アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SILHOUETTES OF DISGUST

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「旅をすることは、他国に対する間違った認識に気づくことである」
By クリフトン・ファディマン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*外車選び・虎の巻
 最近の人は「今のクルマはつまらない」と言うが、何故つまらないかって理由は簡単なのである。ソレは「外車を買わないから」である。こう書くと「高い」だの「壊れる」だの「左ハンドルはイヤ」だのと言った声が上がるが、ソレは選び方が悪いせいである。安いからといって中古の怪しい外車に手を出したら、そりゃそーなるに決まってるのである┐(´∀`)┌ワタクシが外車初心者のロンマニアの方々に薦める方法はこんな感じである:

  1. 買うなら数年間の保証のある新車を買う
  2. 可能な限りドイツ車を選ぶ
  3. 先ずは右ハンドルにするべし
  4. 短所を数えるよりも長所を楽しむ

取り敢えず初心者はココから始めるべきである。やっぱ国産車(特にトヨタ車)と比べたら、外車の信頼性や耐久性は多少なり落ちるのである。でも新車なら保証で直す事ができるし、ドイツ車ならば肝心なトコが壊れる事はまず無いし、細々とした不満点があっても長所でソレを補って余りあれば良いのである。

 あとドイツ車の何が良いって、ドイツ製品ならではの高い信頼性と性能があるのも勿論だけど、ドイツ車はニッポンに於けるシェアがデカいから、ディーラーや修理やパーツといった各種インフラが充実してるのである。だから万が一何かあった時も、ドイツ車ならば他と比べ対応が比較的楽だからである:
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ドイツ車の新車で「外車とは?」をある程度学んでから、ソコから「フランス車やイタリア車などを選ぶ」「中古外車に挑戦してみる」「左ハンドルにしてみる」って具合に敷居を上げていけば良いのである。余程好きでない限り、いきなり不便や不安を愛せる筈が無いのである。

*オプション選び・虎の巻
 合わせて240諭吉。コレは何の値段かと問われたら「フルバケじゃない911カレラの座席を後付けでフルバケ化する為にかかる値段」である( ̄Д ̄;)911カレラTを納車されたロンマニアの方が「やっぱフルバケ欲しいんだけど」ってポルセンに聞いたら、返ってきた答えがソレだったとの事である。曰く「シートそのものの値段もだけど、レールから配線まで変えるとその値段になる」んだそうである:
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この動画でも「後付けで買うと15000ワシントン(この日のレートで213諭吉)」とあるから、工賃諸々含めれば240諭吉ってのも強ち間違いではないであろう(^_^;)因みにコレ、オプションで選ぶと”たったの”89諭吉で買えちゃうのである。オプションはぼったくりに見えて、実は非常にお得だったのである。

 純正フルバケの何が良いって、やっぱ「クルマとの相性に抜かりが無い」「性能や信頼性はメーカーのお墨付き」「不具合があっても保証が効く」の3点であり、コレは社外じゃ決して得られないのである。だからポルシェに限らず、この手の外車のオプション選びのコツはこんな感じである:

  1. クルマの使用目的(街乗りオンリー、サーキット走行もする等)を明確にする
  2. 目的が明確になったら、その目的に合ったオプションだけを重点的に選ぶ
  3. オプションが高額でも、ソレが目的に合ってるなら選択を躊躇わない

取り敢えずこの3点だけ抑えておけば、コストはかかっても後悔する事は無いのである。後付けは基本的に不可能か、或いは上記フルバケの様に高額になるかだから、後悔するぐらいなら入れるべしなのである。あとこの手のクルマは載せたオプションの分だけリセールも上がるんで、結果的に然程損はしないのである。

 かくいうワタクシも気が付いたら軽自動車1台分のオプションを選んでいたのであるが(笑)コレでも”随分安く”済ませたのである。他の911乗りの方々の話を聞くと500~600諭吉なんてのもザラに居たりするのである。ぶっちゃけこの手のクルマはオプション入れなきゃ不便極まりないんで、腹括ってオプション地獄に身を投じるべきである(笑)
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まぁこういうのも国産車には無い、外車ならではの楽しみ方である。同じ車種でもオプションの違いでオーナー毎に異なるクルマとなり、同じクルマは2つと存在しないのである。ソレを醍醐味として少なからぬカネを払って満喫するか、個性よりもコスパを重んじるか、ソレはモニター前のロンマニアの貴方次第である。

*脱国産製品・虎の巻
 とまぁ最後の砦だったクルマも遂に陥落した事で、ワタクシの生活は外国製品に完全支配されてしまったのである(笑)音楽はずっと前から洋楽メインだったし、デジタルガジェットも全部外国製だし、ゲームも洋ゲーが中心だし、仕事道具や身に付けるモンも殆どが外国製品である。唯一クルマだけが純ニッポン製だったのが、GT3の購入を以って陥落してしまったという事である(爆)ブランド品や高級品はネームバリューや歴史伝統があるから仕方ないとはいえ、最近はマスブランドの商品ですら外国製品が中心になってしまってるのである( ̄~ ̄)

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 でも国産品にせよ外国製にせよ、買うにあたって重要な点が2点あるのである。ソレは「メリットとデメリットを具体的に理解した上で選ぶ」と「自分の頭で考えて自己責任で選ぶ」である。結局こういうのって、何をどーやっても個人差が出てきてしまうのである。だからその個人に合った最適の選択なんてのは、とどのつまり正しく客観的な情報を基にテメェで選ぶしか方法が無いのである。モノ選びに限った話ではないが、テメェに最適の選択なんてのはテメェにしか出来ないんだから、他人や国家に決めさせちゃダメなのである。自己責任は苦痛だが、同時に楽しいとも思う今日この頃であった。.