アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ANSWER THAT AND STAY FASHIONABLE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「世界の不幸や誤解の四分の三は、敵の懐に入り彼らの立場を理解したら、やがて消え去るであろう」

By マハトマ・ガンジー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ノコギリ片手にヒャッハー

 もうご存じかとは思うが、ワタクシはアイドルに興味が全く無い。社会現象としての検証はするけれど、純粋に音楽として嗜む気はミジンコ程も無い。そんな中、社会現象絡みのネタとして【某アイドルグループの握手会にてメンバーをノコギリで襲った犯人が発達障害と診断されてた】というニュースが飛び込んできたのである。何か事件が起こったら犯人を面白おかしくプロファイリングするのはマスコミの日常なんで別に珍しくも何ともないが、ココに”発達障害”の4文字が含まれてるのなら話は別である。この件については色々意見はあると思うが、概ね・・・・

  • 発達障害?何かの精神疾患の一種?何だかよく分からいけど怖いよねぇ( ´・ω・`)(´・ω・` )  → フツーの人
  • ロンの野郎がノコギリ片手に襲い掛かって来るゥゥゥゥゥゥゥヽ(ヽ´Д`)(´Д`ノ)ノ → ロンマニア

・・・こんな感じであろうと思われる(笑)当ブログのタイトルが示すようにワタクシはバリバリの発達障害当事者であるが、決してノコギリ片手に暴れたりはしないので、リアルでワタクシをご存じのロンマニアの方はご安心頂きたいのである(爆)


 ココで「発達障害当事者として、ワタクシはコレに対し強い反対の意を示すヽ(`Д´)ノ」って表明するのは簡単である。が、問題は「表明すれば物事が解決するのか?」って事であり、その答えは「ノー」である。よく「自分の意を示しておけば、誰かが賛同してくれて、ソコから大きな動きが起きるかも・・・」と期待するヤツがたまに居るのだが、ちょっと待ってほしいのである:

  • 1つの言葉が正しいからこそ影響力が生まれ、大きな動きとなる → まちがい!
  • 有力な人が発した言葉だからこそ説得力があり、大きな動きとなる → せいかい!

悲しいけど、コレが世の中である(笑)メジャーリーグで人間離れしたスーパープレーが飛び出すのは、彼らがメジャーリーガーだからである。リトルリーグの選手が何をどうやったって、アレに匹敵するプレーは生まれんのである。自分の言葉を聞いて欲しけりゃ、説得力のある人間になるっきゃないのである。


*リメイク泥棒

 だからワタクシのやる事は変わらんのである。今も昔もコレからも、自分を高めるだけである。自分を高める事だけに集中すれば余計な事に怒ってる余力なんか無くなるし、自分を高めた結果影響力が高まれば、その影響力を以って上記を全否定すれば良いのである。さて話は変わって、と:

GT-R Magazine (ジーティーアールマガジン) 2014年 07月号

GT-R Magazine (ジーティーアールマガジン) 2014年 07月号

表紙はR35でも、記事特集がソレじゃないのは何時もの事である(笑)R35は弄る人が少な過ぎてネタが無いし、かと言って生産終了から既に12年以上経った第二世代GT-RBNR32BCNR33BNR34)はネタが出尽くした感じである。何ちゅーか「もう季刊で良いんジャマイカ」ってのがワタクシの率直な感想である。BNR32の錆取りネタはもうアキタ━━━(#゚Д゚)━━━!!!!のである(爆)


シーフ - PS4

シーフ - PS4

ただでさえ忙しい6月のゲーム攻勢が、コレで更に忙しくなりそうである(笑)もうタイトルそのままに、ステルス泥棒ゲーである。もうこのグラフィック見りゃ分かるが、コレも洋ゲーである。もう「PS4洋ゲー専用ハード」って割り切っちゃった方が良いみたいである。


*スラックティビズムはダメよ

 話を元に戻そう。ブログやSNSが登場するようになって、ホントこの手の「宣言だけで何もしないヤツ」って増えたモンである( ̄〜 ̄)まぁ何ちゅーか「何かしたい。でも手間暇かけたくないし、反撃されて傷つきたくない」「そうだ、ネットで意思表明しよう!私は自分の意見を全世界に向けて発信した。私は何もしてないワケじゃない」って事じゃないかなとワタクシは思うのである。コレを専門用語じゃスラックティビズム(Slacktivism)って言うらしいのである。ワタクシの知人(その方も発達障害当事者)にもそういうスラックティビストが1人いて、常々「同じ当事者仲間の役に立ちたい」と言ってたのだが、その人に「じゃあ講演やる?」って言ったら逃げたのである(笑)


 そう、怒りを感じていて強い反対の意を示したいのなら、記者や出版社に直接抗議するなり、呼びかけしてデモを行うorデモに参加するなりすればいいのである。ソレが出来ないというのであれば、所詮ソイツの怒りや反対の意なんてモンはその程度なのである。あるいは黙々と自分を高めたり、あるいは発達障害に関しての啓蒙活動に精を出すという方法もあり、今ワタクシが取ってる方法がコレである。無論ソレに際してワタクシは名前も所属も出しているので、リスクが無いと言っちゃウソになるであろう。が、状況をひっくり返すための説得力のある言葉を生み出すためには、リスクは決して避けられないのである。後方の安全地帯に勇者はいない。つくづくそう思う今日この頃であった。