ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「質問は、質問する人を表現するんだ。それに対する返答なんかとは無関係にね」
By 森博嗣
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
やっぱ今の30代後半〜40代前半のクルマ好きと話すると、必ずと言っていいほど出てくるのが「AE86」か「KP61」である。この世代の人達が18で免許を取ってまず買うのが安くて走れるFRの代表と言ってもよい上記2車種である。ワタクシが思うに、上記2車種が安くて走れる→思わずムチャ出来てしまうが故に数々の伝説が生まれるのであろうとワタクシは思っていたりする(笑)そー言えば、現在新車で「安くて走れるFR」ってあっただろうかσ( ̄、 ̄?)S2000、Z33、RX−8、ロードスター。どれもこれも200万以上である・・・・はい( ・◇・)?「こーやってズルズルと前置きだけで1日潰す前に、さっさと本文を書け、本文を!」でしょうか(爆)
んじゃ、本文に行くとしよう(笑)昨日述べ損ねた「プロジェクト・B」であるが、よーするにブレーキ系統のリフレッシュである。本当の意味でワタクシが欲しかったのは「GDB用純正ブレンボと同じ形の鍛造品」なのである。極端な話、純正部品のコストパフォーマンスが良ければプロジェクトを立ち上げる必要など無かったのであるが、容量が足りないOEM鋳造ブレンボが20万円(因みに同じサイズのモノホン鍛造ブレンボは何と17万円!)で、放熱効果がイマイチな純正プレーンローターが9万円(社外製の2ピースレーシングローターでも約7万円!)で、ダストが多いだけで効かない純正パッドが前後6万円(社外製でガッツリ効くヤツでも前後5万円!)じゃ流石に堪ったモンじゃないのである┐( ̄ヘ ̄)┌他のSTiパーツは優秀なモンが多いだけに「何でココだけ?」っていうのがワタクシの素直な感想だったりする。
とすると、当然社外で揃える事になる。まずは最大の課題であるキャリパー。求められるスペックは・・・
- 言うまでも無く鍛造製。欲を言えば熱に強いくて、容量は純正+αで、17インチホイールに収まる
- ブレーキの効きの強さは「6ポット>>目標≧純正」ぐらいが望ましい→バランスを出来るだけ崩さないようにするため
- リアは純正で問題ナシ。前とのバランスはパッドで調整する予定
- 何よりも「美しい」事(笑)
といった感じである。というワケで、17インチに収まらない&6ポットしかないエンドレス製は残念ながら脱落である。一応チビロクなら17インチに入る上に効きも丁度良いらしいのだが、ワタクシ的には④を満たしていないので残念ながら脱落である(爆)
次にローターであるが、こちらも結構難しかったりする・・・・
- 放熱性を最優先&軽量化&メンテナンスの容易さを考えると、2ピースのスリット入りローターがベターと思われる。
- 後々調べたらリアのローターも1mm近く窪んでいたのでついでに交換、こちらは1ピースの純正サイズでOK
- やっぱ「美しい」事が重要(爆)→出来れば前後を同社同色で揃えたい
①と②に関しては何ら問題は無いのだが、③が全てをややこしくしているのである(核爆)何ちゅーか、ドレスアップな方々が「前:大口径2ピーススリット入りレーシングローター&大型キャリパー」なのに対して「後:ノーマルの片押しキャリパー&1ピースプレーンローター」なのを見ると、コレまた個人差があるので断言はしないが、ワタクシ的には「ちょっとアンバランスかなぁ(^_^;)」って思ってしまうのである。深い意味は無いと分かっちゃぁいるのであるが、ねぇ(原爆)
最後にパッドは実績のあるエンドレス製かプロジェクトμ製でケテーイである。コレならラインナップ&バリエーションに抜かりが無い上、国産なので入手も楽だし値段もお徳である。以上3点を上手く組み合わせる事により、バランスが良く制動力に優れていて、コストパフォーマンスやメンテナンス製に優れている上、様式美も抜かりない(笑)ブレーキシステムを再構築するのが「プロジェクト・B」なのである。まぁ、余計な事考えなけりゃ「チビロク&SCR−PROフロントローター&HC+パッド」の3点でお終いなのであるが、ソレを潔いとしないのが"トリックマスター"なのだから仕方が無い(爆)
更に別のトコで問題点が一つ。実はワタクシの行きつけショップはインプ専門でもなけりゃスバル車専門でもない→専門ショップみたいに徹底したデータや経験の蓄積に基いた至れり尽くせりのサービスなど無い、という事である。あのショップの得意車種はインテグラ、チェイサー、GT−R、ランエボ等であり、実はGDBって少数派だったりする。特にインテグラ界では相当有名らしくて、このショップの走行会にワタクシも何度か行っているであるが、正に「石を投げれば(ホントに投げちゃダメだが/笑)インテグラに当る」ってぐらいショップ主催の走行会はインテグラの参加者が多い。よーするに、スバル専門ショップにいるような「GDBマイスター」的な方が居ないのである。
他車種は良く知らないのであるが、スバル車なんかだと「スバル専門ショップ」なる看板を掲げているショップや「GDBマイスター」的なスタッフやオーナーがいて、ソコで「ブレーキなら○○○」「ブーストアップなら×××」「補強なら△△△」という感じに具体的なノウハウや、ショップによってはソレ用のオリジナルパーツがあったりもするのである。が、ワタクシのショップにおいてはGDBはマイノリティーなので、そこんトコ自分で乗りまくって問題点を感じて、その問題点を解決する方法を自分で探して、具体的な形になってから専門的な分野においての助力を請う形になる→専門技能が必要な分野を除けば、基本ワタクシのDIYになるのである・・・っていうのが「いいかロン。普通は"ショップに相談する"っていうのは最後の段階になってからだぞ。最初っから"ショップに相談する"なんていうのは本末転倒もいい所だぞ」という"師匠"の教えだったりする(笑)
とまぁ、チューニングに関してのこーゆー至極当たり前な事を理解するために、まるで東京から大阪へ行くのにわざわざモスクワを経由するぐらいの回り道をしてしまったワケである(笑)てゆーか、自分で言うのも何だが、ホントに理解しているのかどうかすら怪しい(爆)で、実はこのショップの「GDBはマイノリティー」という点と「メインはインテグラ、チェイサー、GT−R、ランエボ等」という2点がコペルニクス的転回宜しく「プロジェクト・B」のキモになっていたりする。この事について話すにはちょっと前振りが長過ぎたし、何よりもネタを温存したいから締めておく今日この頃であった。