アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LICK IT UP

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人間は、恥ずかしいという思いに比例して進歩するものだ」

By 野村克也


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


グランドツーリングvsスポーツ

 先日冒頭でネタにした【新型WRX-STI】であるが、あの時デザインに対しモヤっと感じてた事の正体がやっと分かったのである。ソレは「デカいリアウィング」と「ハデなディフューザー」と「WRブルー」の3つである。折角GRB時代から築こうとしていた”大人のグランツーリスモ”的雰囲気が、その3つで台無しになってしまってるからである(-_-;)他所のスポーツセダン、例えば外車だとM3セダンとかC63AMGとかRS4とか、国産だとIS-Fとかもそうであるが、今はリアウィング無し&低車高フラットフロア&地味だけど渋いボディカラーが主流である。一見フツーのセダンに見えて、目を凝らすと分かる人には分かる。そんな熟成した大人の雰囲気が(・∀・)イイ!!のである。


 もしもコレがスポーツカーならば、デカいウィングとハデなディフューザーとWRブルーでも良いのである。でもスポーツカーとして見た場合、4ドアはあり得ないからである。理由は簡単、モータースポーツするにおいて、後部座席と後部ドアは何のメリットも無いからである。つまりグランドツーリングカーとしても、スポーツカーとしても中途半端。ソレがワタクシの感じてたモヤモヤ感の正体なのである:

ココまで書けば「何故ワタクシが【レヴォーグ】は純粋にカッコ良いと思うのか?」の答えがお分かり頂けたと思うのである。答えは勿論「グランドツーリングに徹したデザインだから」である。レヴォーグのデザインは純粋に気に入ってるんだけど、ミッションがCVTしかないのが非常に残念(´・_・`)唯一の良いCVTは廃棄処分されるCVT、コレがワタクシのジャスティスである(笑)4ドアだけどウィングとディフューザー無しか、あるいはウィングとディフューザー有りで2ドア。このどちらかならば、今頃ワタクシは大絶賛していたと思うのである・・・買わないけどね(爆)


*2014走り初め

 さて先日の続きである。動画の編集が終わったので、早速紹介するとしよう。ツインリンクもてぎの何が良いかって、何と言っても「ワタクシん家から近い」って事である。我が家から”たった”90km(FSWは190km^_^;)と距離的にも然程遠くない上に、高速道路も常磐線1本だけで済み、しかも全くと言って良い程渋滞しない区間だから、移動が楽なのである。ただし、欠点が無いワケではない:

この様にコーナー数が矢鱈多いので「日本一ブレーキに厳しいコース」と呼ばれるぐらいブレーキに厳しいのである(x_x;)FSWじゃ5周ごとに一周入れてたクーリングダウンも、もてぎじゃ3周に1周入れる必要があるのである。だから30分走れるとしても、実際アタックできるのは7〜8周(FSWだと11〜12周)ぐらいなのである。では早速1本目である:

FSWでは普段着+メットにレーシンググローブで走ってたワタクシであるが、今回は先日も述べたようにもてぎの”お作法”に従い【おニューのレーシングスーツ】と【おニューのレーシンググローブ】と【おオールドのレーシングシューズ】を着用した次第である(笑)何故この色にしたのかといえば「グレーと黒はどんな車体色にも合うから」である。スーツとグローブを新調する際には、既に今のクルマの乗り換えを考えていたので、次に乗るクルマがどんな色でも合うように考えた結果「グレーと黒で統一しよう」ってなったワケである。


 さて走りの方であるが、最初の一本目にして昨年の自己ベストである2分18秒5を大幅に上回る2分15秒59を叩き出した次第であるv(≧∇≦)v昨年のオフシーズンに入った時から「ヨーロッパ式ドライビングを極めるッ(`・ω・´)」って考えて、バーチャルトレーニングでも街乗りでも常に意識して走って、ソレが見事に形になったってワケである(*^-゜)v因みにヨーロッパ式ドライビングとはコレの事である:


ブレーキは直線で全て終わらせる。所謂ニッポン式の「曲げるブレーキング」はやらない

ステアリングは「舵を切る」と言うよりも「横向きのGを与える」という感じにスパッと一定舵角だけ切り込む

そのままコーナー出口アウトまで円軌道を描くように、4輪均等に荷重を掛けてコーナリングする

エンジンブレーキが掛かるのを防ぐため、コーナリング中はパーシャルアクセルを適度入れる

出口が近づいてきたらアクセルを入れていく

アクセル入れるとオーバーステアになるから、ソレに合わせてステアリングを戻していく

高いコーナリング速度をキープできるから、コーナー脱出速度も当然速い

(゚д゚)ウマー

もてぎはコーナーが多いから、コーナリング速度を上げれば劇的にタイムを短縮できるってワケである。ただ第1〜第2コーナーのライン取りと、第4コーナーの脱出が上手く行っておらず、その分アクセル開けるのが遅れてるって感じはまだあるのである( ̄〜 ̄;)あと130Rはアクセル全開で抜けられる筈だけど、路面状況を考えちょっと抜いてしまったトコとかである。


*熟考の走り

 走る量を30分×2本と敢えて制限して、その短い間はシッカリ考えて&シッカリ感じて&シッカリ集中して走る。そして走った後は課題を見つけ、次に走る時はソレに取り組む。コレがモータースポーツにおけるワタクシのジャスティスである。何も考えない&感じない&集中しないで走ったって、ガソリンやタイヤのムダである。ただ漫然と走るんだったら、ぶっちゃけ家でGT6やってた方が全然マシである。サーキット走行は楽しければいい?確かにその通りであるが、ワタクシにとっての一番の楽しみは「運転が上手くなる事」なのである。さて2本目の動画へ行ってみよう:

一本目と比べると、空がかなり暗くなってるのがお分かり頂けたであろうか。そう、実は小雨が降ってきたのである(^_^;)予報によると降り出すのは夕方頃との事だったのだが、ソレが早めに来ちゃったのである。そのせいかタイヤグリップが一本目が10とすると9ぐらいまで落ちてしまってて、当然だけどコーナリング速度も若干落ちた&ブレーキング距離も伸びたため、ベストタイムは更新ならず(´・ω・`)でも2分16秒ぐらいで安定して走れたので、まぁ結果オーライとしよう。


 今回の結論としては「イメージトレーニングと普段の心がけは非常に重要」って事である。実はもてぎ走るのは昨年3月以来10ヶ月振りなのであるが、腕が鈍るどころか逆に速くなってたからである。街乗りしてる時もサーキット走行を意識したドライビング(勿論法定速度内で)をして、ゲームではリアルじゃ不可能なほど色んなシチュエーションでトレーニングする。そうすればいざ本番が来てもアタマで考えた通りに身体が動くから、安心して走れるのである。どんなスポーツでも一流選手と呼ばれる人が「一番大事なのは基礎の反復」と口を揃えて言うのであるが、その意味が分かってきた希ガスのである。さて明日はサバゲーなので、さっさと寝るに限る今日この頃であった。