アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SIN AFTER SIN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「家を建てる人全てに私が言いたいのは、所有者が家の装飾品となるべきで、家が所有者の装飾になってはならない、ということだ」

By マルクス・トゥッリウス・キケロ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*最高の道具とは

 古人曰く「ホントに優れた人間とは、自分で何でも出来る人間ではなく、自分の代わりに出来る人を知っている人間」だそうであるが、ワタクシもコレには激しく同意である。特に知識や情報の細分化&専門化が進んできた今の世の中、一人で何でもやるってのは絶対にムリだからである。特定の分野に精通した知人が大勢いるって事は、ソレ即ちソイツの実力(能力のある人は、大概同じような能力のある人としかつるまんから)と、幅広い人脈を築けるコミュ力の証になるからである。能力があってコミュ力も抜群なら、そりゃ優秀に決まってるって話である。コレと同じ事が、ワタクシはモノにも言えると考えているのである。即ち「優れたモノは単独で優秀である必要は無い」という事である。


 何故優秀なスマホは沢山あるのにiPhoneが、優秀なアクションカメラは数多くあるのにGoProが選ばれるのか。答えは「本体単独では飛び抜けて優秀じゃないけど、社内外含めアクセサリーが数多くあるから」である。本体単独で全カスタマーの全ニーズを満たすなんて、何処のどんな製品を以ってしても不可能である。が、アクセサリー類が多数あれば、ソレを用いて足りない分を補う事が可能であるばかりか、そのアクセサリーを用いて自分好みの製品に仕立て上げる事だって出来るのである。熟練の職人が古くても使い慣れた信頼できる道具を長年愛用するのと同様に、完全に自分の嗜好に合った商品は、優れてるけど合わない商品のソレを遥かに上回るモンなのである。


*続・まだまだ軽量化は終わらない

 これと同じ事が、M4ライフル(実銃、エアガン双方とも)にも言えるのである。M4はソレ対応のカスタムパーツや装備品が星の数ほどあるからどんなタイプの人間がどんな用途に用いようとも、ほぼ確実に自分好みの一丁に仕立て上げる事が可能なのである。ワタクシもかつてはAK、SIG、G36、ステア―AUGと色んな銃を使ってきたが、最後はM4に戻ったのもソレが理由である。サバゲーはM4に始まりM4に終わる。コレこそがワタクシのジャスティスである(笑)さて、先日の話の続きである:

本体の時点で既にワタクシ好みのアフターパーツを各種取り付けていたのだが、ソコから更にアクセサリー各種でカスタマイズしていったワケである。ソレについて、コレから順番に説明するとしよう:


ミリタリー属性の無いロンマニアの方は「ハンドガードについてる鍵穴状のソレは一体何?」って思われてるだろうから、先ずはソレからである。コレは米VLTOR社が開発した【KEYMOD】という次世代のレールシステムであり:


必要に応じてこの様に従来のレールを必要な分だけ取り付けて。


こんな風に、更にアクセサリーを装着できるのである。ムダが無くて、必要に応じて必要最低限だけ注ぎ足せる。正に今回のコンセプトである「軽量化」に打って付けである。


でもワタクシは色々付けるのは好きじゃないんで、ハンドガードを掴む場所にカバーをするだけである。使ってみて「やっぱフォアグリップ欲しいな」って思ったら、その時に注ぎ足せば良いのである。


使わないレールはこの様にレールカバーで覆う。別に覆う必要は無いんだけど、コレもワタクシのジャスティスなんで(笑)レールの角って思ったより尖ってる→何かに引っかかると傷が付いたりするので、ソレを保護するためでもあるのである。



ダットサイトは【Aimpoint Micro T-1】を【LaRue Tactical LT660VFZ】で嵩上げしたモンである。蛇足だが、双方とも実物である。光学機器の場合は精度と信頼性が重要なので、ワタクシ的には実物以外の選択肢は無いのである。コレを選んだ理由は、勿論重量である。前のトレポンで使ってる【EoTech EXPS3】の半分(168g)である。


何せ貴重な実物ダットサイトなので、この様に【T-1用レンズカバー】でシッカリ保護する次第である。


ダットサイトの使い方は至って簡単。この赤点を相手に合わせて、トリガー引けば当たるのである。使い勝手は視野が広い分【EoTech EXPS3】のが使い易いが、コレも中々悪くないモンである。


ソレでも故障だとか電池切れだとかの万が一が起こった場合に備え、折り畳み式アイアンサイトを装備しておくのである。パーツが一式ナイツなんで、コレも【ナイツ製マイクロフロントサイト】【同じくマイクロリアサイト】の実物・・・ぢゃなくてレプリカである(笑)何せサバゲーレベルじゃ実物光学サイトが壊れる事なんざ皆無→デファクト上ただの飾りなんで、レプリカで十分だって話である。


ダットサイトが使えなくなったらダット本体を外して、アイアンサイトをこうやって起こして使うのである。因みにコレを選んだ理由は、やっぱ小型化による軽量化が目的である。


お次はこの【トレポン用P-MAGマガジン】である。勿論コレも軽量化目的での導入であり、重さは何と純正の1/3(168g)と断然軽い。しかも弾数も120発→170発に増加してるので、火力アップも兼ねてるのである。


この際だからドサクサに紛れて(笑)スリングも【MAGPUL MS3】に交換した次第である。


 とまぁ、コレで銃の方は一通り完成したワケである。あとはホップアップを調整して、サイトをゼロインして、サバゲーで撃ちまくるだけである。何ちゅーか、もう次のゲームが待ち切れないのであるo(^∇^)o・・・が、軽量化作戦はまだ終わっちゃいないのである:

実はマガジンポーチも軽量化してあるのである。コレは【BlueForceGear製M4マグポーチ】と【BlueForceGear製ハンドガンマグポーチ】である。


今まで使ってたのと比べると、どんだけスリム&軽量になったかがお分かり頂けると思うのである。


使い方はこの様にマガジンを奥まで突っ込むだけ。コレだけでマガジンは逆さにして振っても落ちないほどシッカリ固定され、且つ抜く時は少し力を入れれば音も無くスッと抜ける。正にサバゲー向けのマガジンポーチである。


コレを収めるのは、勿論【Pelican製1700ケース】である。とは言っても新たに購入したのではなく、中のウレタンをスペアウレタンで新たに作っただけである。銃が軽くなったお陰で全体の荷物も軽くなって、正に一石二鳥である。


*更なる問題発生

 こうしてワタクシの新兵器が無事完成し、今のワタクシの気持ちを一言で表すと「最高に”ハイ!”ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ( ゚∀゚)」ってトコである(笑)こうして2本目(正確には2本+アッパーだけ1本の2.5本だが)のトレポンを入手して完全無欠のはずのワタクシに、新たな問題が生じたのである。ソレは「既に3本目、4本目のトレポンコンセプトが存在する」という事である(爆)今ネタバレしても面白くないので、大まかな概要だけお伝えするとしよう:

  • 3本目:実用性軽視、ロマン重視の夢トレポン
  • 4本目:某特殊用途に特化した専用トレポン

といった感じである。とは言っても来年2月には三代目の愛車が納車される→当面はソレに夢中になる&カネがかかるだろうから、上記構想が実行されるとしても相当先の話になるであろう。ただ実用性の低い3本目は兎も角、4本目は場所さえ見つかれば実用性抜群なので、ひょっとしたらひょっとするかもである(笑)さて今日はサバゲー属性の無いロンマニアの方にはどうでも良い話を延々としてしまったので、反省して寝るに限る今日この頃であった。