アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WHAT’S THE TRUTH?

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「必ず死せんと戦えば即ち生き、必ず生きんと戦えば即ち死す」

By 勝田祐義


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*度が過ぎた定番ネタ

 中国じゃ【抗日ドラマがアレ過ぎて問題になってる】んだそうである。ニッポンじゃあまり知られていないが、抗日反日ドラマってのは、昔からの香港&中国エンタメの定番ネタである。ワタクシがガキの頃、ニッポン軍が悪役の香港功夫ドラマを幾つか見た事があり、何故だかラスボスのニッポン軍将校が矢鱈カンフー強かったのが記憶に残ってるのである(笑)ジャッキー・チェンブルース・リーの映画にも旧ニッポン軍相手に闘う作品があるし、抗日ドラマは別に今に始まった事でも、極端な傾向でも何でもないのである。さて、その反日ドラマとやらを観てみるとしよう:


でもって、コレが噂の「手榴弾で飛行機を落とすシーン」である:


・・・若手芸人が内輪ネタで盛り上がりながらメシを食う国産バラエティー番組や、AKBとかジャニタレ主演のトレンディードラマよりも、コレの方が断然面白そうだとワタクシは思うのだが、ロンマニアの皆様は如何であろうか(笑)何で反日ネタが定番になるかというと、つまりこういう事である:

  1. 言うまでもなく歴史上のソレゆえに、旧ニッポン軍が悪役なら誰もが受け入れられる&誰からも文句が来ない
  2. 愛国心を煽る内容であるが故に、検閲を通すのが簡単だから
  3. 同じ黄色人種だから、俳優やエキストラを探しやすい
  4. 資料調べや取材が必要になった時も、ニッポンはすぐ近くだから行き易い

作り易く、ウケ易く、かつクレームを受け難い。そりゃ作る側としちゃ楽な事この上ないって話である。でもやっぱ、規制ってのは自主であれ他主であれ、面白いモンでは決してないのである。故マーガレット・サッチャーは「自由と平和。どちらか一方しか選べないのなら、迷わず自由を選びなさい」と言ってるのだが、サッチャーの言わんとしてる意味が良く分かるってモンである。


*迷彩服と散弾銃

 ワタクシは何時も思うのである。サバゲー(及びミリタリー)好きがクルマ好きである事は良くある話だし、現在ワタクシの行きつけのフィールドにもクルマ好きが実に多い。が、その逆が少ないのは何故であろうか(笑)GDB時代でもR35時代でも、ワタクシはクルマの方でも色んな人と会ってきた&オンオフ双方で交流してきたが、サバゲーもやってる人はワタクシ以外会った事が無いのである(^_^;)でもやっぱ何だかんだでサバゲーは細々とやってるし、新しい銃だって当然気になる。ワタクシが現在最も欲しいのが、つい先日【第52回静岡ホビーショー】で発表されたコレである:

ガス動力のショットガンである「M870タクティカル」である。ショットガンなら既存の製品に【エアーショットガン】があるのだが、何が問題かというと:

  • エアコッキングという特性上ポンプアクションが重たく(実銃は軽い)ゲームで使うと結構疲れる
  • 機構上の問題で、1度に3発の弾しか(実銃は00バックで9発)発射できない
  • ポンプアクション式しか使えないから、バリエーションも少ない

という事である。つまり使い勝手が悪い上に、ショットガンらしさの再現率が低いのである。ワタクシも昔は所有してたのであるが、ゲームにも使えない上にリアルでないので捨てた事を記しておこう(笑)でもこのガスショットガンなら、上記の問題はほぼ解決できてしまうのである:

3発→6発に増えて、かつコッキングも軽くなれば上等である。映画ファンの憧れでもある、このシーンが再現できるのであるから:

ワタクシがエアコッキングに失望したのは、コレが出来ないからである(笑)因みに実射動画であるが、もう既にあったりするのである:

流石東京マルイの中の人。ワタクシの考える事なんざ、とっくにお見通しであった(笑)でも「ターミネーターチャージ」なんて言葉、長年ヲタやって来たけど初めて聞いたぞマジで(爆)でもコレは欲しい。絶対欲しい。エアガンを「マジで欲しい」って思ったのは、ホント久々である。個人的には【ベネリM4スーパー90】が一番欲しいのだが、まぁ今の段階じゃ贅沢ってモンである。


 あともう一つ、ワタクシ的に気になるアイテムがコレである:

ガス式グレネードランチャーである。似たような商品社外で幾つかあるが、マルイ製品としてはコレが初めてである。アサルトライフルの下にはグレネードランチャー、コレ男のロマンなりである(笑)コレ単体でも使えるし、ライフルの下に取り付けてもおk。因みに動画がコレである:


コレまたインドアで使えそうなアイテムである。サバゲーのルールはリアル戦争とは違い「飛んできたBB弾が身体や装備の何処に当たってもアウト」ってルールがある→つまり直接相手に当てる事が出来なくても、遮蔽物や屋根などで跳弾させて当てるって手段が可能なのであり、放射線状に多数のBB弾をばら撒くコレは、遮蔽物や屋根の多いインドアじゃ有用なのである。無論、アウトドアでも使おうと思えば使える。余裕があるなら買ってみたいエアガンである。


*当たらぬなら 近づくまでよ ホトトギス(字余り)

 両方とも射程距離が短い(約20〜30m)だから使えないって?何言ってんだチミはである(笑)飛距離が無いんだったら、こっちから近づけば良いだけの話である。てゆーか、ソレがサバゲーの醍醐味だとワタクシは考えている。今ワタクシのアタマん中は「如何にショットガンの有効距離まで相手に接近して、そのどてっ腹に6発全弾ブチ込むか」のシミュレーションで一杯である(爆)射程距離の長い武器持った味方に援護してもらう、遮蔽物から遮蔽物へ上手く移動する、相手の陣形の裏をかく、地形や影の死角に上手く隠れる等々。接近する方法なんて考えれば幾らでも見つかるし、無いなら新たに編み出せば良いだけの話である。サバゲーって本来こういう知的なゲームだと思うんだけど、何故だか知らんが皆遠距離でアホみたいに撃ち合う事を好む。多分映画やアニメやゲームの影響なんじゃないかなとワタクシは考えている。


 言っちゃ悪いが、流速チューンとか施して射程距離を上げて、遠距離から撃ち合うなんてバカでも出来る。でもって、大概のバカはソレをやる。野球とかでバットやグローブの自慢合戦をするであろうか。テニスでラケットやシューズの自慢合戦をするであろうか。答えは当然「ノー」である。スポーツのスター選手は実力で語られるモンであり、決して使ってる道具によってではない。でもサバゲーじゃ「この銃は○×で特別チューンを施してもらった云々」「この光学サイトは実銃用で値段は云々」って話が当たり前の様にあって、ソイツ等が何してるのかと言えば、物陰に隠れて遠距離から撃ちまくるだけ。でもって、こう言うヤツに限ってムダに声がデカくて、故に声の小さいヤツから変にチヤホヤされている。ネットの普及やオタクの普遍化により、サバゲー人口やサバゲー知名度は確かに増えているが、今一つメジャーになれないのはこういう事なんじゃないかと思う今日この頃であった。