アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

UGLIER THAN THEY USED TA BE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「物語の中に拳銃が出てきたら、それは発射されなくてはならない」

By アントン・チェーホフ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*今年のクルマ

 ちょっと古いネタであるが、我がND5RCがこの度【ニッポン自動車殿堂カーオブザイヤー】と【ニッポンカー・オブ・ザ・イヤー】で2冠を達成したんだそうである( v ̄▽ ̄)ワタクシがコレ語るとオーナー目線になってしまうのがアレであるが、NDはマジで良いクルマである。あの小さな車体と、あの価格帯の中でで、重量増加を最低限に抑えつつ詰め込めるモンを徹底的に詰め込む。ワタクシ自身が見て&ショップの人にも見てもらったのであるが、ホント余計なモンを入れるスペースがもう殆ど無いのである(^_^;)NDのグローブボックスと小物入れはシート背部という変なトコにあるのであるが、アレは目的があってソコに設置したのではなく、ソコにしか設置するスペースが無かったからである。



 そう、NDの良さを一言で表すと「最大公約数の美学」といった感じである。ぶっちゃけた話、NDが最高性能のクルマだなんて思ってるヤツは居ないだろうし、ワタクシだって全く以って思っちゃいない。が、そのバランスの取り方が実に秀逸なのである。車体は大きいほど余裕ができるけど、大きいほど重くなり小回りが利かなくなる。カーボンとかチタンとかを多用すれば軽くなるけど、多用するとコストが上がる。パワー上げれば速くなるけど、上げると補強云々で重たくなる。ドラポジは寝かせた方が重心も低くなって良いんだけど、寝かせると前方視野が悪くなる等々。こういった各種トレードオフのバランスの取り方が実に上手いから、トータルで優れたクルマになるのである。


*5丁目のグロック

 Sオーナー曰く「良いクルマ作りに必要なのは歴史」というが、正にこの事だと思うのである。このバランスを卓上の計算だけで出すなんて、絶対に不可能だからである。長い時間をかけて無駄を削ぎ落として、良い部分を伸ばして、試行錯誤を繰り返して、ソレをNAの頃から始めて四半世紀続けてきたからこそ、マツダはNDが作れたのであr・・・とまぁ、この話をすると長くなるので、話を変えようジャマイカ(笑)

[rakuten:sportshobby:10009488:detail]

以前からネタにしていた【東京マルイGLOCK34】だけど、この度ようやく(σ・∀・)σゲッツ!!したのである。今まで使ってた【GLOCK18C】が壊れてしまった&同じモンを買うのもアレだったのだけど、今回新バリエーションが出たから買い替えようと思った次第である。


下から順に17、18C、そして今回の34である。




17と34の外見上の違いは、マガジンキャッチの延長、スライドストップ形状の変更、あと調整式リアサイトの導入である。


アッパーフレーム部分であるが、こうしてみると分かるように、スライドとアウターバレルが延長されてる事以外は、基本的に17と同一の構造なのである。


ロアフレーム部分に至っては、17と殆ど同じだと言っても良い程である、色が違う理由であるが、ソレは後々説明するとしよう。


この様に17や18C同様にグロック20/21用ブラックホーク製実銃用ホルスター*1に収まるのである。ちょっとばかしスライドがはみ出しているが、抜き差しする分には全く差し支えないので、このまんま使う予定である。


*カスタマイズ虎の巻

 ココで賢いワタクシは、一つの事に気付くのである(笑)ソレは「構造が従来のグロックと殆ど一緒という事は、従来のカスタマイズがそのまんま使えるのではないか」という事にである。というワケで、ノーマルではサバゲーどころか空撃ち一回すらする事無く、カスタマイズを施す事になった次第である(爆)ガスハンドガンのカスタムで大事な事は、主にこの4つである:

  1. 各種動作の抵抗を減らす
  2. 1マガジン+α分撃ち切れるようにガス流出量を増やす
  3. ガスをムダにしないよう気密を高める
  4. 全体のバランスを崩さないようにする

特に一番難しいのが(4)である。昔とは違い、今のマルイのハンドガンはノーマルでも高いレベルでバランスが取れてるので、そう簡単に社外品入れて性能がアップするとは限らないからである(^_^;)だからワタクシが取る方法は「ノーマル部品を加工して、デメリットが少ない部分にのみ社外品を入れる」という方法である:


ピストンバルブがソレであるが、コレをヘタに社外のモンに変えると、バランスが崩れて動きが悪くなってしまうのである。だからノーマルのソレを一部加工して、ほんの僅かにガス流出を増やすに留めてあるのである。


でもピストンヘッドは気密の高い社外品入れてもデメリットは殆ど無いので、コレは17で使ってて無問題だったパーツを移植してきたのである。


右がノーマルのマガジンバルブ、左が社外製のマガジンバルブである。ノーマルは一回ガスを注入すればマガジン2〜3回分撃てるのであるが、サバゲーにおいてはマガジン1回分使ったら別のマガジンに交換する→1回分+α*2分使えればソレで十分なので、社外バルブを使ってガス流出量を増やしてるのである。コレも17で使ってたマガジンがまだ使えるので、ソレを引き続き使う事にしたのである。


上が18Cで使ってた社外製インナーバレル+ホップパッキン、下が34のノーマルインナーバレル&ホップパッキンである。34は17や18Cと比べ7mmほどインナーバレルが伸びているのであるが、社外のソレでも問題なく動くことが確認されたので、そのまんま移植して使う事にした次第である。後々34用の社外インナーバレルが出たら、その時また買い替えればいいだけの話である。


ただホップパッキンはもう古くなってた&ホップパッキンは気密を保つために重要なパーツなので、コレは同じモンの新品を調達した次第である。


スプリングガイドも17と18Cと34で全く同じだったため、そのまま18Cに使ってた低抵抗の社外品を移植した次第である。



パーツ装着&加工が一通り終わったので、スライド内部の良く擦れる部分にリューターをかけてバリを取って、ついでに鏡面加工(?)を施したのである。こうするとブローバックする際の抵抗が減り、ブローバックのスピードアップによる連射速度の向上と、ブローバックするのに必要なガスのムダ使いを抑制できるのである。そう、上記写真の色違いの理由はコレなのである。


最後に18Cに付いていたマグウェルとビーバーテイルを移植して、カスタマイズは終了である。後は弄った部分にシッカリとグリスがけをして、空撃ちを150〜200発ぐらいして各部を擦り合わせて慣らして、マガジン2〜3回分のBB弾を撃ってホップパッキンを慣らせば終了である。後はサバゲーに持ち込んで、実戦でガンガン使うだけである。


 あともう一つの目玉である【M4A1 MWS】の方であるが、エアガンショップの中の人曰く「どんなに仕入れても仕入れただけ売れるから、店頭に並ぶのは何をどうやっても年明け以降」だそうである(´・ω・`)まぁ今はもう冬→どうせ寒くてガスが気化せずサバゲーじゃ役に立たないから、ワタクシ的には想定内なので無問題である。というワケで、新しく作った34も来年春まで持ち越し・・・と思ったけど、ちょっと旗向きが変わりそうなのである。ワタクシは今現在、インドアフィールドを色々と開拓中なのであるが、ちょっと面白そうなトコを見つけたのである。詳しい事はネタバレになるので余り言いたくないが(笑)ひょっとしたらひょっとするかも知れない今日この頃であった。


*1:マルイのグロックは実銃よりも僅かに大きいから、実銃用の17用ホルスターじゃ入らない

*2:気温が下がるとガス気化が落ちるため、一回分キッチリではなく余裕を持たせてある