アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DOOMSDAY RITUALS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「信頼と懐疑は両方とも必要だ。しかし敵対者としてではなく、協力して未知のカーブを回るためである」

By リリアン・スミス


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*運転が上手くなりたい

 サブタイのソレは、昔から今に至るまでの、ワタクシがモタスポをやる動機である。この手のスポーツをやる人間としては意外かも知れないが、ワタクシはモータースポーツが余り好きではないし、試合やレースに勝ちたいという気持ちも無いし、勝ってチヤホヤされたいという願望も無いのである。レースカーに対して「速く走るための究極の機械」として少なからぬ興味は持っているが、ソレをどのチームの誰がどの様に駆るのかは殆ど興味が無いのである。あと当ブログのタイトルが示すようにワタクシはアスペなんで、複数の事を同時にやるレースは抑々苦手分野なのである。あとレースを観ようにも人の名前と顔を全く覚えられないから、楽しもうと思っても楽しめないのである(笑)


 じゃあ何故サーキットなんぞを走ってるのかといえば、その答えが上記サブタイである。街中で余裕を以って運転できるようになりたいし、万が一の時にも適切に対処できるようになりたいし、ホントに優れたクルマを自分の五感で直接見抜けるようになりたい。その為にはドラテクを向上させる必要があり、ドラテク向上にはサーキット等でのスポーツ走行で鍛えるのが有効だし、ドラテク向上の度合いを測る有用な客観的資料の一つがサーキットでのラップタイムなのである。そう、ワタクシは欲しいのは「勝つための速さ」ではなく「成長の証としての速さ」であり、ソレを推し量るために過度なチューニング(特にパワーアップ系)は無用なのである。フツーの人のソレとは相容れないだろうが、ソレがワタクシ流のクルマの楽しみ方なのである。


*運転が上手くなろう

 ワタクシがセカンドカーとしてND5RCを選んだ理由も、つまりはそういう事である。普段使いに便利な小さくて燃費の良いクルマが欲しかったのもそうであるが、ドラテクの基本技術向上のためのクルマが欲しかったからである。その基本技術向上の為には、スポーツカーの基本(軽量、低重心、均等な前後バランス、後輪駆動、適切なサスジオメトリー等)に可能な限り忠実なクルマが理想的なのであり、NDはソレにピッタリだったからである。NDを上手に乗りこなせるようになれば、その延長線でR35はじめ様々なスポーツカーを上手く乗れるようになるってワケである。というワケで・・・

遠方遥々、ココに来たってワケである。え"?コレじゃ何処だか分らない?撮ったワタクシですら何のために撮ったのか分からないから、ソコは安心して良いのである(笑)先日述べたように【NordRing Driving Master Slalom】参加するためにFSWへ向かっている途中、足柄ICで撮った写真がコレである。本来なら霧の向こうに富士山が写ってる筈なのであるが、霧で見えなくなってるって話である。コレでホントに走れるのか心配だったのであるが(^_^;)・・・

現地はこの通りド晴天だったのである。ニッポンを代表する山である富士山も、この通りハッキリと見えているのである。

コレが今回の会場であるFSW第7駐車場である。だだっ広い中にカラーコーンを設置して、ソコをスラロームで抜ける練習をするのである。


やっぱR35メインのショップの練習会なので、参加者の半数以上はR35での参加なのである。


ただ中にはこのように、R35以外での参加もチラホラ見られるのである。


そんな中、1台だけ圧倒的な存在感を示すクルマがコレである(笑)この場所にこういうクルマで来た時点で、コレのオーナーの侮れなさが良く分かるってモンである(爆)因みにオーナーの写真は「撮られてヤフオクに流されてアホみたいな値段で取引されて話題にされたくない」って理由でNGである(核爆)


因みにコレがノルド所有のNDデモカーである。セラミックメタリックの【NR-A】である。因みにスペックであるが、シート変えてリアに小さなロールバー装着した以外は全てノーマルなんだそうである。


*運転が上手くなる?

 内容に関しては昨年5月に似たような事をやったが、よーするにカラーコーンで作ったコースを一台ずつ順番に走るって感じである。敢えて限界越えでコーナーに突っ込む練習をする事によってクルマの限界を見極めて、ソレを上手くコントロールする技術を身に付ける事が今回の目的である。だから何も考えずにガンガン踏んでガンガン振り回して、楽しみながら失敗から学ぶのが今回の趣旨なのである。文章で書いてもワケ分からんだろうから、動画でお見せするとしようジャマイカ

こんな風に順番に何本も何本も走って、Sオーナー(言うまでもないが元ニッポンのトッププロ)や臨時講師のF教官(因みにドラテクはプロ級)に走行毎にアドバイスを貰いながら、徐々に上手くなっていこうって趣旨なのである。今回はNDで限界超えて攻めるのが初めてなのと、車高調を新調した事もあり、最初は細かい事は考えず滑らせまくったのである。ターンインで何処まで切り込めば何処まで回るのか、脱出で何処まで踏めば何処までオーバーになるのか、スピンしそうになった時何処までやればリカバリーできるのか云々。やる事は山のようにあるのである。


 そう、似たような事は人里少ない山の中の広場でもできるのであるが、試す環境はこっちの方が断然良いのである。安全な場所で出来るし、合法だから通報もされないし、いざという時は信頼できるメカニックも居るし、メシも飲み物も出るし、明確で正確なアドバイスだって貰える。参加費は3諭吉と結構するが、得られるモンはフツーの走行会の何倍も多いのだから、決して高くなないのである。さて、ココから先は・・・と言いたいトコであるが、コレ以上話すとネタが枯渇してしまうので、残念ながら今日は以上である(笑)ただやっぱ何だかんだ言って、クルマ遊びはやっぱ最高に楽しいのである(^-^)さて明日は早いので、さっさと締めるに限る今日この頃であった。