ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「人は、全世界の問題を解決するようには生まれていないだろう。しかし、自分の限られた理解の中でも、やらなければいけないことは見出せるはず」
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*マニア受けとオタク受け
マニア受けする事は良い事だけど、オタク受けはNG。コレこそが、今年度早々に得られた新たな悟りである(笑)分かり易くクルマで例えると、マニア受けするメーカーの代表の一つであるポルシェと、オタク受けするメーカーの代表の一つであるスバル。そのオーナーの違いを見れば一目瞭然だと思うのである(爆)あくまでワタクシの独断と偏見であるが、ポルシェオーナーやってる人ってのは、他の車種も一通り乗ってる&持ってる上で、敢えてポルシェを選んでるって感じなのである。が、スバヲタってのはビックリするぐらいスバル車にしか乗らないモンなのである( ̄〜 ̄)ワタクシも元スバヲタなので気持ちは分かるが(核爆)今となってはソレが如何に偏屈な考えかという事を知ってしまった次第である。
そもそも経済的なアレが違うって?が、その経済的格差を生み出してるのも、そのオーナーが「マニア気質」なのか「オタク気質」なのかの違いだともワタクシは考えるのである。ワタクシは「世の中を動かすのはマニアであり、オタクではない」と考えている。でもって、世の中を動かせるような人間の元には自ずとカネが集まってきて、カネが集まってくれば高価なポルシェが買えるってワケである。一方スバル車は「ニッポン人の一人当たりのGDPが410諭吉」とだけ言っておくとしよう(笑)来週の今頃は【新型WRX-STIがデトロイトモーターショーでデビューする】との事であるが、速さ云々もそうであるが、脱オタク車となるかどうかもワタクシの関心であったりもする。
*マニアの世界とオタクの世界
マニアとオタクの違いは何処にあるか?ワタクシはその一つに「世界の広さ」があると思うのである。例えば【鉄ヲタのソレ】とか【ジャニヲタのソレ】とか、あと児ポ法のソレもそうであるが、共通点として「世界が極端に狭い」ってトコのあるのである。話を長くするのもアレなんで、簡単にまとめを作ってみた次第である:
マニアの世界 オタクの世界 ──────────────────────── ──────────────────────── 特定の事に強い関心を持つ 特定の事にしか関心を持たない 趣味は自分の世界の一部で、無くなっても平気 趣味は自分の世界の全て。無くなったら死ねる ソレ以外の世界にも関心と敬意を示す 自分の世界以外には関心も敬意も示さない 自分が趣味を支配しコントロールしている 自分が趣味に支配されコントロールされてる 余所者に対しても寛容で、異論や批判も受け入れられる 余所者には基本冷たく、異論や批判は許さない 社会や世間に対し肯定的で、他人を信用している 信じられるのはオタク仲間と所属コミュニティだけ 意外と周囲の称賛と理解は然程求めていない 実は周囲の称賛と理解を強く求めている 自分の世界の更なる繁栄と成長を望んでいる 自分が楽しければ永遠のそのままで良い
ワタクシが何故「世の中を動かすのはマニアであり、オタクではない」と言ったのか、その理由がお分かり頂けたと思うのである。テメェの殻の中に閉じこもって、テメェにしか通じないネタで盛り上がって、テメェだけ良ければ良いって考えてるようなヤツに、とてもじゃないが世の中なんぞ動かせっこないからである。オタクって人種は他人に対して「自分達を理解しないのは偏見であり差別だ」というが、じゃあテメェ等はオタクでない人々の事を理解してるのかって話である。そうそう、以前にも同じような事を書いたので、一部被るがソレも再掲載するとしよう:
マニア オタク ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 特定の事柄に対し強い関心を抱いてるだけで . 人間的に問題アリなのが少なくなく、ソレゆえに 基本的に一般人と変わりない 出来る趣味が限定されるため、ソレをやってる 基本的に一般人だから、人間関係に問題は無い .. 人間的に問題アリのため、人間関係も基本ダメ 周りを気にするから見た目も悪くない .. 周りを気にしないからルックスもダメ 日常的に人と交わってるからコモンセンスがある ... 基本的にぼっちだからコモンセンスが不足してる ルールやマナーに関しても一般常識を弁えてる .. ルールとマナーに関しても自己中心的に考える 自分の行動は自分や仲間だけでなく、部外者も . 自分と仲間だけで世界が完結しているため 意識の範疇に入っている ... 部外者がどう捉えるかを考慮していない 積極的な理由で好きになった趣味だから愛着があり .. 消極的な理由でやってる趣味だから愛着もなく 苦しくても長年やっていく傾向がある . 飽きたらすぐに趣向を変える 人間的に出来ているため収入は多い方 人間的にダメだから収入も少ない 良い意味で子供っぽい 正真正銘ただのガキ 正真正銘コンテンツを愛している コンテンツは自己愛を表現するための手段
だから当ブログ読者の皆様は「ロン”マニア”」であり、決して「ロン”オタク”」ではないのである(笑)要するにオタクやるヤツってのは、非常に後ろ向きな理由でオタクやってるのである。自分の知り合いにこの手のヤツが居て、ソイツは社民党を「児ポ法に反対してる」という理由だけで応援してるのだが、正にコレこそが典型的なオタク思考なのである。テメェの世界さえ守れれば、ニッポン社会がどうなろうが知ったこっちゃない。こんな思考パターンだったら、そりゃ周りから嫌われて当然である┐(´д`)┌
*さぁ、我慢しよう
脱オタクしてマニアになるには何が必要か?ワタクシは「我慢」だと思うのである。異論を受け入れるのも、批判に耐えるのも、他人と上手くやってくのも、全てにおいて我慢が必要だからである。好きな事をやるために、何故我慢しなくちゃならないかって?答えは「我慢の先に繁栄と平和があるから」である。人間ってのは突き詰めれば、根本的に全員違うモンなのである。だから人間我慢しなくなれば、最後の最後には自分以外を全否定する事になってしまう。どんな分野でもそうであるが「皆でワイワイ楽しくやろう」系のサークルが長続きしない場合が多いのは、楽しさを前に押し出し過ぎるからである。我慢しないから自分以外を許容できなくなって、結果楽しくなくなってしまう。
我慢ってのは、いわば信号や速度規制みたいなモンである。特にクルマで飛ばすのが大好きな人にとっては、信号や速度規制ほどウザいモンは無いであろう(笑)でも規制が無くなって各々が好き勝手に走るようになったら、ソレこそ逆に走り難くなってしまうであろう。人間関係も然りである。余計な自己顕示を我慢して。使えない知識自慢も我慢して、知ったこっちゃない権利主張を我慢して、オタクに不寛容な世の中に対する怒りも我慢して、自己満足に浸るのも我慢して、必要ならば自分が楽しむのも我慢する。そうやって初めて、他人を理解できるってモンなのである。さてかく言うワタクシも我慢できてるかと言えば疑問符が付くので(爆)バレる前にトンズラしようと思う今日この頃であった。