アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HERE WE STAND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「万物は変わらねばならない、より新しいものに、何か変わったものに」

By ヘンリー・ワズワース・ ロングフェロー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ひょっとして革命前夜!?

 今、ニッポンが世界に誇る”モノ作り”ってヤツが過渡期に入ってるのである。欧米が再度技術で引き離し始めたのもそうだけど、一番はやっぱニッポン以外のアジアの台頭である。確かにニッポン製品は優れている。でもその殆どが「値段の割には」の但し書きが付くのである。カネに余裕があるのなら、殆どがより良い欧米製のモンを買うのである。でもって「値段の割には良い」って理由で買われてるって事は、ソレ即ち「同じ良さでもっと安いモンがあれば、ソレを買う」って事であり、実際昔あんなにあったニッポン製の家電も、今じゃ中国製韓国製台湾製ばかりである( ̄ヘ ̄)上には行けなくて、下からはガンガン突き上げを喰らってて、さぁどうするんだニッポン製品って話である。


 でもって「値段の割には」ではない理由で買われてる数少ないニッポン製品の中に、エアガンがあったりするのである。安かろう悪かろうな中国香港台湾製電動ガン(以後中華銃)が大量に出回る中、東京マルイの次世代電動ガンやシステマのトレーニングウェポンなんかは格上のブランドを築いてるのである。コレはコレで良い事だと思うが、うかうかしてらんないなと思う商品が【今年のIWA】で発表されたのである:


台湾を拠点とする【G&G ARMAMENT】から発表されたG.E.Cシステムという、全く新しい形の電動ガンである。もう何ちゅーか「G&G\(^o^)/ハジマタ」って感じである(笑)ワタクシは今まで(ちゅーか今でも)基本スタンスは「中華銃m9(^Д^)プギャー」なのであるが(爆)流石にコレは度肝を抜かれた次第である(^_^;)トレポンと次世代電ガン、ソレに【KSC製電ガン】のハイブリッドって感じであるが、いずれにせよ一度は実物を拝んでみたいモンである。


*スナイパーの最新サスペンション

 最初はバカにしてた中華銃であったが、気が付いたら思った以上にサバゲーフィールドに浸透してるのである。確かに出来は悪いけどバリエーションが豊富で、安いからダメ元で買えるし、最近は中華銃のチューニングとカスタマイズを請け負うショップも出てきているのである。でもってワタクシの虫の知らせによると(笑)ひょっとしたら上記のアレがブレイクスルーになるんじゃないかという希ガスのである(^_^;)まぁソレはさて置いて、と:

何だかんだ言って、コレは出る度に買っちゃってるのである(^_^;)トイガンに関してはトレポンに移行してから殆ど見向きもしていないのと、ミリタリーに関してはワタクシは元々ミリヲタじゃないから殆ど見ないので、自ずとソレ以外を重点的に扱ってるこの雑誌に目が行くのである。あとワタクシの知人がこの雑誌に関わってるからってのも、コレ購入し続けてる大きな要因じゃないかと思うのである。


前にも言ったと思うが、サスペンション選びに関して重要なのは「ケチらずに最高のモンを買う」ってトコである。ただバネを硬くするだけなら安物でも簡単にできるのであるが、硬いバネを上手に制御するには優れたダンパーじゃないとダメなのであり、優れたモンはほぼ間違いなく高いからである。ワタクシの経験上、ビルシュタイン(含むエナペタル)とオーリンズと、あとザックス。サスペンションはこの3社から買っとけば確実である。


*頂点に立つために必要なモン

 さて話は戻って、上記の新型電ガンが覇権を取れるかと問われたら、ワタクシの答えは「今すぐにはノー」である。ちゅーのも、次世代やトレポンを超えようと思ったら、この3つの条件を満たさなきゃならないからである:

  1. 最低でも30m先のヘッドショットを狙えるだけの高い命中精度
  2. どんな時でも確実に動く&狙った通りの作動をする信頼性と、多少荒っぽく使っても壊れない耐久性
  3. 各種実銃用パーツ(および実物に忠実に似せたレプリカ)を難なく装着できること

この3つを兼ね備えて、初めて次世代やトレポンを超えられるとワタクシは考えるのである。ワタクシが見る限り、上記のアレは機構が細か過ぎ&複雑過ぎなトコがある→クリアランス大きいから精度が出ない&複雑で細かいから壊れ易いんじゃないかと想像してるのである(^_^;)あと他の銃ならいざ知らず、M4カービンは他のどんな銃よりも見た目や仕様に拘るユーザーが多く、ソレを忠実に再現するためにゃ実銃用パーツが付けられる必要性があるのである。


 次世代とトレポンの何が上手いかって、必要以上にリアルさに拘ってないトコなのである。リアルさに拘って部品が小型化複雑化して壊れやすくなるよりかは、省略して耐久性と信頼性を重視する方が多くを得られるからである。かと言って信頼性と耐久性を重視し過ぎると、今度はリアルさが無くなって所有する喜びが減る。リアルさと実用性の境界線という途轍もなく難しい線引きを、次世代もトレポンも丁度良くシッカリと収めてるのであり、コレはやはり長年の現場での使用、及びソコからの膨大なフィードバックが無きゃ得られんモンなのである。先ずはソレを得る必要があるから、上記のソレはすぐには普及しないとワタクシは睨んでるのである。さて明日も仕事早いんで、さっさと寝るに限る今日この頃であった。