アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SAD WINGS OF DESTINY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「埃は羽より軽く、風は埃より軽く、女は風より軽い」

By アルフレッド・ド・ミュッセ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


モータースポーツの教訓

 ワタクシがサーキットを走るようになって、気が付いたらもう8年である。初めてサーキット走った時の脳ミソ真っ白感&散々なタイムは、今でも鮮烈に覚えてる次第である(笑)が、あの時散々だったからこそ「畜生ォォォォォ。・゚・(ノД`)・゚・。見てろ!絶対運転が上手くなってやるぞォォォォォォヽ(`д´)ノ」っていう現在進行形のモチベに繋がったのであり、今となっては当時の関係者全員に感謝である。で、この8年で学んだ事の一つに「モータースポーツとは必要なモンを足していく競技ではなく、不要なモンを省いていく競技である」というのがあるのである。昔は速くなろうとして色んなパーツを足していったが、ソレが間違いだという事をクルマ1台廃車にする事で学んだのである(爆&実話)


 クルマ弄りに関して言えば、最も重要なのが「軽量化」である。何故かといえば軽量化にメリットは山ほどあれど、デメリットが殆ど無いからである。デメリットがあるとしたら遮音材が無くなる事でガタガタ五月蠅くなる、色々と剥き出しになって車内が殺風景になるといった事ぐらいで、走りには(剛性を損なわない限りは)全く影響がないからである:

クルマを軽くする

加速、減速、旋回の全てにおいてパワーアップする

軽くなった分ブレーキの負荷も減るし、タイヤの持ちも良くなる

各種負荷が減れば発熱も減るから、各種液体類のケアも楽になる

結果として速くなるだけじゃなく、長く乗れるようにもなる

(゚д゚)ウマー

・・・という事である。だからもし「サーキット走るんですけど」と相談しに行ったら「純正ブレーキは弱いから当店のキットを云々」「冷却問題を解決するために当店の冷却プランを云々」「ウチのパワーアップメニューで馬力を上げて云々」といった感じにパーツを足していく事を薦めるショップならば、ソコへは行かない事をワタクシはオススメする。繰り返し言うが、モータースポーツはモノを足していく競技ではないのである。


*続・サンタは錦糸町に居た

 さて、前置きはコレぐらいにして、先日の話の続きと行こうジャマイカ。前回のサブタイである「サンタは錦糸町に居た」であるが、つまりこういう事である:

そう、以前【MOVE】にオーダーしていた「モータースポーツのエッセンスを取り入れた新トレポン」であるが、何と12/28完成予定だったのを前倒しして、25日に納品になったのである☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆その余りにもナイスなタイミングに、ワタクシは「サンタは錦糸町に居た」と言ったのである(笑)

察しの良いロンマニアの方ならばお気付きであろうが、モータースポーツのエッセンスとはズバリ「軽量化」である。以前から言ってる事であるが、ワタクシはミリヲタではなく、サバゲーマーである。サバゲーマーにとって大事なのは「その銃が如何にゲームで使えるか」であり、ワタクシはその答えの一つとして「軽量化」を打ち出したのである。動き易くなる、構える時に疲れ難くなる、咄嗟の時にも素早く取り回せる等々、やっぱサバゲーでも軽量化は非常に有効だと感じたからである。では、詳細について説明するとしよう:


先ずはハンドガードであるが、コレは【ナイツURX4の14.5インチ】であり、実物である。そもそもの始まりは、ワタクシが某ショップでコレを発見した事から始まったのである。最大の特徴はムダが無いトコと、380gと非常に軽いトコと、実物だから剛性も高いというトコである。この「剛性」も、モータースポーツにおいて重要な要素なのである。


でもって軽量化のキモがこの【アルミアウターバレル】(写真はスチール)である。スチールの631gに対し、アルミは約1/3の214g。上記URX4と組み合わせる事により、剛性はそのままに圧倒的に軽いフロントセクションが得られるのである。


フラッシュハイダーは【NOVESKE KX3】の実物・・・ではなくレプリカである(笑)因みにレプリカにした理由はカネをケチったのではなく、重量である。実物KX3は火に曝される事もあってか、結構重たいのである。でもレプリカは火に曝されないせいか軽くなってるし、今回のコンセプトは軽量化なので、必然とレプリカが選ばれたのである。あとURX4とKX3を組み合わせであるが、コレはレーシングカーのマフラー(及び各種パイプ)をイメージしているのであり、コレまたモータースポーツからのフィードバックなのである(爆)だからURX4はわざわざアウターバレルを包み隠すぐらいの一番長いヤツにしたのである。




ナイツ製アンビマガジンキャッチ】と【マグプルASAPスリングアタッチメント】と【アンビセレクター】は前のトレポンでも使ってるが、使い勝手が良いので引き続き採用である。因みに前回同様、上2つは実物である。



新たに採用したのが【ナイツ製トリガーガード】と【マグプルMOEストック】である。前者は次世代電ガンの時に使ってて使い勝手良かったんで採用したのと、後者はコレまた軽量化の一環として重量で選んだ次第である。因みに双方とも実物である。


今回はハンドガードを始めとしてナイツ製のパーツを多用したので、刻印もナイツのソレにした次第である。因みにこの刻印、頼めばどんなモンだって入れられるのである。極端な話、リアルには実在しないアニメとかマンガとかに出てくるような架空メーカーのソレでも、時間とカネかけて特注する事だって出来るのである。


*まだまだ軽量化は終わらない

 とまぁ、基本的な部分に関してはこんな感じである。軽量化、高剛性化、そして何となくレーシーで空力的に有利そうなな外観(笑)コレが今回のトレポンに投入したモータースポーツ由来のエッセンスである。ココでサバゲー属性のあるロンマニアの方ならば「軽くしたいんだったら、何故バレルをもっと短くしないの?」と問うだろうが、その答えは「遠距離での命中精度」である。トレポンの場合何故だか知らんが、バレルが長ければ長いほど遠距離で弾道が安定するのであり、コレはワタクシも16インチと10インチで撃ち比べて確認したから間違いないのである。だから軽さと命中精度と取り回しのバランス成立を図った結果、バレル長は14.5インチにしたのである。


 でもって、軽量化はコレで終わったワケではないのである。ちゅーのも、コレをこのままの状態で使うには、色々と足りないモンが多過ぎるからである。ソコでココから色々足していくのであるが、ソコにも今回のコンセプトは活きているのである:

コレについてまた色々語りたいのは山々であるが、流石にワタクシももう疲れた次第である(笑)ただ何ちゅーか「トレポンは(・∀・)イイ!!」の一言に尽きるのである。確かにトレポンは高いっちゃ高いけど、その代わり自分の好みの仕様を思うが儘に反映させる事ができ、しかも実射性能は疑う余地も無いときたモンである。さて明日は休みなんだけど、さっさと寝たいから締めようと思う今日この頃であった。