ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「(災難に出会ったら)重圧に逆らって悲鳴をあげたり、恐怖に身を震わせたりする必要はない。顔を上げて周囲を見渡すのだ。どんな災難や不幸にも必ず伴っている、それに見合った恩恵の種子、それを探し出すことである」
By ナポレオン・ヒル
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*さすがトヨタ!他メーカーにできない事を平然とやってのけるッ(以下略)
どっかで読んだ経済の本曰く「災害などの非常時において人は選択の失敗を恐れ、より一層確実なブランドを選ぶようになる」との事であるが、この【トヨタが新コロ禍でも黒字だった】が正にソレであろう。因みにフェラーリやポルシェも、国産だとスズキも黒字を確保していて、逆にホンダとマクラーレンは赤字なんだそうである(^_^;)だから「ブランドとは何か?」と問われたら、その答えは「高い安い関係無く、ココぞという時に真っ先に求められるモン」である。何だか「トヨタはクルマの電動化で後れを取ってる云々」って言われてるけど、遅れてても全然構わんのである。
ちゅーのも、2030年過ぎたらいきなりEVだらけになるかと言われたら、そうじゃないからである。電力供給やバッテリーの問題もあるから、当分はEVとHVの半々ぐらいでやってくであろう。でもってHVやPHEVでトヨタに勝てるトコなんか殆ど無いし、EVで出遅れたとしても後出しで十分過ぎるほど取り返せるからである。でもってトヨタはトヨタで水素エンジンやら全固体電池やらの実用化を推し進めてるんだから、益々以って慌てて電動化を進める必要が無いのである。最高のモンをドンと出すだけで局面がいとも簡単にひっくり返る、ソレがブランド力である。
*とあるサスペンションのパズル目録
EVを推し進めるとなると、何をどうやっても電力が足らなくなってくるのである。でも発電所を増やすと、今度は発電所のCO2がシャレにならなくなるのである。そうなると原発をフル稼働させる&増やすしか選択肢は無いのであるが、当然だけど大反発を喰らう事必至なのである( ̄~ ̄)だからワタクシは「EV時代はそんな早くにはやって来ない」と予言する次第である。さて話は変わって、と:
*EVでワンチャン?
話を戻して、トヨタのソレを見ると、ホンダの【2040年に内燃機関を卒業】が如何にアレなのかが分かると思うのである。ポルシェは「世界で一番最後まで内燃機関&手動運転を残すメーカーになる」って言い切ってるのに対し、エンジンを売りにしてたホンダがソレをアッサリ捨てちゃうんだから、ブランド力の違いが分かるってモンである┐(´-`)┌でもってホンダがEVやFCVで目立った実績を残してるかと言えば、ワタクシの知る限りノーである。ぶっちゃけリーフを世界中で10年以上売った実績がある分だけ、日産の方が断然マシってモンである。
ワタクシが思うに、ホンダは「勝算があるから脱内燃機関をする」のではなく「電動化にしか活路を見出せないから脱内燃機関をする」のである。ホンダだけでなくジャガーもボルボもそうであるが、脱内燃機関を謳うメーカーってのは何処も彼処もパッとしないブランドばかりである。トヨタはじめトップブランドは何処も脱内燃機関なんて謳ってないにも関わらず、である。よーするにEV時代にワンチャン賭けるためにそう宣言してるんだろうけど、何処も同じ事考えてるから超レッドオーシャンになるのに加え、上記にあるように電力供給とバッテリーである。世の中上手い話は無いと改めて思う今日この頃であった。