アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

TIME TELLS NO LIES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人目に立つ公平は、取り繕った不公平だ」

By バンジャマン・コンスタン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*不公平って何ですか?

 スポーツで義肢を使うのはズルいのか否か。コレに関しては【障害者サイドの意見】や【健常者サイドの意見】があって、結構侃々諤々な議題だと思うのである。でもってコレに関するワタクシの意見は「ズルくないに一票」である。簡単な話である、義肢がズルいと思うのなら、自分も手足を切り落とせば良いだけの話だからである。どう逆立ちしても何ともならない人種的な云々(黒人のバネのような筋肉、白人の身体の大きさなど)には何も言わないのに、ちょっと勇気を出して切断すればいいだけの義肢については文句を言う。コレをおかしいと思うのはワタクシだけであろうか(笑)上位は黒人ばかりの100m走とか、上位は白人ばかりの水泳自由形とか、そっちの方が問題だと思うのである。


 でもってこう書くと、当然の事ながら「自分の四肢を切り落とすなんて、夢でも考えられないッ!たとえソレで勝てなくなるとしても、俺は自分の四肢を守り抜くッ!」ってリアクションが返ってくるだろうけど、ソレと反対の気持ちを義肢のアスリートは抱いているのである。そう、黒人に生まれるも白人に生まれるも、健常者に生まれるも障害者に生まれるも、全ては運なのである。でもって、運も実力の一つなのである。だからワタクシは「人種でスポーツを分けるのがナンセンスなのと同様に、義肢の有無でスポーツを分けるのもナンセンス」と主張するワケである。だからオリンピックに出られるだけの実力があるのならば、ドンドン出場しちゃえばいいのである。


*ネタ枯渇

 ただこの問題が、そういった正論じゃ片付かないのもまた事実である。ケイシー・マーティン裁判が良い例だけど、所謂「健常者である」という事は人間にとって非常に大きな意味を持っていて、主観と客観を切り離す事が非常に難しいからである。でもってサブタイにある様に、今日はネタがもう無いのである(笑)というワケで・・・


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その111:賢いのはどっち?

A子「男と女ってどっちが賢いのかしら?」

B男「女に決まってるだろう」

A子「あら、悪い気はしないけどなぜ?」

B男「女は男と結婚するだろ、実に賢明な判断だ、しかし男は女と結婚するだろう、実に愚かで馬鹿な判断だよ」


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その112:風が吹くと

Q:「風が吹くと」……どうなる?

A:東京人が水と電池と食料の買い溜めを始める


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その113:どっちが好き?

女「ねぇ顔のいい女と頭のいい女、どっちが好きなの?」

男「どっちも嫌いさ!僕は君が好きなんだ!」


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その114:失業中

アメリカ人のトムは、現在失業中の身である。


朝、七時に時計(日本製)のアラームが鳴る。
コーヒーメーカー(台湾製)がゴボゴボいっている間に、彼は顔を洗いタオル(中国製)で拭く。
電気カミソリ(香港製)できれいに髭も剃る。
朝食をフライパン(中国製)で作ったあと、電卓(日本製)で今日はいくら使えるかを計算する。
腕時計(台湾製)をラジオ(韓国製)の時報で合わせ、クルマ(ドイツ製)に乗り込み、仕事を探しに行く。


しかし、今日もいい仕事が見つからず、失意と共に帰宅する。
彼はサンダル(ブラジル製)に履き替え、ワイン(フランス製)をグラスに注ぎ
豆料理(メキシコ製)をつまみながら、テレビ(インドネシア製)をつけて考える。


「どうしてアメリカには、こうも仕事がないのだろうか……」


・・・といった今日この頃であった。