アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

PSYCHEDELIC JUNGLE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「女性の本質は献身であるが、その外形は抵抗である」

By セーレン・キルケゴール


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*自然に抗おう

 この度のニュル北24時間耐久レースであるが【フタを開いてみたらニッポン勢はトヨタ無双だった】ワケである。何だかんだ言って、耐久レースは面白いのである。曰く24時間全開で走れば、クルマは30万キロ走ったのと同じぐらいのダメージを受けるんだそうである。各種消耗品以外にも、時間が経てば経つほどにスプリントレースじゃあり得ないトコが摩耗していくクルマ。丸一日という時間の中で目まぐるしく変化していく環境。蓄積されていくドライバーやクルーの体力。ぶっちゃけた話、ドライバー同士よりも自然との闘いである。ソコを如何に長く耐え切るか、耐え切らないのならばどう対処するか、スプリントじゃ考えられないような駆け引きや技術力やノウハウの争いが繰り広げられるんだから、そりゃ面白くない筈が無いのである。


 何ちゅーか、何故今のF1やWRCが面白くないかが分かってきた希ガスのである、その理由は「自然に抗わなくなったから」である。クルマの歴史とは、ソレ即ち自然への抵抗の歴史である。如何に速く、でも快適に目的地まで行くか。如何に遠くまで、でも燃費は少なくするか。如何にワイルドに、でも安全に移動できるか。こういった矛盾に正々堂々と抗って、水戸黄門の時代は数日はかかっていた水戸〜東京間を、今や足を棒にする必要も無く2時間で移動できるようになったワケである。でもって、クルマ技術の最前線がレースであり、レースでの技術革新が更なる自然への抵抗なのである。人間が余りにも小さく感じる自然という壮大なモンに対し、ムダだと分かっても抵抗する。メルヴィルの「白鯨」めいたソレこそが、クルマの本質だとワタクシは思うのである。


スーパーカー・コンバット

 今のF1やWRCの何がつまんないかって、自然への抵抗を止めちゃったトコにあるのである。ダウンフォースの追及を制限して、パワーの追及を制限して、停滞した世界の中でDRSやらKERSやらのギミックで人工的に面白さを作り出そうとしている。そんなモン、面白いはずがないのである。人間ってナマモノは、やっぱ本質的に冒険が好きなのである。人間が冒険を止めたら、どんな安泰な人生でも退屈で死にたくなるモンなのである・・・という事を冒険しないワタクシが言っても説得力ナッシングなんで(笑)話題を変えるとしよう:

スポーツカーのテクノロジー―Super Car Chroniclepart 5 (モーターファン別冊)

スポーツカーのテクノロジー―Super Car Chroniclepart 5 (モーターファン別冊)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三栄書房
  • 発売日: 2014/06/02
  • メディア: ムック

何時の間にか別冊のムックが発売されてたので買ってきた次第である。スーパーカーとは書いてあっても別にソレだけじゃなく、古今東西色んなジャンルのクルマを網羅しているのである。ワタクシはクルマを外見以上に内部構造で高く評価する変態なので、こういうムックは大好物なのである(笑)ただワタクシは旧車は余り好きではないんで、旧車が多いのはちょっと残念である(^_^;)


PEACE COMBAT (ピース コンバット) Vol.4 2014年 07月号

PEACE COMBAT (ピース コンバット) Vol.4 2014年 07月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: トランスワールドジャパン
  • 発売日: 2014/06/19
  • メディア: 雑誌

何だかんだ言って、この雑誌も季刊として定着してきたみたいである。銃や装備に関する雑誌や知識は十分過ぎるほど間に合ってる&前々から言ってるようにワタクシはミリヲタではないので、こうした「ファッションとしてのミリタリー」を取り上げてくれる雑誌は大歓迎である。サバゲーもオタクやマニアだけの遊びから、徐々に一般人寄りにシフトしてきている。そんな希ガスのである。


*面白さとは身体を張る事

 サブタイは書いて字の如くである(笑)面白い文章を書くコツとは何か?コレには色んな答えがある&ワタクシも未だ見出してないが、その一つに「自分の意見、自分の考え、自分で見たり聞いたり触ったりしたモンを重視する」があるんじゃないかなと思うのである。ぶっちゃけた話、ただ単に知識を並べただけのソレならば、今の時代公式HPで既に公開してたり、本屋にフツーに並んでるモンなのである。つまり、態々ソレを見に行くまでも無いって話である。でも自分の意見、自分の考え、自分で見たり聞いたり触ったりしたモンってのは、その人以外には発信できないモンなのである。人は書いたモンの中身を重視するのは当然だけど、書いた人そのものも評価されてるんじゃないかと思うのである。


 というワケで、ココ最近のワタクシのブログは、知識を並べ立てるのを止めてしまったワケである。半端な知識なんてモンは、今時の進化した検索エンジンにかかれば簡単に見つかるからである。その一環として今までサーキット動画用に重宝していた【GO PRO HD Motorsports HERO】であるが、流石にもう古い&新車に乗り換えるんで、新型に買い替えるためお役御免となったワケである。でも未だに全然使えるので、このまんま処分するのも勿体無い。ソコで・・・

こんなモン買ってきちゃったって話である(笑)ホントは【グーグルグラス】が一番理想的なのであるが、生憎ニッポン未発売なのである(´・ω・`)でもコレだったら従来のカメラがそのまんま使える&ストラップの値段も2英世と安かったんで、取り敢えずコレでやってみようと思い立ったワケである。そのまんま頭に装着しても良し。クリップを用いて帽子のつばに固定しても良し。いずれにせよ展開広がりまくりんぐな今日この頃であった。