アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WHERE MOSHERS DWELL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「沈黙を守っている知恵、あるいは発言する力なき知恵は無益なり」

By マルクス・トゥッリウス・キケロ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*うっかり140文字、後悔一生?

 以前ワタクシが【恩師の態度にキレて腹の虫を収めるためにツイートしたら、その恩師に読まれてて絶交のピンチに陥った】話の続きである。アレはあの後どうなったかというと、正式に絶交になってしまったのである(笑&苦笑)恩師がキレたのもそうだけど、ソレ以上にキレてた人がもう一人居たのである。上記リンク先の話に出てきた「当事者である家族の一人」の父親で、恩師の息子である。つまりワタクシが指摘した内容に対してではなく、ワタクシが「家族に発達障害当事者が居る」って指摘した事に対してキレたのである。ワタクシは家族内の当事者をディスる意図が無い事は伝えたのだが、向こうとしては”もうコレ以上関わり合いになりたくない”って事だけを一方的に告げられてしまい、ソレっきりである(´ヘ`;)


 向こうの返事が得られないのであくまで推測になってしまうが、やっぱ家族内の当事者の事は向こうでも結構デリケートな問題になっていて、その事実を家族以外の人間に知られる事に対し相当神経質になってたんじゃないかと思うのである。だから指摘の内容が正しいか否かではなく、指摘された事に対しキレてしまったのである。その家族内の当事者は幼少時に診断されて、以降現在に至るまで療育や支援を受けていた→恩師の息子家族も障害を前向きに受け入れているとワタクシは思ってたのだが、どうやら思い違いだったみたいなのである(´ヘ`;)ソコは完全にワタクシのミスであり、素直に反省すべき点である。だから向こうの意思を最大限尊重して、ワタクシ的には不本意ではあるが絶好の要請を受け入れた次第である。


*再生と進化のエンジンデータブック

 まぁただ繋がりは完全に断たれたワケではなく、恩師の奥さんを介しての連絡網は残っているので、万が一の時も一先ずは安心できるのである。まぁコレばっかは時が解決してくれるのを待つだけなんで、その時にまた失言しないよう精進を重ねるだけである。その時が来るまで、ジックリ本でも読んでようと思うのである:

GT-R MAGAZINE(ジーティーアールマガジン) 2018年 01 月号 (雑誌)

GT-R MAGAZINE(ジーティーアールマガジン) 2018年 01 月号 (雑誌)

GT-Rが10年以上乗り続ける価値のあるクルマである事については、最早疑いの余地は無いのである。が、ワタクシは同じクルマを10年以上乗るつもりは無いのである(笑)何故かって、ワタクシはクルマについてもっと色んな事を知りたいし、色んな経験を積みたいからである。リアエンジンのクルマに乗ってみたい、大排気量NAに乗ってみたい、ハイブリッドスポーツに乗ってみたい等々。1車種に対する愛情よりも、好奇心の方が上回ってしまってるのである。だから今のR35も、多分2回目の車検は受けないのではと思うのである。


一説では「ディーゼルは2030年まで、ガソリンエンジンは2040年までに生産されなくなる」と言われてて、実際EU各国ではその2040年を目安に内燃機関車の生産禁止を目指してるらしいのであるが、流石にソコまで上手く行かないとワタクシも思うのである。ハイブリッドやレンジエクステンダーやEVの割合は増える&純粋な内燃機関車は減るだろうけど、内燃機関そのものが完全に無くなる日はまだまだ先だと思われるのである。実際ココにも特集されてるように内燃機関の新技術はまだまだ出てきてるし、高効率化の余地もまだありそうだからである。


*理性vs感情

 上記にもあるように、コミュニケーションの何が難しいって、相手に感情がある事が難しいのである。感情が高ぶると心の扉を一切閉ざして相手を受け入れなくなってしまうし、どんな理に適ってない方法や条件でも飲んでしまうからである。でもって感情がどうであれ一度ソレを口に出してしまったら、ソレは既成事実として残ってしまうのである。だから何かを交渉して成立させたいと思うのならば、相手を決して怒らせてはならないのである。でもって理性と感情の割合がどのくらいかと言われたら、コレはあくまでワタクシの経験上の話だけど「理性:感情=1〜2:8〜9」ぐらいじゃないかなと思うのである。つまり圧倒的に感情の方が優位なのであり、コレがコミュニケーションを難しくしてるのである。


 だからコミュニケーションで優先されるのは「正しいか否か、理に適ってるか否か」ではなく「楽しいか否か、気持ち良いか否か」なのであり、その点ワタクシは完全に失格したとも言えるのである(笑)ガキの頃は「メシだとかゴルフだとか、フツーに対話して片付けりゃ済む話なのに(  ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ」と思ったモンであるが、大人になった今となっては楽しくなってもらう、気持ち良くなってもらうために、メシとゴルフがどんだけ有効かってのが分かるようになってきたのである。だからアスペが健常者の世界でやってこうと思ったら、難しいけど感情を理解する術を身に付ける必要があるのである。確かに非常に難しいけど、でも追及する価値はある。世の中にはまだまだ学ばなければならない事が数多くあることを改めて知った今日この頃であった。