アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SKYFORGER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「躾の目的は、自分で自分を支配する人間を作ることであって、人に支配される人間を作ることではない」

By ハーバート・スペンサー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ゆとり注意報

 平成23年ももう残り半年である。時の流れとは速いモンであり、故小渕元首相が「平成」の年号を持ってテレビに登場した後に生まれたガキンチョ共が(通称ゆとり世代)今や社会人としてワタクシの職場にも入ってきているのである(^_^;)・・・・が、良い事ばかりじゃないんだよなぁコレが(-_-;)非常識なDQNはどの世代にもどの国にもいるのであるが、ゆとり±αの世代のソレは目に余るモンがあるのである( -"-)何ちゅーか、常識が通じないのである。冗談抜きで”自分は正しい、間違ってるのは自分以外”と考えているから、叱っても説教しても何の効果も無いどころか逆効果なのである( ̄〜 ̄;)


 ソイツ本人に通じないのはまだ良いが、中にはその親にまで通じないのがいるから困ったもんである┐('〜';)┌某ニュータイプの名言の一つに「殴ったね!・・・親父にもぶたれたことないのに!」というのがあるが、マジでソレを地で行っちゃってるのである:

ガキの頃は(デファクト上)親が神に最も近い存在である

誰でも子供の頃は明確な善悪の基準を己に持たないから、悪意があろうが無かろうが悪さをする

子供が悪さをしたり誤った道へ行こうとすると、当然だが親に叱られる

叱られる事で子供は自分の本能や常識が絶対ではない事を”神”から”啓示”される

そうする事で”悪さはダメ”という抑止力になり、客観的な善悪観や常識観を養うキッカケとなる

ソコから進めば”なぜ悪い事をしてはいけないのか”という事を考えるキッカケになる

そして大人になった時「躾とは相手を尊重し、人間関係を潤滑にするための手段」と悟る

(゚д゚)ウマー

ところがダメなゆとり世代の親は、子供を徹底的に甘やかしてしまっている

たとえ周りが何と言っても、最後には”神”が自分の全てを肯定してくれるから、何の反省も無い

そうする事で「自分の本能や常識は絶対に正しい」という誤った確信を抱いてしまう

ンでもって、現代社会ってヤツはインフラが整い過ぎていて、人間関係が希薄でも生きられちゃう

その結果、善悪観や常識観を主観的にしか考えられない非常識なDQNが社会人として世に放たれる

( ゚Д゚)マズー

・・・てゆーのがワタクシの考えである。ねずみ小僧やビリー・ザ・キッドみたいな映画やドラマに出てくるアウトローは「法は破るけど、善悪観や常識観は真っ当な人間のソレ」なのである。だから共感できるのである。ところがゆとりのDQNは「とりあえず社会生活する上での法やルールは守るけど、善悪観や常識観は完全に独り善がりなソレ」なのである。胸クソ悪いったらありゃしない(" ̄д ̄)でもワタクシが今住んでる民主主義なこの国では、ソイツ等の方が”正しい”のである┐(´-`)┌ワタクシが法律云々、憲法云々とかカマトトぶってるヤツを一切信用しないのは、つまりこーゆー事である。


*代車参上

 まぁ、コレ以上前置きを伸ばすのもアレなので(笑)本題に移るとしよう。車検のために預けた愛車に変わって、ディーラーから代車が貸し出されたのであるが、コレがソレである:


日産・ジューク】である。残念というか代車なんだから当然というか、グレードは一番下から二番目の15RX(1.5リッターNA、FF)である。正直、代車については特に車種を指定したつもりは全く無いのであるが、ソコんトコ気を利かせてくれたディーラーの担当さんに感謝である(^人^)


 まずはデザインである。発売前から賛否両論侃々諤々やってたこのジュークってクルマであるが、ワタクシ的には「賛」である、ピニンファリーナのクルマみたいに”溜息が出るほど美しい”ってワケではないが、こういうチャレンジ精神は嫌いじゃない。少なくとも万人ウケを狙ったあまり没個性化してる白物家電的なソレよりかは数倍マシである。ジュークだったらウケてもウケなくても転じてギャグのネタに出来るが(笑)コレが白物家電カーだったらネタにすらならないからである。ワタクシが今こうしてブログで代車ネタを書いていられるのもジュークのお陰でもあるのである・・・まぁ白物家電が来たら来たで「白物家電キタ━━━━ヽ(´Α`)ノ━━━━!!」って書くだろうけど(爆)


*若者と走り

 でもって走りである。スタイルはほぼ完全に若者向け、でもって走りも若者向け・・・・ってワケではなかったんだなぁコレが(´・ω・`)謳い文句こそ「コンパクトスポーツの俊敏さとSUVの利点を併せ持ったコンパクトスポーツクロスオーバー」らしいのであるが、少なくともワタクシが感じた限りじゃ「コンパクトスポーツの俊敏さ」ってのは感じられないのである(´Α`)ブレーキはストロークに合わせて効くカックンブレーキだし、CVTのトルコンは相変わらずルーズだし、足がフニャフニャだから攻めた走りが不安になる。ついでに言ってしまうとSUVみたいな搭載能力もさほどなく、悪路走破性能も正直「?」である。よーするに「二兎を追うもの一兎も得ず」ってヤツである(-_-)


 ワタクシも鬼ではないから【VWゴルフGTI】や【ルノー・メガーヌRS】みたいな走りが欲しいとは言わない。ただやっぱ「スポーツ」を名乗るんだったら、エンジンは非力でもいいから走ってて楽しい仕様にして欲しかったのである。車高を下げて足を固めて、ブレーキは踏力に応じて効くタイプにして、ミッションは3ペダルMTで。どうやら欧州仕様はそうなってるらしいのであるが、残念な事に日本仕様はコレだけである('A`)でもまぁ、大手自動車メーカーで市場リサーチやってる人がバカだとは思い難いので、やはりコレが今の若者が欲してる(と考えられている)クルマなのであろう。でもって昔ながらの走行性能至上主義を掲げるワタクシみたいなのは、ジュークのデザインに反対しR32のデザインを褒め称える頭の古いオッサン達と、実は同じ穴のムジナなんじゃないかなと思ってしまう今日この頃であった。