アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THIS TOILET EARTH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「暑さ寒さ。風にしても、だれにも吹くものだ。強い者は強い。だから、運も不運もない」

By アベベ・ビキラ(東京オリンピック金メダリスト)


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 情報とはインフォメーション(Information)ではなくインテリジェンス(Intelligence)の事であり、日本では前者だけが矢鱈多く、後者は殆ど見られない。コレは昔読んだ本の受け売りである。料理に例えるとインフォメーションは素材であり、その素材を調理して出来たモンがインテリジェンスという事である。その本を読んだのは20世紀である十数年前の話であるが、成程21世紀になるとその意味が分かり易いぐらいに分かるのである。今の時代、インフォメーションはネットでググれば容易にゲットできる&ネット端末も容易に小さくして持ち歩ける→今時、インフォメーションをいくら並べたって何の価値もないって話である。


 オタク(ナード)の話が全然面白くない理由が正にコレなのである。例えソレがどんなにレアなネタであろうとも、単なるインフォメーションに大した価値はないからである。GDBのインタークーラー裏のパイプの単価が8諭吉。フソレがどーしたって話である。しつこいようだが、ナードが嫌われているのは趣味ゆえではない。ただの素材を恥ずかしげも無く皿に盛って「こんなに俺は物知りなんだ、そんな俺を褒めてくれ」ってばかりに食卓に出すから嫌われるのである。脱オタクなんて、別に趣味を全否定せずともいいのである。たとえ少しぐらい素材が悪くても、ソレを上手く調理して食卓に出せればOKなのである。


 前置きはコレぐらいにして、早速今日乗ってきたのである。以前ディーラーから【日産ジューク】の試乗車が入ったというので、その試乗にである。まずはエクステリア&インテリアであるが、ワタクシはデザインに関しては肯定派である。もっとも、ソレは「純粋にデザインが気に入っている」というよりかは「余りにも無個性な最近の国産車に対するアンチテーゼ」という意味においての肯定なのだが(笑)が、良いか悪いかは別にして、ワタクシはこのチャレンジ精神だけは高く買うつもりである。


 車体サイズは意外と小さいのであるが、中は思ったより広くて使い勝手が良いのである。ぶっちゃけた話、ワタクシのR35よりも断然広い(笑)見た目からある程度は想像付くと思うが、やっぱ後部座席はどーしても狭い&乗り降りがし難い。ファミリーカーとして使うんだったらちょっと狭い希ガスが、後部座席を折り畳めばスペースを結構確保できるし助手席を畳めばサーフボードやスキー板だって入る。家族持ちなら兎も角、独りモンには丁度良い大きさである。てゆーか、今回ワタクシに招待状が届いたのは、単にワタクシが独りモンだったからなのであろうか(爆)


 続いて走りである。ワタクシが「コレは(・∀・)イイ!!」と思ったのが足回り。基本街乗り主体&パンピー向けのクルマだからサスは柔らかめに設定してあるのだが、ショックが良く出来てるのである。足は柔らかいけど変なフワフワ感は少なく、多少の悪路に入ってもガタつきをシッカリ抑えてくれるし、ステアリング操作にもいいレスポンスをしてくれるし、街乗り程度ではあるがアンダーステアも殆ど感じない。無論、細かい事言えば欠点はいくらでも出てくるが、このクラス&この値段で考えるなら十分合格点であるとワタクシは思う。


 が、良い事ばかりではなかったりする。ワタクシ的に「コレは(・A・)イクナイ!!」と思ったのがエンジン。車重が1170kgと結構頑張っているのであるが、エンジンパワーがショボいのである。スポーツモードにした&結構踏んでる&結構回ってるのであるが、加速してる感じが沸かないのである(^_^;)このエンジンでエコモードに設定したら・・・思い出すのも苦痛だスマソ(笑)コンパクトカーとSUVだけなら兎も角スポーツカーともクロスオーバーしてるのだから、この加速感の弱さは課題だと思うのである。


 そうそう、秋には190馬力・1.6L直噴ターボ(今回のは114馬力・1.5LのNA)とこの4WDが追加になるから、ワタクシとしてはそっち待ちである:


が、コレはコレで問題が無いワケではない。値段が上がってしまうとの事である。聞いたトコによると、1.6Lターボ&4WDで300諭吉近くなってしまうそうである(^_^;)軽量小型ボディーに新型エンジン&新機構4WDという、ワタクシ的に蕩れるに値するスペックなのであるが(笑)流石に300諭吉だとセカンドカーとしては厳しいのである(;^_^A)とはいえ、ワタクシ的にはまだまだファーストカーに沢山乗っていたい気分なので、セカンドカーはゆっくり考えたい今日この頃であった。