ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「女の一生は、感情という曲線にそって回転するが、男の一生は、知性という直線の上を進行するものなのである」
By オスカー・ワイルド
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*バブル後の終了
つい先日【日経平均株価が34年振りに史上最高額を突破した】んだそうである。株やってるロンマニアの方曰く「ニッポンは貧しくなったとか言ってるヤツ居るけど、株価は順調に上がってるから問題無い」と言ってたが、正にその通りになったのである。別の株属性のあるロンマニアの方に至っては「5年前の株が300%だぜぇ~(*´∀`*)b.:゚+♪更にニッポン株を買い増すぞォォォォ(`0´)ノ」という歓喜の声まで上がってるのだから、何ちゅーか医者やってるのがバカバカしくなってきたのである(笑)昔から株やってる上司や先輩はソレなりに居たけど、ワタクシも若い頃から積み立てるべきだったと後悔してる次第である(爆)
ガキの頃から投資についてシッカリ勉強させて、社会人になってテメェで稼ぐようになったら少しずつで良いから積み立てる。コレが今時の若い子がすべき事だとワタクシは思うのである。ニッポンにゃ人口も資源も無いし、モノ作りはオワコンだし、教育技術IT立国もムリだし、軍事大国なんて夢また夢である。じゃあ何が残ってるかって、答えは「カネ」であり、今まで稼ぎに稼いだカネを投資に回して増やしまくるっきゃなく、その為にもニッポンの若者には金融や投資をシッカリ教えて実践させるべきだと思うのである。キッシーは常々「投資ガー」って言ってるけど、キッシーは間違った事は言ってないのである。
*スポーツカーの醍醐味
サブタイに対するワタクシの答えは「コーナリングで強烈な横Gが掛かる中、挙動が破綻するかしないかのギリギリの領域でクルマをコントロールするスリルと達成感」と答える次第である。コレが他車種には乏しい、スポーツカー(特にピュアスポーツカー)ならではの魅力だとワタクシは考える次第である。でもって現代のスポーツカーってのは限界域が高くなり過ぎて、公道じゃリスクが非常に高くなってしまったのである。だからソレを味わう為にはサーキットに持って行く以外の選択肢が無く、故にワタクシはサーキットへ通うのである。
そしてワタクシが思うに、スポーツカー人気に陰りが出たのはソレが原因じゃないかと思うのである。昔のクルマの技術がショボかった時代はキビキビした楽しい走りを得るためにはスポーツカーやスポーツセダンに乗る必要があったが、クルマの技術が進化した今はコンパクトカーやSUV、何ならミニバンでも必要十分な加速減速旋回性能が得られるようになったので、敢えて「モノや人が載せられない」「乗り降りし難い」「燃費が悪い」といったデメリットを我慢せずとも、公道しか走らないのであれば必要十分な走行性能を得られるようになったのである。
ちゅーのも圧倒的多数の人はサーキットに走りになんぞいかず、飛ばすにしても法定速度+αの常識的な範囲内でしか飛ばさないのである。ならその領域内でキビキビ走れれば問題無いワケである。無論、同じ法定速度内域でも本格的スポーツカーの方が上なのは間違いないが、ソレ以外(積載能力、各種利便性、省燃費性能)で十二分に相殺できるのである。つまりスポーツカーの利点ってのは(合法的な範囲内においては)サーキット走行性能ぐらいしかなく、故にソレを求める人以外からの需要が減ってしまうのは必然と言えるのである。
*やっぱ利便性がナンバーワン
だからカイエンが火をつけた高性能SUVブームの到来ってのは、実に理に適った現象なのである。公道しか走らんのであれば、極端なコーナリング性能やブレーキ性能は必要無いからである。高速道路の追越車線でガツンと踏んでドカンと加速できれば、ちょっとした山道を気持ち良く走り抜けられれば、99%の顧客はソレで満足するのである。実際ポルシェオーナーの中でもサーキット走る人は1%ぐらいしか居ないらしいから、カイエンってのは大多数のポルシェオーナーにとって実に理に適ったクルマなのである。確かにトータルでの速さは911に劣るが、利便性がソレを十二分にフォローするのである。
分かり易く言うと、一眼レフカメラとスマホカメラみたいなモンである。スマホカメラの性能が日進月歩で上がって、スマホカメラの画質で様々な写真需要を必要十分に満たせるなら一眼レフなんて買う必要が無いし、現にワタクシも一眼レフどころか一般的なカメラすら持ってないのである。スポーツカーも同じ事であり、スポーツカーを存続させようとするならば一眼レフ同様、ブランド性とステータス性を売りにするしかないのである。バブル後が終わると同時に、スポーツカーが安かった時代も終わった。悲しいけどコレも時代だなと痛感する今日この頃であった。