アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WE MUST OBEY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「新しい秩序へと変わってゆく前に、混乱はきちんと認識され、体験されることが必要である」

By ヘルマン・ヘッセ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*体感の神秘

 もしも「自分はレースゲーム大好きだけど、プレイするのはコントローラーで」というロンマニアの方がいるのならば、ワタクシは貴方にステアリングコントローラーとゲーム用シートのセット購入を強くオススメするm9( `・ω・´)ステアリングコントローラーで51%、ゲーム用シートで29%、貴方はレースゲームの楽しさを損してるとワタクシは言いたいのである。細かい数字の内訳?ンな細かい事はどーでも良いジャマイカ(笑)どーしても家のスペース上の問題でシートがダメなら、フツーの机にステアリングコントローラーでもおkである。さすれば、ワタクシが何故「グランツーリスモ」シリーズに夢中になってるかがお分かり頂けると思うのである。実車に乗られてるロンマニアの方なら分かると思うが、何ちゅーか「クルマは両手両足を使って操作するからこそ楽しいんだ」って事が、まだリアルモータースポーツを未体験のロンマニアの方にも味わっていただけたらなと思うのである。


 そんなステアリングコントローラー&ゲーム用シートの組み合わせにも弱点がある。実車では強く感じられる各種Gが、ゲームでは全く感じられない点である。実車では車体から伝わる感覚でタイヤのグリップを確かめたり、荷重の位置を確かめたりする→Gって実は非常に重要なのだが、ソレが全く感じないのである(´・ω・`)でもそんな悩みも【この新型レースゲーム向けシート】にて解決するとの事である:

値段が130諭吉と非常に高価なのがアレであるが、中々面白そうなシステムである。ハイ?( ・ω・)こんなモン買うぐらいだったらポンコツの中古スポーツカー探してきて、ソレを小改造してサーキット走りまくった方が良いって?全く以ってその通り過ぎて、言葉も出ない次第である(笑)コレが13諭吉だったら考えても良いのであるが、流石に130諭吉だと実車を考えるのがフツーであろう(^_^;)やっぱ何だかんだで、最後は実車に帰っていくのである。


*鎖搦めのアリスと世界最後の人間

 確かにステアリングコントローラー&ゲーム用シート本格的なソレを買うと高いが、安くしようと思えば安くなるのである。コントローラーは中古で、シートは自作すればおkである。自作に関しては「ゲーム用シート 自作」でググれば結構見つかるので、ソレを参照にすれば良いと思うのである。さて話は変わって、アマゾンからブツが届いたのである:

アリス・イン・チェインズ(以後アリチェン)の新アルバム&収録曲の"Hollow"である。90年代前半に一時代を築く→90年代後半に前ヴォーカルのレイン・ステイリーがドラッグ問題を抱え、アリチェン開店休業状態→02年にレインがドラッグで死亡→アリチェン\(^o^)/オワタ・・・のはずだったが、新ヴォーカルのウィリアム・ヂュバルを迎え入れて06年に復活して今に至って、コレが復活後の新生アリチェンの2作目ってワケである。復活1作目もそうであったが、何故アリチェンが復活したかがよ〜〜く分かるアルバムである。ソレぐらいウィリアムが良い仕事してるのである。一般的にヴォーカルが変わるとバンド色そのものも変わるのが一般的だが、コレは昔ながらのアリチェンの音楽とウィリアムのキャラクターを上手く合わせてきてる、新しいファンも古いファンも満足できる1枚なのである。


【PS3】The Last of Us (ラスト・オブ・アス)

【PS3】The Last of Us (ラスト・オブ・アス)

  • 発売日: 2013/06/20
  • メディア: Video Game

海外の雑誌じゃ既に「今年最高の神ゲー」と名高いこの「ラスト・オブ・アス」であるが、昨日届いてプレイしたらマジで神ゲーだった事をお伝えしよう。コレに比べれば「バイオハザード6」なんてお子様ライスのパセリほどの価値も無いと言っても過言ではない。謎の寄生菌によるパンデミックアメリカ合衆国政府が崩壊した世界で、藁にも縋る思いで僅かな物資を頼りにしながら、未来の無い絶望的な日々を生き延びる。その底無しに救いの無い世界が、この上なく上手に描けているのである。フィクションなんだけど、まるでリアルに起こったかのような圧倒的なリアリティー。そんな世界にグイグイ引き込まれて、気が付いたら夢中になっていたってワケである。


 何ちゅーか「政府が機能停止して、経済と文明が止まったら、丁度こんな感じの世界になるんだろうな」って空想する世界が、ホント精密に描かれているのである。政府が機能停止したら軍を抑えてるヤツが実権を握るだろうし、食料や水や燃料は貴重品だから配給制になるだろうし、経済や流通が止まっていれば既存のモノを浪費するだけになるだろうし、整える人がいなけりゃ社会インフラも朽ちるがままになるだけ。でもって主人公は一般市民→銃の訓練なんか受けてないから照準はブレまくりだし、街中に都合良く弾薬や銃なんか落ちてるワケないから、その辺も考えて戦い方&戦わない方法を考えて生き延びなきゃいけない。こう書けば「バイオハザード」が如何にクソゲーかがお分かり頂けると思うのである(笑)敵モンスターがそんな都合良くグレネードランチャーの弾なんか持ってるワケないっちゅーの(爆)


洋ゲーと和ゲーのリアリティー

 18歳以上をメインターゲットにしてるのもあると思うが、やっぱ洋ゲーは「人間の闇の部分」とか「社会の負の部分」とかを描くのが非常に上手いのである。スイカに塩を少々振り掛けると美味しいように、良いストーリーってのは人間の喜怒哀楽をバランスよく混ぜる事で初めて成り立つのである。その点、海外ってのは先日も書いたように、色んな社会問題を内包しているのである。戦争、貧困、暴力、差別、犯罪、格差。ニッポンじゃ殆ど感じられないが、外国じゃ切実な社会問題なのである。ソレが良い事だとはワタクシも思わんが、ソレを含めて人間なのである。だから文学にしろエンタメにしろ何にしろ、海外のソレってのは欠点は多数あるけど、非常に生き生きしているのである。故障やトラブルが多くても外車以外に乗れなくなった人の気持ち、お分かり頂けたであろうか(笑)


 でもって和ゲーがソコんトコの描写に弱いのは、やっぱそうした切実な問題から目を逸らし続けたからだと思うのである。ニッポンにだって戦争や貧困や暴力や犯罪や格差はある。でもソレを表だって真顔で論じると敬遠されてしまう。だから平和なんだけど、何処か味気が無いのである。トラブルや故障が殆ど無くても、ニッポン車に乗る気がしない人の気持ち、お分かり頂けたであろうか(笑)コレが昔みたいにニッポン人はニッポン以外では生きられなかった時代なら兎も角、今は21世紀である。海外旅行も海外移住も簡単だし、外国語や外国文化に触れる機会も断然多くなったし、ソレを行使する自由だって保証されている。平和が尊いのはワタクシも認める限りである。が、今は「逃げ場所」があるんだから、もうそろそろ真剣に論じても良いんじゃないかなというのがワタクシの持論である。さて明日はサバゲーなんで、さっさと寝るに限る今日この頃であった。