ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「鍛錬や練習はなくてはならないものだ。しかし、それは始まりに過ぎない」
By ニール・パート
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*物差しは何処
チューニングパーツを付ける事の難しさは何処にあるのかと問われたら、ワタクシは「評価するのが難しいトコにある」と答える次第である。例えば「○×は使い易い」と言われれても、ソレを言ったヤツがド素人なのかプロドライバーなのかで評価や着眼点は全く変わるし、プロが評価したと言ってもスポンサーなのか否かでコレまた評価が変わる。だからワタクシはチューニング系雑誌やみんカラのレビューは基本的に信用しない事にしてるのである。何かを導入したい時は可能な限り客観的にメリットとデメリットを考えて、可能な限り客観的な意見を集めて、導入した後も可能な限り客観的に経過を見ていく事にしてるのである。でもってソレをみんカラのパーツレビューや整備手帳にアップする時も、可能な限り客観的な視点で書く事にしてる次第である。
でもって今ワタクシの評価を最も悩ませているのは、以前NDに導入した【新車高調】である。良いか悪いか、アンダーなのかオーバーなのか、正直ワタクシにも正しく評価し様が無いのである(^_^;)何故かと言えば、ワタクシがヘタクソだからである(笑)つまりクルマの挙動が不安定だったとしても、ソレがサスやアライメントのセッティングによるものなのか、或いはワタクシの腕が悪いだけなのか、ワタクシ自身じゃ正しく判別できないのである(´ヘ`;)スピン上等で色々試せるような場所と、あと車高調について正しく評価できる人と、ジックリ試すための時間。この3つが揃ってないと、正確な評価ってのは実に難しいのである。R35の何が楽かって、その必要が殆ど無いからである。
*プラスの世界
だから車高調を導入して以来2回ほどスポーツ走行を行ったのであるが、今一つ評価の決定打が生まれなかったのである(´ヘ`;)・・・が、コレに際して良い機会が恵まれたのである。スピンしまくるほどギリギリまで攻め込んでも誰にも文句言われず、ソレを幾度となく繰り返す事ができる上に安全で、尚且つ車高調の出来を正しく評価できるような人が居る。そんな機会を求めて、今回はココに来たのである:
モタスポ属性のあるロンマニアの方なら何となく想像付くと思うが、今回は【山野哲也ハンドリングクラブ"プラス"】に参加してきたワケである。ココならスピン上等で安全に練習しまくれる上に、他ならぬ車高調を作ったショップのオーナーが直に評価してくれるんだから、条件的にはコレ以上のモンは無いのである。
天気&路面はご覧の様に、完璧すぎるまでのドライコンディションである(^-^)3日前に雪が降った時には流石に焦ったが、走る&車高調を試すコンディションとしてはこの上ないぐらい素晴らしい条件なのである。この様に路面に線を描いただけのコースだから、スピンしようがコースアウトしようが痛くも痒くもないのである。
この様に会場の周りには先日の雪がまだまだ残っていたりするのであるが、路面そのものは全然無問題である。あとココに来るまでの道の路肩にも雪が結構積もっていたが、道路そのものはココ2〜3日晴れていたせいもあり、行き来は問題無かった次第である。
”プラス”になった事の大きな特徴の一つが、参加人数が半分に抑えられているトコである。つまり単純計算で、通常の倍走れるという事である。だからコアなファンからの人気が高く、予約開始と共に速攻で抑えないとあっという間に満員になってしまうのである(^_^;)今回は車高調を導入した時点で「ココで試しまくる」って意図してたので、運良く取れた次第である。
参加者が少ないからこそ、この非常に美しい一台がより燦然と輝くのである(笑)コレ見たロンマニアの方々の大多数は「こんな美しいクルマなんだから、オーナーはきっとハリウッドスター並のイケメンに違いないッ!」と思われているだろうけど、実際はソレ以上だった事を伝えておくとしよう(爆)いやぁ、美しいって罪である(核爆)
前回の走行時、車高調変えた事により振動が増えた→カメラにもソレが伝わってきてガタガタ音が酷かったので、今回は対策した次第である。
でもって今回、ニューアイテムとしてホイールが新たに加わったのである。果たしてホイール軽量化による走りへの影響はどれほどのモンなのか、コレも併せて見ていこうと思うのである。
*基礎練基礎練アンド基礎練
さて動画を・・・といきたいトコであるが、生憎編集がまだ終わっていないのである。今回は足回りの評価がメインだけど、もう一つのテーマは「脱アンダーステア」である。どうもワタクシ、何時の間にかアンダーステアで運転するのが癖になってしまってて、コレが中々直らないのである(´ヘ`;)その事が良く分かるのがこの動画である:
もう分かり易いぐらいにアンダーステア前提でドライブしてるのである(^_^;)コレをSオーナーに観てもらったら「今までの練習が何も活かされてねーじゃねーか(#゚Д゚)ゴルァ!!」とお叱りを受けた次第である(笑)だからこそ今回のこの機会を利用して、その癖を直そうと思ってたのである。
とはいってもフツーの走行会でやろうとしても他の参加者さんの迷惑になるし、何よりコースアウトしてしまったらクルマが色々と痛む。かと言って公道でやろうと思っても近年は何処のお山もキャッツアイやカマボコだらけでマトモに走れないし、何より法的社会地位的にもNGである。だからこそ、今回のこういう機会は貴重なのである。まぁモタスポに限った話ではないが、どんな種目であってもスポーツって上手くなろうと思ったら、練習する以外の選択肢は実質皆無なのである。機会を待つのではなく自ら作り出して、多忙と多忙の隙間にケツをねじ込むようにして時間と場所を確保する。古人は「学問に王道なし」と言ったが、学問以外でも大概そうなんだという事を実感した今日この頃であった。