ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「よい顔が推薦状であるならば、よい心は信用状である」
By エドワード・ジョージ・ブルワー・リットン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*ようこそDQNの世界へ
チューニング文化ってのは、元を辿ればDQN文化なのである。以前ネタにした【元走り屋が語る湾岸ミッドナイトの実世界】や、その他に【最高速に取り憑かれた男の物語】もあるけど、チューニングって昔は違法だった→自ずと創成期にソレに挑めるのはDQNばかりになるからである。その創成期のDQNがシーンを主導したりショップを構えたりして、ソレに憧れた後輩のDQNが入ってくるのである。オーナーがDQNで客もDQNなのだから、そりゃリンク先にあるようなチューニングショップがメチャクチャな場所になっちゃう事は容易に想像できるってモンである。この【世界一のスピード違反で逮捕されたスモーキー永田という男】にある様に、有名ショップのオーナーが元DQN走り屋ってのは珍しい事でも何でもないのである。
V-OPT 101 ① 東名の千葉くん 伝説の東名キャノンボール! / WANGAN NO CH
スモーキー永田特集スペシャル
今は若者のクルマ離れ&クルマの高額化&世間の目が厳しくなったので数は激減したけど、ワタクシがGDB乗ってた頃はそのような雰囲気のショップってまだ幾つかあったのである。年季の入った汚い建物のドアをくぐったら殺風景でゴチャゴチャした店内があり、ソコでオイルで汚れたツナギ着ながらタバコ吹かしてる無精髭のオッサンが、初めて来た客に「何しに来たの?」ってタメ口で話しかけるのである( ̄~ ̄)マトモに商売してる人からすれば考えられない事だらけだが、DQNなオーナーも客も一般的な商売の世界の事なんか全く知らない&関わり合いにならないため、こうした光景が当たり前のようになってしまったのである。
*変人同士のコンセンサス
サバゲーの世界も昔はこうだったのである。流石にDQN度は走り屋よりも低いけど、やっぱ変なヤツが結構多くて、何ちゅーか「他の一般的な趣味から弾かれてサバゲーに来た」とか「人生逃げた先にサバゲーがあった」みたいなヤツも少なくないのである(^_^;)何せソースはワタクシなので、ソコんトコ自信がある次第である(笑)変なヤツ等でサバゲーして、その変なヤツの中からフィールド運営したいってヤツが現れて、鉄砲のカスタマイズやチューニングの上手い変なヤツはガンショップを営むようになる。そうするとクルマのチューニングショップみたいに変なヤツ同士の商売になるから、一般的な商売してる人から見たら異様な現象が多々あるのである。
だから不具合の出たカスタムガンのお詫びにマガジンあげるだとか、オーダーしたカスタムガンが1年近く待っても出来上がらない&その間連絡が一切来ないだとか、そういった一般の商売じゃあり得ない対応が出たりするのである。昔はそういうショップがホントに少なくて、カスタム出来るヤツも限られてて、オーナーも客も同じ日陰モンとしてと悲哀を分かち合ってて、だからこそガバガバでいい加減な対応でも「まぁでも、他に無いからね( ̄▽ ̄;)」で大目に見られていたのである。でも今は歴代最大のサバゲーブームが到来したせいで一般的なサバゲーマーが激増し、ソレに合わせて各種ショップやフィールドが増えた以上、昔みたいな変人同士のコンセンサスで非常識を見逃すなんて事は出来ないのである。
『#6 サバイバルゲーム』おとなの趣味をご紹介!「おとなの自悠時間」
一般的な人が大勢入ってくるって事は、当然商売やその他諸々に対しても一般的なマナーやルールを要求されるのである。フィールド運営然り、ガンショップ経営然り、古参サバゲーマーの言動然りである。そして一度でも正しい礼儀作法やマナーが入ってくると、もうソコから抜け出す事は出来ないのである。カネを出してくれるお客様を大事にする、約束や納期は確実に守る、何は無くともこまめにテメェ等を適度に宣伝する等々。そういったサバゲー外の世界じゃ当たり前にやってる基本中の基本を、サバゲー界の更なる発展を願うのならばシッカリ守る必要があるのである。残念な話、もうサバゲーは昔の変なヤツだけの世界ではなくなってしまってるのである。
*一番に信用、能力は二の次、三の次
ワタクシもそうだったから分かるにであるが、オタクや変人が勘違いし易い事に1つに「実力があれば皆分かってくれる」ってのがあるのである。実力があれば、多少のアレは許してくれるだろう、と。でも言っちゃ何だが、多少アレでも許されるような才能の持ち主ってのは、実に極少数なのである。ノーベル賞レベルの、マジでガチで世界でソイツしか出来ないような事をやってる人以外、代わりのいない人間なんて殆ど居ないのである。この世の中の殆どのヤツの実力や能力ってのは、何だかんだ他のヤツで変わりが務まるのである。世知辛い話であるが「お前の代わりなんて幾らでも居る」は真実なのである(´ヘ`;)
じゃあそういった”幾らでも代わりの効くヤツ”がこの先生きのこるには如何すれば良いのか?答えは「信頼を得る事」である。人間ってナマモノは理性よりも感情でより強く動くモンであり、出来栄えよりも安心感を重要視するのである。上手い人は他にも居るけど、この人に任せたい。この人に任せて失敗するんだったら、ソレは仕方がない。そういう信頼を受ける事で、代えが効く存在の中から選ばれるのである。だから信頼を損なうような言動は慎み反省し、細かい事であっても信頼を積み重ねる事を怠ってはいけないのである。たかが信頼されど信頼、信頼を疎かにするヤツは信頼に泣く。若い頃上司にイヤと言うほど言われまくった意味が分かった希ガス今日この頃であった。