アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WE MUST BURN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「今日誰かが木陰で休むことができるのは、遠い昔、誰かが木を植えてくれたからなのです」
By ウォーレン・バフェット

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*やはりナントカは風邪を引かない
 前々回のネタで「風邪引いたっぽい」って書いたのであるが、あの後職場で念のために検査してみたら、ものの見事にインフルエンザA型陽性反応が出た次第である\(^o^)/今までの人生で38.5℃以上の熱を出した事が1~2回ぐらいしか無かった&上司も一人やられてたんでイヤな予感がしてたのであるが、その予感が当たってしまったのである(´ヘ`;)とりま風邪ではなかったので、古人言うトコの「ナントカは風邪引かない」はまだ完全なウソとは言えなくなってきたのである(笑)当然、職場が職場だけに、検査結果が出た途端「抗インフル薬と解熱剤出すから、とっとと帰りやがれ(#゚Д゚)ゴルァ!!」と相成ったのである。


インフルエンザの予防と治療

 まぁワタクシが発症した時に取った初期対応が適切だった&抗インフル薬がガッツリ効いてくれたお陰で、今はもう発熱も無いし症状も殆ど無いのである。コレがフツーの会社なら「発熱治まってから2日経ったから復帰おk」ってなるのであるが、生憎ワタクシの場合は職場が職場なので、学校とかの「発症日+5日間(発熱が長引いた時は更に解熱から2日プラス)は職場来ちゃダメ」ルールが適応されるので、ワタクシは外出おkでも職場には入る事が出来ないのである(^_^;)因みに思いっきり蛇足ではあるが、コレがワタクシの人生初のインフルエンザだったりするのである。

洋ゲーの本気
 まぁ何ちゅーか、コレもゲームの神様による「汝、積みゲーを崩すべし」というワタクシに対する啓示だと思うので、その言葉に思いっきり甘んじる事にした次第である(笑)でもって今現在、ワタクシが絶賛プレイ中なのがコレである:

レッド・デッド・リデンプション2【CEROレーティング「Z」】 - PS4

レッド・デッド・リデンプション2【CEROレーティング「Z」】 - PS4


『レッド・デッド・リデンプション2』トレーラー
もうメインシナリオは終わって後はエピローグだけ(そのエピローグもまた長いのであるが^_^;)であるが、とにかく色々とヤバ過ぎたのである。前作以上の端麗なグラフィック、豊富過ぎるぐらいに豊富なアイテムや武器や動物や植物の数々、恐ろしく広いマップ、アホみたいに作り込まれたやり込み要素等々もであるが、何が一番ヤバいって「脚本」である。前作も人間のネガティブな部分や心の闇に対する描写が凄かったが、今回はソレ以上に凄かったのである。

 2の舞台は1の10年前で、1の主人公(2ではサブキャラ+α)が所属してたギャング団が崩壊するまでを描いてるのであるが、その描き方が実にリアルなのである(^_^;)現実を受け入れられない理想主義者なお山の大将的なリーダーがいて、無能でクズなくせに機嫌取りだけは上手いイエスマンが居て、自分で何も考えないでリーダーに盲信する働き者のバカが居て、マトモでマジメなヤツは何とか穏便に自発的に自浄するのを期待して無暗に頑張っちゃう等々。何ちゅーか「うわぁ(;´∀`)内部崩壊で徐々にダメになる組織における典型的な人間関係のソレだわ(;´Д`)」って唸ってしまったのである。


レッドデッドリデンプション2を楽しむ有吉「開始すぐ指名手配」

 あとは真実を知ってなお信仰に逃げるヤツが居たりだとか、高利貸しにカネ借りるヤツが悉く真っ当にカネを借りられないようなヤツばっかだったりとか、女性特有の自己中心的な考え方による対立だとか、テメェのプライドと理想を守る為に無自覚に現実の方を捻じ曲げるヤツが居たりだとか、何ちゅーか人間描写の余りの生々しさゆえにドン引きを通り越して喝采を送りたくなるのである(笑)当然、ネガティブさや闇を描けるって事はその反対も然りで、1の時同様に2も心を打つようなラストになってるのである。キムタクが如く?キングダムハーツ?犬にでも喰われろである(爆)

*益々広がる格差
 ンで、ココ数年の間でプレイした和ゲーの中に、ココまでストーリーや脚本で魅せてくれた作品があったのかと問われたら、ワタクシの率直な感想は「無かった」である。まぁワタクシも全ての和ゲーをプレイしたワケではないので断言するのは吝かではあるが、巷でよく言われる「洋ゲーは確かにグラフィックや技術は凄いけど、ストーリーだとか複雑な人間関係の描写に関しては和ゲーの方が上だ云々」ってのは間違いなくウソである。グラフィックや技術だけでなく、ストーリーや脚本や人間関係の描き方に至るまで、今や洋ゲーの方が全然上である。


小島監督「遊びたいゲームは洋ゲーしかない、日本にいる必要がない」

 まぁゲームに限らず和製コンテンツあるあるだけど、ニッポン市場はガラパゴス過ぎるのである。でもってガラパゴスなだけでなく、市場規模も諸外国に比べても小さいのである。市場ガラパゴスなのはアメリカもそうだけど、アメリカとニッポンでは市場のデカさが決定的に違うのである。アメリカのはガラパゴスとは言っても、集まってくるカネや才能が質量共に凄まじいから、結果としてとんでもないモンが出来上がってしまい、そのスペックだけで圧倒できてしまうのである。和ゲーが洋ゲーに追いつくために大事なのは、市場の拡大。改めてそう思う今日この頃であった。

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