アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE ORIGIN OF THE FECES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「フォーカスグループによって製品をデザインするのはとても難しい。多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ」

By スティーブ・ジョブズ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*デザインこそ全て

 スティーブ・ジョブズの偉大さは何か。巻き起こすイノベーションの凄さ?人を惹き付ける圧倒的なプレゼンテーション?ワタクシの答えは「優れた中身をアピールしたいのならデザインが必須だという事を改めて認識させた」である。人間ってのは感情9割&理性1割で動くナマモノであり、そして感情ってのは余程の事が無い限り新しいモンを拒絶するモンなのである。じゃあ「新しいモンを受け入れられるための”余程の事”」とは何か?その答えが「美しさ、カッコよさ」なのである。上記にもあるように、人間は感情で動くナマモノである。だからその感情に「カッコ良いッ!中身なんてどうでも良いッ!コレを身に付けて目立ちたいッ!チヤホヤされたいッ!」って訴えかけさせるのである:

見た目を良くして勢いで買わせる

買ったら自ずと使おうとする

使ってる内に、その中身の良さに自発的に気付く

その商品の虜になる

イノベーションが巻き起こる

ソレ関連の特許は抑えてあるんでガッポリ大儲け

(゚д゚)ウマー

・・・ってワケである。どんなモンであれイノベーションを起こすシロモノってのは、最初は必ず奇異に捉えられるモンなのである。だからこそ、リスクを冒してでも欲しいと思わせる必要があるのであり、ジョブズはソレを分かってたからこそデザインや機能性に徹底的に拘ったのである。


 ところがニッポンじゃ「見た目に惑わされてはいけない。大事なのは中身である( ー`дー´)キリッ」っていう教えが浸透していて、ソレが曲解されて「大事なのは中身だから、見た目は気にしなくていい」って捉えられてしまい、その成れの果てがダサさ全開のニッポン製家電なのである(´ヘ`;)確かに中身は大事である。感情よりも理性を重視するのは大事である。が、人間が人間である限り感情は捨てられず、感情が捨てられなければ醜いモンに対する生理的嫌悪感も消えないのである。でもって、たとえ僅かな生理的嫌悪感も、塵も積もればナントカやらである。長く広く愛されるモンを作りたいのであれば、デザインは決して妥協しちゃいけないのである。


*4.7vs5.5

 聡いロンマニアの方ならば、前置きとこのサブタイだけで、ワタクシが何言いたいのかがお分かり頂けると思うのである。そう、隔年恒例の【新型iPhoneの発表】である。良いか悪いかではなく、ワタクシには「買う」以外の選択肢は存在しないのである。3G→4→5と順当に買い継いでいって、今まで満足以外の感情は抱いた事は無い。でもって、今使ってる5もバッテリーの劣化が既に進行してるので、買い替えるには丁度良いタイミングだからである。でもって今現在のワタクシの抱えてる問題は「4.7インチか5.5インチか」なのである:

色はゴールド、容量は128GBで確定してるのであるが、問題はサイズなのである。サイズ的には4.7がベストなのだが、5.5の大容量バッテリーと細かい追加機能も捨て難いって話である(´ヘ`;)スマホ属性のあるロンマニアの方ならお分かり頂けると思うが、スマホって電池の消耗が速いのである。特に放充電を繰り返せば繰り返すほどバッテリーは劣化するから、時が経つと益々厳しくなるのである。あとムダに大きい128GBを選んだのを見れば分かるように「大は小を兼ねる」はワタクシの座右の銘なのである(笑)だから5.5が捨てがたいのである。とは言え・・・

  • 普段からコンセント充電器&充電用外部バッテリーを鞄に入れて持ち歩いてる
  • クルマにはシガー電源の充電器も常備してある
  • iPadも常に持ち歩いてるんで、足りない機能はそっちで補える

・・・というワタクシの事情から、4.7で現在のトコ仮ケテーイである。アップルストアで実物(あるいはモックアップ)手に取ってみて気が変わっただとか、あるいは128GBのゴールドが4.7に無いとかだったら話は別だが、今現在は4.7が第一希望である。まぁ何れにせよ5と同時期に買ったiPadももうバッテリーがヤバい→買い替えるつもりなんで、ソレで十分補えるのである。因みにiPadの方は、躊躇う事無く最大サイズ&最大容量で行くので、ソコんトコ夜露死苦である(笑)


*ワン・モア・シング

 でもって、新型iPhoneに触れたからには、もう一つのコレも触れないワケには行かないのである:

そう、もう一つの目玉である【アップルウォッチ】である。正直な話、ワタクシ的には結構気になるモンなのである。ちゅーのも、スマホに慣れ過ぎてソレが当たり前になると、今度はスマホを取り出すのすら面倒臭くなるからである(笑)でもってスマホだと「ポッケから取り出す→手首を捻る→電源入れる」の3ステップ必要なのが、コレだと「手首を捻る」の1ステップだけで出来ちゃうからである。ワタクシがスマホ持ってても未だに腕時計を併用するのは、つまりこういう事なのである。


 特にメール確認だとか、聴いてる曲題確認とか、そういったショボい事は尚更スマホ取り出すのが面倒臭いんで、コレ経由で手首捻ってチャッチャと出来ちゃえば便利極まりないのである。が、問題点が幾つかあるのである:

  • デザイン。万人ウケが必要とはいえ、地味過ぎて面白みに欠ける
  • バッテリーの持ち。劣化する事を考えれば、最低でも時計を表示した状態で3〜4日を無充電で乗りきれなきゃ困る
  • 生業上手洗いが多い&アルコールも結構使うんで、防水&対侵蝕性能が重要
  • サバゲーにも付けて行くんで、ある程度衝撃に強いのが望ましい

ワタクシが完全メンテナンスフリーの電波ソーラーG-SHOCKを愛用する理由、お分かり頂けたと思うのである。こうした部分をパスできなければ、多分使い勝手において更に不便を来す事必至だからである。だからコレは発売後即購入というワケにはいかず、ネット上の人柱の報告待ちである(笑)何ちゅーか、益々G-SHOCKの偉大さを思い知った次第である。


 あと【アップルウォッチがスイスに迷惑をかける】みたいな記事もあるが、ワタクシはソレに対し「ンな事は無い」と答える次第である。スマートウォッチで壊滅するんなら、クォーツショックの時に既に壊滅してるからである。パテック・フィリップヴァシュロン・コンスタンタンを好む人々が、腕時計にメールやツイッターを閲覧する機能を欲するのかって話である。そもそも機械式腕時計とクォーツ時計とスマートウォッチは「腕時計」という名がついていても、基本的に全く別の道具なのである。住む世界が違うんだから、ジャマになんかなる筈が無いのである。さて、予約は明後日&納品は更に一週間後という事なので、面白いネタになりそうな予感がする今日この頃であった。