ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「人生とはおかしなものだ。最高のものしか受け付けずにいると、最高のものを得られる場合が多い」
Ｂｙ サマセット・モーム
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊ぼくのかんがえたさいこうのえむよん
最高のモノとは何か？ワタクシは「自分のためだけに作られたモノ」だと思うのである。値段でもスペックでもなく、自分のためだけに作られたモノである。何故ならば、ソレは（オーダー主にとって）世界で最も使い易い道具だからである。だから高級ブランドの商品ってのはオプションの幅がとんでもなく広いし、最高級ブランドに至ってはその人のためだけにワンオフで色々作るなんてのもザラである。自分自身（財力、地位、センス、美意識、哲学など）を余す事無く、自分が思うがままを可能な限り忠実に、最高の素材と最高の技術で表現できる。ソレこそがフルオーダーメイドの魅力だと思うのである。その自己表現の魅力に比べれば、コストパフォーマンスなんて大した問題じゃないのである。
さてココまで書けば＆サブタイ読めば、察しの良いロンマニアの方は、ワタクシが何を言わんとしてるかお分かり頂けたと思うのである。そう、待たされる事４ヶ月。ようやく【ＭＯＶＥさん】にオーダーしていた【トレーニングウェポン（以後トレポン）】が完成したのであるv(o￣∇￣o)v
・・・ワタクシ自身が言うのも何であるが、やっぱ地味過ぎると思うのである（笑）ちゅーのも、ワタクシが何を目的にしてコレ組んだのかというと：
- 飾りモンじゃなくてサバゲーで使う道具なんで、使い勝手優先で作りたい。
- ワタクシは長物が好きなんでバレルは１６インチ。こだわりは後にも先にも、この１点だけ。
- 光学サイト搭載するんで、ジャマにならないようアイアンサイトは折り畳み式。
- スイッチング（銃を持つ手を左⇔右に切り替えること）やマガジン交換をし易くするためのアクセサリーが欲しい。
- ゴテゴテと色んなモンが付いてると嵩張る＆重たくなるから、余計なモンはいらない＆可能な限りスリムに
というコンセプトで組んだからである。でもってサバゲーに必要なモンだけ揃えると意外と不要なモンが多いので、結果地味な銃が出来上がってしまったって話である(^_^;)
ただ所有して初めて分かったのであるが、満足感がハンパないのである(*´Д`)何ちゅーか、手元にあるだけでハァハァが止まらんのである（笑）というのも「ワタクシが理想としているM4ライフル」がソコにあるからなのである。しかも完成度がシャレになってない。熟練した職人さんが一丁づつシッカリ組み上げているから余計な遊びが全く無く、全ての部品がガッチリしているのである。大衆車から高級車に乗り換えた時に味わえる、全てにおける一切のムダの無さ。ソレをワタクシはトレポンに見出してるのである。トレポンが別名「エアガンのフェラーリ」って呼ばれる理由が、今のワタクシにはすんごく良く分かるのである。
＊フルオーダーの魅力
そんな熟練した職人の手により組まれたトレポンの実射性能が悪いワケが無いのである。ノーマルの東京マルイ製電動ガンでも３０ｍ先のバスケットボール大のターゲットを狙うだけの集弾性はあるのだが、トレポンなら同じ距離で野球ボール大のターゲットを狙って当てられる。セミオートのキレが非常に素晴らしく、フルオートの連射速度も凄まじく、フルオートで撃つとレーザービームみたいな弾道が出来上がるのである。が、その魅力をこの写真１枚だと分かり難いので、個別に説明するとしよう：
レシーバー部の拡大である。使い易いように【ウィルソンコンバット製大型ボルトリリース】と【ナイツアーマメント製アンビマグリリース】と【マグプル製トリガーガード】を取り付けたのである。因みにレプリカじゃなくて、全部実物パーツ（以後実パ）である。実パはリアル銃撃戦を想定して作ってるから、強度と精度が段違いなのである。
ストックは【マグプル製CTR伸縮ストック】である。固定ストックは長過ぎる＆ノーマルはダサいんで、使い勝手の良いコレにしたのである。無論コレも実パであるから、取り付け剛性や強度はトイガンやレプリカとは段違いである。
全体写真だと分かり難いが、ストック基部にスリング取り付けるための【マグプル製ASAPスリングマウント】がある（コレも実パ）のである。ワタクシの経験上、スリングは一点スリングが一番使い易く、固定部分はストック基部が一番ジャマにならないからである。
実は刻印も、顧客のオーダー次第で好きなモンを入れられるのである。ナイツみたいな有名所から、マイナーな新参メーカーまで何でもおｋ。ワタクシは拘りなかったんで、無難にコルト刻印にしておいた次第である。コルト刻印ならどんなカスタマイズしても違和感ないので、ある意味非常に使い勝手が良いのである。
【アンビセレクター】を選んであるので、この様に右側にもセレクターがある。当然だがダミーではなく、ちゃんと機能するソレである。マグリリースは【ナイツアーマメント製アンビマグリリース】使ってるので、ついでに大型化されているのである。
アイアンサイトは【マグプル製MBUSバックアップサイト】の前後（コレも実パ）を使用。光学サイト使用がデフォだから普段は使用しないので、使わない場合はこの様に折りたたんでおく。
例えば光学サイトが故障あるいは電池切れで使えなくなった場合、光学サイトを取り外した後この様に立てて使うのである。
写真が汚くてアレだが、サイトを覗き込むとこんな感じである。
フロントガードは【ダニエルディフェンス製１２インチＲＩＳIIレール】であり、コレも実・・・と言いたいトコであるが、実パの在庫が無かった＆再入荷の予定は不明と相成ったため、残念ながらレプリカを使用(´・ω・｀)実パの最大の弱点がコレであり、手に入らんモンは場合によっちゃホントに手に入らんのである(^_^;)ワタクシはソコんトコ細かい拘りは無いので、ダメ元で敢えてレプリカでもおｋした次第である。
次に中身を見てみるとしよう。先ずはこの赤青の二か所のピンの内、赤のピンを抜くのである。
赤のピンを抜くと、この様になるのである。次にある程度曲げると青のピンを抜けるようになるんで、ソレも抜くのである。
するとこの様に、アッパーレシーバーとロウワーレシーバーが別れるのである。
アッパーレシーバーの中には、この様にピストンとスプリングを内蔵したシリンダーと、インナーバレルが内蔵されてるのである。シリンダーと機関部が一体化した東京マルイの電ガンとは違い、こちらは分離式である。因みにチャージングハンドルはダミーだから手を加える必要が無いので、ノーマルのままである。
でもって機関部はこの様にロウワーレシーバー内にあるのである。因みにモーターは東京マルイ製同様、グリップ内に収納されてるのである。賢いロンマニアの方ならお分かりかと思うが、ロウワーを別のアッパーに組み込む事も可能→個別にアッパーを制作すれば、１つのトレポンで２つ以上の仕様が楽しめるのである。
じゃあ電源となるバッテリーは何処にあるのかというと、この様にストックを取り外して・・・
棒状のLiPoバッテリーをココに仕込んでるのである。ただバッテリー容量が小さいから持ちが悪いのが玉に瑕で、一日のゲームに最低２本は持って行かなきゃいけないのである(^_^;)
＊興奮冷めやらぬままに・・・
ホントは【マグプル製MIADグリップ】や【マグプル製PMAGマガジン】も欲しかったんだけど、コレまた在庫が無い＆入荷未定なんで今回はパス(´・ω・｀)でもグリップもマガジンもノーマルで不足は無い＆細かい事で納品を余計に待つのはバカバカしいので、今回はコレで良いとワタクシは思ってる。取り敢えずコレでやってみて、不足分や必要分が更にでた時に追加で頼めば良いだけの話である。あとはまた別のトコに個別に注文していたブツが幾つかあるので、ソレを装着して完成である。ワタクシが今どんだけサバゲー行きたがってるか、サバゲー属性のあるロンマニアの方ならば痛い程お分かり頂けるだろうと思うのである（笑）ココまで「うぉぉぉぉ！サバゲー行きてぇぇぇぇぇヽ(｀д´)ﾉ」って思うのは、ホントに何年振りだろうか（爆）
でもって、大きな問題がもう一つある。ソレは「もう既に２本目が欲しくなった」という事である（笑）今回は長いのにしたから、次はブッシュが濃い夏場やインドアみたいな取り回しの悪い環境を想定して、バレルは１０.５インチ（あるいはソレ以下）の短いヤツにしたいと思うのである。アッパーだけ組むか、あるいはフルでもう一つ組むか。光学サイトは使い回すか、あるいは個別に買うか。時間かかっても良いから徹底的に実パに拘るか、あるいは今回みたいに「大差なければレプリカでおｋ」と割り切るか・・・コレ以上妄想するとホントに限が無い＆明日にも実行してしまいそうになるので（爆）今日はもうさっさと寝るに限る今日この頃であった。
