アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

YOU CAN’T KEEP A GOOD BAND DOWN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「決して恐れてはいけないのです。誠実と真実と思いやりに対して賛成の声を、不正と欺瞞と貪欲に対して反対の声をあげることを、決して恐れてはいけないのです」

By ウィリアム・フォークナー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*不正不正アンド不正

 昔の三菱自動車は、ソレはソレは楽しいメーカーだったのである。ワタクシのトーチャンが三菱ファンで、物心ついた時から三菱車に乗ってたのもあるのであるが、ソレでもやっぱ昔の三菱車は楽しかったと思うのである。パジェロはその無骨さがカッコ良かったし、GTOは中身はアレだったけどスタイリッシュかつマッチョなデザインが大好きだったし、ギャランVR-4は4WD&4IS&4WS&4ABSという機械好き泣かせのハイテク車だったし、ランエボについては最早説明するだけ野暮ってモンであろう。今の三菱しか知らない若いロンマニアの方からは想像付かないかも知れないが、昔は三菱車と言えばハイテク車の代名詞だったのであり、ソレはソレはガキの頃のワタクシの厨二心を最大限刺激したモンである(笑)


 その昔を知ってるからこそ、ワタクシは今の三菱の不甲斐なさに怒りを覚えるのであるo(`ω´*)o以前の講演で水野和敏氏が「三菱の何が情けないって、燃費とかいう他人の価値観に振り回された挙句、その為にしたカンニングまでバレた事」と言ってたのであるが、まさかその後【不正を正すための場でまた不正した】とは、予想の更に下を行かれたって話である・・・・

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              ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
              (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
               |i i|    }! }} //|
              |l、{   j} /,,ィ//|       『不正を正すために再検査していたはずなのに
             i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        その不正を正すための再検査の場で不正が行われていた』
             |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
            /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
          /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
         ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
          |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
         // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
        /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    隠蔽体質だとか巨大組織の腐敗だとか
        / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ      そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
       ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
     _/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


・・・というのがワタクシの正直な感想である(笑)まぁ何ちゅーか、もうワタクシが好きだった三菱自動車は、既にこの世には存在しないんだなと改めて確信に至った次第である┐(´д`)┌


*自動車技術パーフェクトブック

 まぁ正直な話、三菱のコレはワタクシ的には既にどうでもいい話である。もう今後ワタクシが三菱車のお世話になる事は無いんだから、お世話になる事の無いメーカーなんぞ気にするだけ時間のムダである。でもまぁホント、今後三菱は何を売るつもりなんだって話である( ´Д`)=3まぁソレはさて置き、話を変えようジャマイカ

この雑誌も気が付いたら120号、月間だからつまり10年目である。ワタクシが読み始めたのが初期の頃だから、もう随分読んでるんだなって思わされるのである。でもこうやって10年前と比べてみると、クルマの技術ってホント日進月歩だって事を思い知らされるのである。何ちゅーか、そりゃ同じトコの特集をローテーション組んでるだけでもネタが尽きない筈である(笑)


別に目ぼしい記事は無かったんだけど、R35絡みだったから買ってきた次第である(笑)一応17年モデルの事細かな説明がなされているんだけど、どーせ買わないんだからどーでもいい話である(爆)ただ驚いたのが、水野和敏氏が退任した後のモデル(14年以降)が思ったより売れてた事である。特に1000諭吉超のスペシャルモデルはソレが顕著で水野時代は合わせて100台も売れてなかった(スぺV56台、エゴ26台、CTE14台)のに、田村時代のソレはNISMOだけで245台&バックオーダー400台分である。まぁ売れてるモンが全て良いとは限らんが、ソレでも売れんよりも売れる方が良いに決まってるのである。言っちゃ何だが、やっぱ結果が全てである。


*燃費燃費アンド燃費

 さて、もう少しだけ三菱の話をしようジャマイカ。でも上記の事件で考え方を変えてみると、ソレ即ち「不正に不正を重ねる価値があるほど、燃費って要素は売り上げに繋がる」って意味でもあるのであり、三菱を叩くのも重要だけど、ソレ以上にこーゆー考え方が蔓延ってる現実を何とかするべきだとワタクシは思うのである。正直な話、ワタクシは何故燃費がソコまで重要なのかが全然分からんのである( ̄〜 ̄)そりゃ全く考慮してないかと言えばウソになるし、燃費は良いに越した事はないのは間違いないのである。が、ワタクシがクルマ選びの際に考慮する事として、燃費が他の全てを抑えてまで一番に挙げられる事は絶対に無いと言えるのである。


 簡単な話である、ソコまで燃費が重要ならば、まず「クルマに乗る」って選択肢がワタクシには存在しないからである。通勤なら近距離はクロスバイク、中距離以上はロードバイクに乗れば、安上がりな上に運動にもなるから一石二鳥である。自転車で行ける距離よりも遠い場合は電車に乗れば良いし、荷物があるのなら宅配にすればいいし、どうしてもクルマが要るのならレンタカーすればいい。ワタクシの計算では、その方が費用的に得なのである。そう、コストパフォーマンスだけで物事を考えるなら、クルマなんて要らないのである。だから燃費云々がイの一番に来るなんて事は無いのである。大儲けするコツは、バカを上手く騙す事。ホントその通りだと思う今日この頃であった。