アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BLOOD ON ICE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「貧となり富となる。偶然にあらず、富も因て来る処あり、貧も因て来る処あり。人皆貨財は富者の処に集まると思へども然らず。節約なる処と勉強する所に集まるなり」

By 二宮尊徳


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*雪にご用心

 ネットとか雑誌なんか見ると、未だに「水野和敏氏なき今、GT-Rは何処へ向かうのか」的なネタが未だチラホラ見られるが、前にも言ったようにワタクシは心配なんぞミジンコ程もしちゃいない次第である。もう現行R35の最終進化版と言われる14年モデルも既に仕上がっていて、水野氏の後継者も既に決まっていて、次期GT-R(R36?)も既に開発が始まっていて、噂では2017年頃にお披露目するとか何とか。だから予定通りなら消費税上がる前に14年モデルまたはR35-NISMOに乗り換えて、その後はマイナーチェンジ後(どんなクルマでも最初期モデルは必ずトラブルが頻発するから)のR36か、あるいはその時には既に登場している次期NSXか、あるいは思い切って外車である。でもって、コレが恐らく最後の水野節となるであろう動画である:

茨城は別名「関東の北海道」と呼ばれるが、雪は殆ど積もらない。コレ豆である(笑)だからR35の雪道走行が云々言われても、雪道どころかスタッドレスタイヤの世話にすらなった事が無いワタクシにとっちゃ、非常にどーでもよかったりする(^_^;)ただココで言う「路面μが低くても安心」ってのはガチ。R35はバランスがすんごい良いから、雪道でもシッカリ加速してシッカリ止まれる。そうそう、雪道と言えば、昔こんな事があったのを思い出す・・・

積雪の中クルマを走らす

信号が赤だったので、フツーにブレーキングしてクルマを止める

後続車もワタクシがブレーキかけたのを見て、同時にブレーキを踏む

ワタクシの愛車は止まったけど、後続車は全然止まらない

そのまんまカマ掘られる

/^o^\フッジッサーン

・・・という事である。だから「雪道でも安心」ってのはウソでも何でもないのである。ただ問題はR35専用スタッドレスタイヤは決して安くない&ランフラットタイヤだから、場合によってはホイールごと購入しなくちゃいけない場合もある→ヘタしたら120諭吉ぐらいかかるって話である。だったら中古の軽自動車買ってスタッドレス履かせた方が遥かに良いし、ワタクシだって雪国に住んでたら間違いなくそうする。あと雪国在住経験のあるのロンマニアの方ならお分かりかと思うが、雪上走行で問題なのは平坦ではない場所&新雪の上をどう走破するかである。そう考えると、やっぱ雪国ならばクロカンSUVが一番なのである。


*何が故に君は学ぶ?

 話は変わって、ワタクシの実妹の娘(姪っ子、とも言う)がこの春目出度く小坊になったのである。さて問題である。もしも甥や姪や自分の子供が「勉強ってしなくちゃダメなの?何のために勉強するの?」と問われた場合、大人社会側の人間としてどう答えるのか。ワタクシ的にはつい昨日まで「勉強しろ!」って怒られていた希ガスのであるが(爆)今度はソレを言う側に回ってしまったって話である(^_^;)でも、ワタクシの答えは既に決まっている。最初の「勉強ってしなくちゃダメなの?」の答えは「勉強しなくちゃダメ」である。よく「勉強できなくても人間的に云々」ってあるが、ソレならDQNが決まって低学歴な事にはどう反論するのであろうか(核爆)清く正しい人間性ってのは、学校や家でマジメに勉強する事により培われるのである。清らかとはどういう事か?正しいとはどういう事か?ソレを知るために勉強が必要なのである。何故なら正義は絶対的なモンではなく、相対的なモンだからである。


 次に「何のために勉強するの?」であるが、ワタクシの答えは「良い先生や良い友人を見つけるため」である。何らかんら言って、頭の良いヤツってのは偏差値の高い学校に多くいるからである。成績も良くて頭も良いヤツと、成績は悪くても頭の良いヤツ。どっちが多いのかといえば、圧倒的に前者である。ンでもって頭の良いヤツってのは、人間的にも面白いヤツが実に多い。頭の良いヤツってのは勉強などを通じて世の中の色んな事を深く広く捉えてる場合が多いから、深い人生哲学や斬新的なモノの見方が出来るヤツも多いのである。そういう深さや広さを持った講師を師に持ったり、友達になって一緒に学んだり遊んだり、社会に出ても一緒に仕事したりすることは、ヘタな参考書を読んだり講義に出たりするよりも何百倍・何千倍も有意義だからである。そういう立派な人間と知り合いになる一番良い方法は、勉強して良い成績収めて、良い学校に入る事なのである。


 世間体?就職?老後の安心?親を楽させる?実妹&そのダンナにゃ悪いが、ンなモンはクソ喰らえである(笑)やりたくない勉強、興味の無い分野の勉強なんて、ワタクシから言わせりゃ苦痛以外の何でもない。でもって、世間体とか就職とか老後とかやらがその苦痛に見合うモンかと考えてみると、ワタクシの答えは「ノー」である。だから勉強したくなけりゃしなくても良い。ただしソレは「子供に責任能力があり、ソレを行使した上での決断だった場合」に限るのである。その能力が付くまでは、親の責任の元で子供に対し「何故勉強しなきゃいけないか」をシッカリ説明いた上で勉強させなきゃダメである。でもってワタクシの知ってる限り、責任能力ってシロモノは、シッカリ勉強したヤツにしか身に付かないモンである。つまり先程からゴチャゴチャ五月蠅いワタクシの言い分をまとめると「勉強しろ」の四文字にまとまるからアラ不思議である(笑)


 あと最後にワタクシが言える事は「何だかんだ言って勉強は面白い」って事である。今まで理解できなかったこの世の不思議(例:なぜ虹は七色なのか、なぜ民主主義が必要なのかなど)を勉強を重ねる事により解き明かした時の楽しさってのは最高である。親&大人の義務ってのは、この勉強の楽しさを教える事にあると思うのである。ソレが何時の間にか就職の道具になったり、酷い時にはルサンチマンの手段になったりするのである┐('〜`;)┌子供って大人が考えている以上に鋭いから「親は自身のために自分に勉強させている」ってのを何となく感じちゃうモンなのである。ワタクシんトコが正にソレであるが、そーゆー親子関係は遅かれ早かれ、多かれ少なかれ必ずボロが出る。だから親になるって事は本来すごく責任のある大変な事である・・・という事を38歳独身のワタクシが言っても説得力皆無なんで(笑)明日から彼女でも探そうかなと思う今日この頃であった。