アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE SATANIST

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「常識は破っても構わないが、非常識であってはならない」

By デーモン小暮


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*脱・脱原発のススメ

 非常識なヤツってのは、何時の時代も一定数居るモンである。特に今の時代は”人権”の名の元に非常識が放置されるんだから、実に困ったモンである。だからと言って世の中メチャクチャになるかと言われたら、答えは「ノー」である。民度の高いちゃんとした社会ならば、そういうヤツは肉体的・精神的・経済的・社会的・政治的にフルボッコにされて排除されるか、片隅に押しやられるか、新天地を求めるかなのである。でも少数ながら更に意固地になって、テメェの殻に籠っちまうヤツもいるのである。そういうヤツは世の中を恨み、世の中に生きる人々を恨み、何よりも人々の間で”常識”と呼ばれるモンを憎む。そんなヤツ等が【天皇陛下にバカな事やったアホ議員】を当選させてるのだとワタクシは思うのである。


 このアホ議員の何が愚かかって、この行動により真っ当な脱原発派の支持を受けられなくなるって点にあるのである。ワタクシがこのアホ議員の立場なら、間違いなく現実路線の脱原発派に鞍替えるであろう:

任期は6年あるから、その間徐々に現実路線の脱原発派に移行する

元々がバカだから、コレにより「アイツやるじゃん(^▽^)」って相対的にイメージアップ

バカな脱原発派の支持は失うが、その代わり遥かに数の多いマトモな脱原発派の支持を受けるようになる

イメージアップして脱原発の顔になれば、その内超党派脱原発議員のスポークスマンになれる

知名度が上がれば、切り捨てたバカな脱原発派は迂闊に手を出せない

任期が切れても、また選挙で勝てるようになる

(゚д゚)ウマー

・・・てな具合にやるのである。あともう一つ、このアホ議員の愚かさは何処にあるかって、この行動により「脱原発派=手段を選ばない非常識な基地外」ってイメージを世間に与えてしまったトコにあるのである。世間は常識破りな人を好むが、非常識なヤツはトコトン嫌うモンなのである。子供と労働者を被爆から救うための清い行動?たとえそうだとしても、ソコにはルールや作法ってモンがあるのである。もしも「目的さえ正しければ、多少の事ぐらいどうってことない」って考えてるんだったら、ソレはテロリストの言い分と全く同じだと言っておくとしよう。


*ニンジャ物語

 何ちゅーか、何でコレが多少なりとも議論を巻き起こすのか、ワタクシにゃサッパリ分からんのである┐(´д`)┌簡単な事である。もしもお前が仕事中、何処の馬の骨か分からんヤツに突然直筆の怪しい手紙渡されたら、お前はその手紙を読むのかって話である。その問いの答えを出すのに、苦労して国会議員になる必要なんぞ無いとワタクシは考えている。さて話は変わって、本買ってきたのでその報告である:

もしも「”コレだけは読んどけ”ってラノベ何かある?」って問われたら、今のワタクシは間違いなく「ニンジャスレイヤー」と答える事にしている。アメリカ人的な「スシ!カラテ!!ニンジャ!!!」の倒錯的ニッポンイメージの作品世界とは裏腹に、ニッポン文化を徹底的に勉強しなきゃ絶対書けない世界観とシナリオ。ぶっちゃけた話、作者が実はニッポン人だったとしても、ワタクシは微塵とも驚かない次第である。


ようやくこのシリーズも、この後もう1冊で終了である。やっぱ長く続けてきた影響か、ちょっとネタ的にダレてきたって感じも否めないのである(^_^;)やっぱこの作品は「化物語」の上下二巻+後日談か外伝を2〜3冊で終わってた方がスッキリしたとワタクシは思うのである。全キャラクターの結末を完全に書き切らなくても、少しぐらい未完成であった方が色々空想できて面白いんじゃないかと思うのである。


*破壊と創造

 話を戻すとしよう。上記の”テメェの殻に籠って、世の中や人々や常識を憎むヤツ”ってのは、何故このアホ議員みたいなヤツを国会に送り込もうとするのか。ワタクシの知り合いにもこの手のヤツが居るから何となく分かるのだが、コイツ等の願望は「世の中をメチャクチャにしたい。あわゆくばブッ壊したい」なのである。コイツ等が脱原発やってるのは、決して「子供たちのため」「地球のため」とかではなく「原発が無くなれば経済がメチャクチャになって、ニッポンがブッ壊れるかも」って願望からなのである。だから周囲の忠告だとかに一切耳を傾けず、ただ単に足を引っ張るためだけに行動を起こせるのである。ぶっちゃけヤツ等にとって自分達以外(特に世の中に順応してる人々)は基本敵なんだから、敵の悪評は褒め言葉なのである。


 で、何故世の中をメチャクチャにしてブッ壊したいのかというと、連中は「自分が上手く行かないのは世の中のせい」って考えてるからである。だから世の中がブッ壊れて全てが(色んな意味で)更地になれば、きっと自分達はあるべき地位へ収まるだろうと考えているのである。でもそんな事は決してないに決まってるのである:

世の中が(色んな意味で)更地になる

更地になっても、人が各々持つスキルや能力、コミュ力やカリスマ力は変わらない

力の無いヤツは、自ずと力(経済力、武力、政治力等々)を持つ人に制圧されるようになる

更地になる前よりも、更に力がモノを言うディストピアと化す

( ゚Д゚)マズー

こんな事はワタクシが言うまでもなく、無政府状態になったアフリカや中東の国々見てれば自ずと分かる事である。だから皆が皆、今の世の中にブーブー文句垂れつつも、その秩序や形態を守ろうとしているのである。世の中にある殆どのルールや決まり事に、意味が無いモンなんか無いのである。どんなルールや決まり事にも、ソレが出来るまでの理由やプロセスが必ずあるのであり、ソレを知らずにブッ壊すなど愚の骨頂以外の何でもないのである。さて話が長くなりそう&GTA5やりたいので(笑)さっさと締めるに限る今日この頃であった。