アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WAREHOUSE:SONGS AND STORIES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかも知れないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私はそれこそが才能だと思っている」

By 羽生善治


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*銃とクルマとアニメ

 ワタクシが今贔屓にしているサバゲーフィールドでは、何故だか知らんがクルマ好きが多いのである。休憩中にはミリタリーネタだけでなく、クルマネタでも大いに盛り上がる。てゆーか、最近のワタクシはクルマネタでしか盛り上がっていない希ガス(笑)曰くアメリカのガンマニア(勿論実銃の方)の多くはカーマニアでもあったりするらしいのである。確かにコレは分からんでもない。何故かと言えば・・・

実銃を撃つためには人気のない郊外のシューティングレンジへ行く必要がある

ソコは日本の25倍の国土があるアメリカ。移動が片道ン百キロなんてザラ

当然ながら移動手段はクルマ一択であり、延々とフリーウェイや峠道を走ることになる

自ずと移動手段に注目するようになり、より快適&高速な移動手段に対するニーズが生じる

結果、シューティングレンジを頻繁に行き来するガンマニアはクルマにこだわるようになる

・・・って事らしいのであるが、生憎ココは余計なトコまでご丁寧に舗装してある土建国家日本。ナンバープレートもらえるクルマでさえあれば、サバゲーフィールドへの移動に困ることはまずない。ちゅーワケで日本でガンマニア(てゆーかミリヲタ)とクルマ好きが被ってる理由は別にあると考えるのが妥当である。


 でもって最近サバゲーフィールドで俄かに増えだしたのが、所謂「痛車」である。流石に露骨なソレはまだ見たこと無いが、スポーツモデルのクルマをプチ痛車(ワンポイントのステッカーや小物などの比較的目立たないデコレーション)にしたヤツは時折見かけるのである。サバゲーヲタ、クルマヲタ、アニヲタの三連星で、こりゃまた見事なまでのジェットストリームアタックっちゅーワケである(笑)なんか最近は【メロンブックスインテグラ】といい【クスコ痛車ラリーカー】といい、上はスーパーGTから下は草の根レベルのモータースポーツまで、クルマ業界のアニヲタ取り込み活動が盛んになってるような希ガスのである(^_^;)


*日陰モンの安息所

 日本じゃ依然として知名度が低いが、欧米じゃモータースポーツは所謂「リア充的趣味」なのである。日本で言うと野球やサッカーや柔道みたいなモンである。で、何故そーゆースポーツが「リア充的」なのか?こーゆー世間的に「良い趣味」とされてるモンに必要なのは運動神経、卓越したセンス、チームメイトとのコミュ力、圧倒的な財力といった要素である。こーゆー要素って、よくよく考えてみれば趣味以外でも処世において大いに役に立つ能力ばかりである。就職活動において学業以外に大学でのスポーツ活動が重宝される理由がコレである。純粋なアタマの良さ以外にも、リア充的スポーツに長けたヤツ=処世術にも長けたヤツって雇用主が判断するからである。


 そう、所謂「オタク的趣味」ってのは、こーゆー処世術が無くっても楽しめる類の趣味なのである。分かりやすく言えば、アニメ鑑賞を嗜むためにコミュ力や運動神経なんか必要無いって話なのである(笑)ワタクシは以前から繰り返し言っているのであるが、オタクがバカにされる理由は「一般的な趣味を楽しむための処世術を持っていないために、水が高いトコから低いトコに流れるようにソコへ流れ着いてしまった落ちこぼれ共」とみなされているからであり、決して趣味の内容そのものではないのである。何せソースがワタクシなのであるから、コレは自信を持って言える(爆)


*日陰モンの市民権

 よーするに、一般的なクルマ好きが痛車や痛レーシングカーを嫌う理由はアニメ絵に対する生理的嫌悪感もそうであるが、ソレと同じぐらい「リアル女性にモテないから二次元アニメ絵に走る。アニメ絵を貼る目的はキャラクター愛なんかではなく、あくまで自己顕示のため。こーゆー処世術の欠落した世間的な落ちこぼれ連中と一括りにされたくない」という気持ちから来ているのである(笑)恒久的な痛車ブームってのは、この別々の世界に住んでいる両陣営の認識のギャップを乗り越えない限り決して根付くことはないとワタクシは思うのである。


 じゃあ、どうすればいいのか?答えは簡単、リア充になればいいのである(笑)世の中を逆恨みしたり卑屈になったりするのを止めて、結果の伴わないつまらんプライドは捨てて、良くも悪くも自分を客観的に受け止めて、とりあえず床屋と洋服屋に行って身形を整える(爆)余りにも簡単すぎることであるが、たったコレだけで結構回りの評価って変わるもんである。信憑性が殆ど無いのがアレであるが、ソースはワタクシである(核爆)何らかんら言ってワタクシはオタクであることは止められそうにないので、だったらソレを貫くしかない今日この頃であった。