アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE FRAGILE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自分の演奏について説明が要るようなら、演奏などするべきではない」

By ルイ・アームストロング


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*クルマとは何ぞ?

 サブタイの問いに対する答えであるが、実に難しいとしか言いようがないのである(^_^;)当然だが、ワタクシ如き半端モンに応えられる筈なんぞ無い(笑)でも「今ニッポンで一番クルマらしいクルマ作ってるメーカーは?」と問われたら、ワタクシは「マツダ」と答える次第である。デザインが良くて、走りに重点シッカリ置いていて、ロータリーやスカイアクティブみたいな明確な個性をちゃんと持っている。今はまだブランド価値もメーカー規模も小さいけど、このまま技術と個性を磨いていけば面白い事になるとワタクシは睨んでるのである。そんなマツダが【新型デミオをワールドプレミアした】んだそうである。


普段はコンパクトカーなどアウトオブ眼中のワタクシであるが(笑)コレは純粋に(・∀・)イイ!!と感じてしまったのである、デザインも良いけど、何よりインテリアと【車体色】が素晴らし過ぎるのである(*´Д`)素晴らしいデザインの内外装を用意して、ソコに活きの良いエンジン(鬼トルクのディーゼルエンジン)とエンジンを更に活かすトランスミッション(6MT)を搭載する。デザイン、エンジン、そしてミッション。クルマはこの3つで十中八九決まる。故に「マツダ\(^o^)/ハジマタ」なのである。


 コレの何が美しいかって、余計なモンがゴチャゴチャついてこない&ゴチャゴチャしたモンは上手く纏めて目立たないようにしてるトコである。他車コンパクトカーの内装と比べても、もう圧倒的に新型デミオである。ニッポン製テレビのリモコン宜しく、今のニッポン車ってムダな機能を山ほど付けていて、その操作系統が全部コクピットに集中してる→その結果、インパネがスイッチだらけになって景観がダメになるのである( ̄〜 ̄)デザイン人はソレが分かってるから、敢えてスッキリしたデザインにしてあるのである。もし【9/4発表の次期ロードスター】がこの内外装デザインと車体色をそのまんま活かしたモンだったら、軽量FRの走行性能と合わせて名車になる事請け合いナシである(*´Д`)


*音楽チャートとは何ぞ?

 話は変わって【ジューダス・プリーストの新アルバムが全米6位】なんだそうである。デビュー40年で遂にココまで来たっちゅーか、まだ演ってたのかっちゅーか(笑)ワタクシもメタラーの端くれとしてメタルが評価されるのは非常に嬉しい(*^O^*)・・・と言いたいトコだけど、枚数にするとたったの3万枚しか売れてないんだなコレが(-_-)コレってよーするに、ニッポンのオリコンでアニソンがランクインしてるのと同じ事なのである。絶対的に売れたからランクインしたのではなく、フツーの歌が売れなくなったから相対的に売れてるのである(´・ω・`)何故そうなるのかと言えば:

こういう風にネットでタダの音源があるのと、ソレを広めるワタクシみたいなヤツが居るからである(笑)ワタクシが言うまでも無くコレは違法な事で、音楽業界からすれば忌々しい事態であろう。が「コレを止められるか?」と問われたら、ワタクシは「ノー」と答える次第である。人間というナマモノは一度便利さを知ると、もう二度と後戻りはできなくなるからである。たとえどんなに法の網を張り巡らそうとも、便利さを知った人間は必ずその穴を探し出して、穴が無いなら穿ってでも作り出すであろう。その穴を塞いだらまた別の穴が生まれて(以後繰り返し)で、互いにムダな労力を費やすだけである。


 だから欧米じゃアーティストは音源で稼ぐ事を半ば諦めて、ライブで稼ぐようになってるワケである。海外じゃ大小さまざまな音楽フェスティバルが繰り広げられてて、ソコには観客が山ほどいて、古今東西のミュージシャンが多数集まってて、ンでもってライブの良いミュージシャンはメチャクチャ儲かってるって話である。トゥイステッド・シスターのディー・スナイダー曰く「再結成後はアルバム作ってないしライブだけだけど、全盛期の頃よりもずっと儲かってる」って言うほどである・・

こんだけ人集まるんだから、そりゃ儲かるに決まってるって話である。でもってライブじゃヘタな新曲なんぞよりも、馴染のある古いヒット曲の方が断然ウケが良い。そりゃ新アルバムなんか要らない筈である(^_^;)


*音楽の原点とは何ぞ?

 ネットのせいでアルバムが売れない事を嘆く人も少なくないが、ワタクシはそう思わない次第である。寧ろ逆に、ホントに良いミュージシャンが生き残る&どーでもいいヤツが淘汰される良い意味での過渡期だと思うのである。音楽って元を辿れば、客の前で生演奏するのがデフォルトだったはずである。つまり今の状況って、音楽が本来の姿に戻っただけなのである。目の前の客を在るがままのリアル演奏で感動させられる本物が評価され今後もライブに呼ばれて続けて生き残り、しょっぱいライブしか出来ない偽物は今後呼ばれなくなり食い扶持を失って消えていく。コレの何が悪いのか、ワタクシにはサッパリ分からんのである┐(´-`)┌古人が言うトコの「所詮この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ」ってヤツである(笑)


 ワタクシはニッポンもそうあるべきだと思うんだけど、コレが中々そうならないのである(-_-)何かを改革しようとすると「既得権益ガー」「社会への影響ガー」って四方八方から文句が出てきて、テレビで知識人が感情論で懐古主義を訴えかけて、何処から手を付けたらいいのか分からなくなるぐらいにグダグダになって、結局有耶無耶になって何も変わらず終わる。でもって内側に籠ってカラパゴってる内に、途方も無く強大な外国勢に食われてしまう。分かり易い例がNPBのソレで、野茂が大成功して19年、気が付いたらMLBデファクト上のマイナー球団化である┐(´∀`)┌何も変えない事は良い事では決してなく、寧ろ犯罪ですらある。改めてそう思う今日この頃であった。