきゃ身に付かない→故に価値があるのであるが、知識やモノってのはカネさえあれば誰でも手に入る。つまりカネさえ出せば誰もがスターになれるって事であり、コンプレックスやルサンチマンが強いヤツほどこの方法を選ぶのである。カネ出せる事に価値がある？。例えばコレがスーパーカーや豪邸だったら、ソレを買える時点で人間的魅力や能力の証明になるから、ムカつくがおｋである（笑）だがエアガンやニッポン車、テメーはダメだ（爆）ニッポン人の平均年収が約４１０諭吉。つまりサバゲーオタやスバヲタの自慢ってのは、その気になりゃ誰でもできる自慢だからである。今現在支払い能力が無くても鬼ローン組めばおｋだし、腎臓も角膜も２つある＆肝臓は１/３残ってれば生命活動は維持できるし（核爆）
平均的な収入のニッポン人であれば誰にでも出来る価値の無い自慢なのであるが、どうやら当の本人たちにとってはソレが全てらしいのである(^_^;)何ちゅーか、生活費を削りに削って趣味にブチ込む自分に酔ってて、ソレを見て憐れんでほしいって感じなのである。分かり易く言うと「俺はコレに全身全霊賭けている。俺はコレにココまで犠牲にする覚悟がある。だから俺を尊敬しろ、俺を崇め奉れ下さいオナシャス」ってトコであろうか（笑）ワタクシに言わせれば、そーゆー自慢をするヤツってのは「本気でその趣味が好き」なんじゃなくて「趣味に傾倒してる自分が好き」な自己愛のナルシストなのである。ワタクシがこの手のヤツを嫌うのは自己愛的な性格（詳しくは”自己愛人格障害”でググってちょ）とその背景にある強烈なコンプレックスとルサンチマンもそうであるが、趣味を冒涜されたような気分になるからである。
そんなチキンゲームじみた自慢合戦がイヤだから、ワタクシはオフ会だとか定例会だとかに顔を出すのが億劫になってしまったのである。クルマは年１回のR's Meetingに出る程度で、あとはサーキットや行きつけのショップで見知った人と会話する程度だし、サバゲーも行きつけのフィールドで気の合う人達数名と言葉を交わす程度である。ワタクシはただ単に同好の志と語り合って造詣を深め合いたいだけであり、ソレ以上でもソレ以下でもないからである。こう言っちゃアレだが、ワタクシはグループや派閥に関わる事にも、馴れ合いをする事にも全く興味は無い。ワタクシが興味あるのは「趣味を通じて己を高める」の一点だけであり、コネだとか仲間だとかは副次的に出来るモンだと考えてる→出来ないんだったら出来ないでしゃーないぐらいにしか考えていない。もうココまで書けば分かると思うが、かく言うワタクシもマトモではないのである（笑）
＊アスペのオフ会論
無論、ワタクシも知ってるつもりである。オフ会ってのは単なる同好の志が趣味について語り合う場だけではなく、仲間を増やしたりコネを作る場だという事も。大きな一体感が強い興奮を巻き起こす事も。人間が感情で動くナマモノである以上、虚栄心とは言え褒める必要があるって事も。でもそんなモン、アスペルガーのワタクシにゃ関係ない話である（笑）ワタクシはその事を「知ってるか？」と問われたら「イエス」と答えるが、でも「理解してるのか？」と問われたら堂々と「ノー！」と答える次第である（爆）だから必要だと分かっていても、ワタクシには関わる術が無いんだっちゅー話である。ソレをムリヤリ分かった振りしてやろうとしても、どうやらフツーに方にはバレてるっぽいのである(^_^;)現に思いっきりヨイショして機嫌取ったつもりでも、その後話が全然進まなかったりする。多分、本心でない事がアッサリ見破られたのであろう（核爆）
だからオフ会とか定例会に頻繁に出て、仲間やコネを沢山作る必要が殆ど生じないのである。発達障害の無い、あるいはあったとしてもごく軽度な人だったら、仲間を作ったり一体感を味わえるから、さぞ楽しいのであろう。でもワタクシにゃ「皆と一体化する」ってイメージが全く湧かないし、他人に褒めてもらう事を渇望しないし、他人を認めてあげる事にも関心が無い。フツーの人には分かり難いかも知れないが、コレがアスペの世界なのである。こう言っちゃアレであるが、ワタクシが「他人との絆は重要」って考えるのも、本能的に他人を欲しいてるからじゃなくて「他人と一緒偉いた方が、何をするにしても便利だから」っていう打算から生まれてる希ガスのである(^_^;)もしも人間が１人で生きていけるナマモノだったら、ワタクシ的にゃ天国だっちゅー話である（笑）さて休日とはいえバカ話もアレなんで、さっさと切り上げるに限る今日この頃であった。
