ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「他人には困難なことを容易に行うこと、これは才能であり、才能に不可能なことを容易に行うこと、これが天才である」
By アンリ・フレデリック・アミエル
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*天才さんいらっしゃい
小耳に挟んだ話【総務省が奇抜な人を探してる】んだそうである。本文にもあるけど、ニッポンからスティーブ・ジョブズやらビル・ゲイツやらを生み出すんだとか何とか。この件についてワタクシの意見は「絶対に上手く行かないに10000ペリカ」である(笑&本気)何故ならニッポンには「ジョブズやゲイツ級の人材がいない」のではなく「その人材を育てるための土壌が無い」のである。いくら優れた食材を掻き集めたとしても、上手に調理できなきゃ美味くならないのと一緒である。ちゅーのも天才を育てるにあたって、ニッポンという国には色々と不足してるモンがあるからである:
- 自分の意見をハッキリ言う事&自己責任において主張通りに活きる事を良しとする文化
- 異論を挟む事&議論と論争を良しとする社会
- 突き抜けた才能を良しとする&その業績を全面的に肯定する世間
- 常に変化する事&全く新しい挑戦を良しとする市場
何故アメリカからジョブズやゲイツやザッカーバーグが生まれるかって、アメリカは上記の土壌がシッカリしてるからである。もし彼らがニッポンで生まれてたら、間違いなく今のような成功は得られなかったであろう。自分の意見を言うと「周りの空気ガー」と言われ、異論を挟むと「協調性と和の精神ガー」と言われ、飛び級出来る程の知能があると「他の子供との兼ね合いガー」と言われ、既存の概念には無い新商品を生み出すと「既得権益ガー」って言われる。ジョブズやゲイツの芽を詰んじゃったら、そりゃ果実なんて実るワケないって話である┐( -"-)┌
*コンバット・ア・ライブ
よーするに天才やエリートを育て優遇するって事は、ソレ即ち「人間は不平等である」って事を認めるのと同様なのである。そうすると当然だけど、ニッポンの富はソイツ等に集中する事になるんで、格差は皿に大きなモンになるであろう。でもって成功者を称える&成功者を目指す事を良しとするアメリカ文化とは違い、平等主義が根強い&強者に対するルサンチマンを良しとする今のニッポン文化にゃ、この格差は受け入れられるシロモノじゃ無い事は火を見るよりも明らかである。故に「上手く行かない」とワタクシは断言するのである。さて話は変わって、と:
PEACE COMBAT (ピース コンバット) Vol.6 2015年 02月号
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: 雑誌
今回の特集がトレポンだったんで、思わず買ってきた次第である。ただまぁこの雑誌のメインはファッションだからか、銃であるトレポンに関する記事は「知ってた(´・_・`)」のレベルを超えたモンが無かったが残念。ただトレポン作ってるシステマ社のシャッチョと、来年来日する予定のクリス・コスタのインタビュー記事は面白かったんで、ソレのためだけに買うのもアリだと思うのである。あと装備系の記事も徐々に充実してきてるので、装備を新調する時の参考にもなるのである。
デート・ア・ライブ アンコール (3) (富士見ファンタジア文庫)
- 作者:橘 公司
- 発売日: 2014/12/20
- メディア: 文庫
まだ読んでいない&読んでいても多分もう言う事は無いだろうから、どちらにしろインプレはパスである(笑)ラノベに関して言えば多分今後、紙の書籍で乞う事は無くなるだろうと思うのである。流石に年も四十路になってくると、この手の表紙の本をレジに持ってくのが一苦労だからである(爆)
*ホントに欲しいモンは何ですか?
よーするに総務省が何故ジョブズを育てようとしてるかといえば。恐らく「ジョブズを生み出せば利益も上がって、税金ガッポリ取れて(゚д゚)ウマー」ってトコであろう。もしホントにそうならば、マヌケとしか言い様が無いのである。何故ならジョブズやゲイツとかが生み出した利益ってのは、所謂イノベーションの副産物だからである。ではイノベーションとは何か?答えは「社会を全く別の進化した形に変えてしまう事」である。CDが主流だった市場にダウンロード販売を持ち込んだり、紙の書籍が主流だった市場に電子書籍を持ち込む。当然古い人達は排除される事になるが、ソレがイノベーションなのである。でもってニッポン社会は、イノベーションによる社会の変化を受け入れられないだろうからである。
ニッポン社会ってのは何処の分野もそうだけど、何かが定着すると必ずって言って良いほど既得権益構造が出来上がってしまい、ソレを内側から崩す事が非常に困難になってしまってるのである。今回の選挙のソレがそうだけど、やっぱ右も左もニッポン人ってのは「バブル全盛期の頃のニッポンよもう一度」って考えが殆どであり、所謂「痛みを伴っても良いから、古いモンをブッ壊して新しいニッポンを創造するぞ〜( ̄Д ̄)ノ」って考えは殆どいない。だから「夢は正社員になる事」を謳い文句に掲げる政党が出てくるのである┐(´-`)┌莫大な利益とは破壊と創造から生まれてくるモンであり、正社員には決して得られないモンである。改めてそう思う今日この頃であった。