アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GOOD MOURNING

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「(ローリング・)ストーンズを観に来た観客は、やっぱり”サティスファクション”を聴きたいわけだよね。じゃないと、お客さんが納得しない。僕の”イエスタデイ”も、そういう事なんだ」

By ポール・マッカートニー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*イノベーターの今

 インプ&ランエボの何が偉大なのか。ワタクシの答えは「従来の”4WD=重くて曲がらないから遅い”を完全否定してみせた事」である。GC8なんて280馬力&トルク35kgmもあるのに、車重はたったの1.2トンちょいなのだから、そりゃ速くない筈が無いのである。そんなスポ車の偉大なるイノベーターであるインプSTIごとWRX-STIであるが、本日を以って【正式に新モデル(以後VAB)が発売された】のである。まぁ何ちゅーか、ワタクシが今まで散々ボロクソ言ってきた通りである(笑)今までWRX STIに見向きもしなかった人どころか、恐らくメインターゲットである先代(GRB&GVB)乗りや先々代(GDB)乗りに「VABに乗り換えたいッ!!」って思わせるモンを殆ど何も感じないのである┐(´д`)┌

 コレを欲しがるヤツは大体想像がつく。WRC時代のイメージを未だに抱いてる懐古主義者か、スバルを盲信してるorスバル以外のクルマに乗った事ないスバヲタか、スポ車は欲しいけど経済的な理由でクルマを一台しか持てないか、雑誌や本やテレビややネットを真に受ける情弱か、あるいは速い4WDが欲しいけど予算が限られてるヤツ。つまり積極的に「VABが欲しいッ!!」って思うヤツが居たら、ソイツは蓼食う虫なのである(笑)どう考えても一般ウケしない巨大ウィング付きの4ドアメタボデザインに、技術もパーツも先代モデルと他車種からの徹底的な使い回しで、しかも値上がりしている。このクルマを積極的に買う理由が何処にあるんだって話である┐( ̄ヘ ̄)┌


*夏だ!サバゲーだ!ガスガンだ!

 剛性が大幅にアップした上に、ハンドリングもキレが増している?例えるなら、小坊が中坊になって「ちゅうじえん」を「中耳炎」って書けるようになったからって、ソレの何が凄いんだって話である(笑)フルモデルチェンジなんだから、そんなモンしてて当たり前である。さて話は変わって、こんなクソ暑い真夏日に、何をトチ狂ったかサバゲー行ってきたのである(爆)ワタクシの文章はサバゲーの「サ」の字も知らない人向けに書いてるため、ちょっと説明がくどくなってしまうのはご了承いただきたい次第である。先ずはサバゲーの基本的ルールである「フラッグ戦」についてである:

  • 参加者は赤チームと黄チームに分かれ、フィールドの両端にチームと同色のフラッグを差し、ソコをスタート地点とする
  • ゲームスタートと同時に相手のフラッグ目指して進撃する
  • 制限時間内に相手のフラッグをゲットできれば勝利、逆に相手にゲットされたら敗北、どっちも取れずに時間切れになったら引き分け

というのがサバゲーの基本ルールである。因みに今回は夏という事もあって参加者も少なめ&暑くて運動量も限られるため、フィールドは意図的に狭く使ってるのである:

コレはワタクシ自身によるフラッグゲットの瞬間である( v ̄▽ ̄)自慢するためにこの動画貼ったのだが、何か文句があるであろうか(笑)サバゲーには色んなルールがあるが、基本中の基本がこのフラッグ戦である。今回も前回同様に【M870ブリーチャー】持ってきてたのだが、今は夏→ガスガンが非常に元気の良い時期なんで、ついでに【ガスブローバックMP7A1】持ってきてたので、ソレも投入してみたのである:


MP7A1の何が良いかって、こんなに小さくて軽いのに、凄く良く当たるって事である。この時期はブローバックがきついから、フルオートにすると銃が暴れて狙いがズレたりもするが、セミオートかバーストで抑えれば無問題である。流石にココ一番の命中精度が欲しい時にはアレなのだが、狭い場所&近距離での撃ち合いならば、短さと軽さがモノを言うようになるのである。


 このフィールドの面白いトコは、フィールド中央に仮セーフティーゾーンがあって、自分がヒットされた後もゲームを眺めて楽しむ事が出来るのである。すると、こんな面白い光景が撮れたりもするのである:

多分コレ観たロンマニアの皆様の大方の反応は「何バカやってんだコイツ等2人は( =_=) 」であろう(笑)でもワタクシ自身もそう思ってる&実際あの2人はバカなんで、ソコんトコ至って無問題である(爆)確かにバカバカしいと言えばバカバカしいのであるが、コレもサバゲーの楽しみ方なのである。


サバゲーの楽しみ方

 そう、バカやると「高校生らしさガー」とか言われる某球技とは違って、サバゲーは(相手に迷惑かけない限りは)何でもアリなのである。今回もワタクシは「ショットガン」「マシンガン」という2つのフレーズから、映画史上に残る余りにも有名なこのシーンを想像してしまったのである:

ご存じシュワちゃんの映画人生屈指の名ゼリフとなった「I'll be back」が初めて使われたこのシーンを、今回再現してみたって話である(笑)

何故映画では頻繁に用いられる銃を二丁使ったアクションが、リアルじゃ誰もやらないのかがお分かり頂けたと思うのである(笑)片手だとマトモに狙って当てられない上、武器の再装填が異様に手間取るからである。ソレより何より、人間の脳ミソってのは2つ以上の事を同時に処理できないようになってるのである。よくカウボーイ映画で銃を2丁持っていたりするのだが、アレ実は「兄時代のリボルバーは再装填が大変→装填する代わりに複数持ち歩いてる」って理由であり、2丁同時には使わないのである。


 でもって「長物を使わなきゃいけない」ってルールも当然無い。無論、電動の長物が一番命中精度が高いのは当然だが、本来サイドアームであるハンドガンで特攻したって全然構わんのである。今回はサイドアームとして【グロック18C】持ってきてたので、ソレも使ってみたりする:

色々弄ってあるからガス流出量が多過ぎて生ガス吹いてしまったが、細かい事は気にしたらNGである(笑)こんな風に、サバゲーは(レギュレーション違反でない限りは)何使ってもおkなのである。だからサバゲー未経験の人が「サバゲーやりたいんですけど、何の銃を使えば良いですか?」と問われたら、ワタクシは「東京マルイ製の銃なら何でもいい」と答える次第である。何はともあれサバゲーは楽しいんで、サバゲー属性の無いロンマニアの皆様のキッカケになれば良いなとワタクシは願うのである。クルマ好きがサバゲーに興味を持って、サバゲー好きがサーキット走行に興味を持つ。そんな橋渡しができればブロガー冥利に尽きる今日この頃であった。