アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GORE OBSESSED

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「空虚な目標であれ、目標をめざして努力する過程にしか人間の幸福は存在しない」

By 三島由紀夫


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*努力の中毒性

 ワタクシは努力が好きである、努力厨である(笑)仕事だろうが遊びだろうが何だろうが、努力しなきゃ気が済まない性質である。まぁ努力と言っても、寝るヒマ惜しんで一心不乱に何かに打ち込むほどワタクシは熱血漢ではなく、むしろそういう暑苦しいノリを冷めた目で皮肉る方である(爆)元々集中力に乏しいタイプなんで、集中力が続く限りやって、ソレを長年続ける。ソレがワタクシ流の努力スタイルである。目的?実はそんなモンは無いのである。強いて言えば「努力を楽しむ」ってトコであろうか。よーするに、こんな感じである・・・

何かに打ち込む 
  │
  │    ┌───────────────────────────────────────┐
  ↓    ↓                                                         │
結果が出たか?───────────────┐ .                                │
  ↓                            ↓                                 │
  Yes                            No                                 │
  │                            ↓.                                 │
  │                        引き続き努力する..                           │
  │                            ↓..                                 │
  │                      今度こそ結果は出た?─────────┐            │
  │                            ↓                    ↓            │
  │                           Yes                    No            │
  ↓                            │                    ↓            │
出した結果に歓喜する ←───────────┘           一旦止めて、別の事に打ち込む──┘
  │
  ↓
周囲からも絶賛される
  │
  ↓
結果を出せた自分自身を誇りに感じる
  │
  ↓
更なる努力を続ける
  │
  ↓
また結果を出す
  │
  ↓
以後無限ループ
  │
  ↓
(゚д゚)ウマー

つまり一度努力の味を知ってしまうと、ソコからは抜け出せなくなるワケである(笑)この”達成感”ってヤツがクセモノであり、ワタクシが今まで経験したどんな快楽よりも気持ち良いのである。でもって出した結果が大きければ大きいほど、自分の限界を超えれば超えるほど、その快感は大きいのである。よーするに努力中毒になるのである。スポーツ選手なんかがアホみたいにハードな練習に耐えられるのは、結果を出したその先にある快楽がソレ以上に大きいからである。


 ワタクシがクルマ一台サーキットで廃車にしてもモータースポーツを止めないのも、ネタが無くてもブログ書き続けるのも、つまりはこーゆー事である(笑)何ちゅーか「より良いモンを求めてやり続ければ、結果は必ず出る」って確信があるからなのである。今すぐ結果が出なくても、後々結果が出るかも知れない。後々になって結果が出てこなくても、その失敗例は別の機会に役に立つ。だからワタクシはクルマやり続ければ何時か必ず上手くなると考えているし、ブログも書き続ければ何時かは印税でフェラーリやポルシェに乗れるとも考えている(爆)そうでなくても、別の何かで結果が出る可能性だってある。因みにワタクシの経験だと、ムダになった努力よりも、ムダにならなかった努力の方がずっと多いのである。だから何かに打ち込むことはクセになるし、コレばかりは一生やめられそうにない。


*気分はロックンローラー

 先日も述べたが、来月には講演の依頼がまた2件ほど入っているのである。一つは【世界自閉症啓発デー2012】のシンポジストのソレと、もう一つは【ようこそ先輩】というイベントでの講師としてのソレである。前者は何せ国連&厚労省主催のイベントで、定員も(最大)500名という相当デカい規模である(^_^;)いい加減慣れてきたが、流石規模が規模なんでアレである(;^_^A)あ、そうそう、握手券がなくってもワタクシは応じるので、ソコんトコは心配しなくても大丈夫である(笑)最近雑誌やテレビなんかで取り上げられる機会の増えたアスペルガー高機能自閉症であるが、よーやく時代がワタクシに追いついたって感じである(爆)ワタクシに何が出来るかは分からんが、そんなモンやってみなきゃ何とも言えんって話である。でもやらなきゃ絶対何も変わらないだろうから、だったらやってみる価値はあるとワタクシは考えるのである。そうじゃなきゃ、夢のスーパーカーライフには一生かかっても辿り着けないからである(核爆)


 思い起こせば、ずいぶん人も規模も増えたモンである(´-ω-`)3年前ぐらいに講演の依頼を初めて受けた時は、ギャラリーはほんの十数人しかいなかったのである。その十数人のギャラリーの方から「ウチでも話してもらえないか」と依頼され、ソレが芋蔓式に次々と繋がっていって、その間業界(?)の偉い人たちと話すチャンスを得て、ソコから更に規模が大きくなっていって、気が付いたらギャラリーの数が500人まで膨らんでいたって話である(^_^;)何ちゅーか、場末のライブハウスで奮闘するロックンローラーの気分である(笑)こうなる事を予想していた?全然予想してなかったとしか言い様がないのである。やればやるほど規模が大きくなっていくから、やってる方も楽しいのである。何ちゅーか「このまま行けば印税でスーパーカー人生クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!」って欲望&希望が鎌首擡げるのである(爆)まぁソコまで行かなかったとしても、啓蒙という本来の目的は達成できそうだから良しとしよう。


 とまぁこんな具合に、やればやるほど結果が出てきて、結果が出ればワタクシも益々やる気になってくる。やる気になってくれば新ネタがドンドン浮かんでくるし、新ネタは講演だけじゃなくても使い道は沢山ある。こんな風に努力して何らかの結果が出ると、事が上手い具合に良い方向に向かって循環するモンなのである。講演活動だけじゃなくて、仕事もクルマもブログだってそう。常に101%、つまり「昨日よりも少しでも良いモンを」って考えて長年やっていたら、何時の間にか目に見える形で結果が出てきたのである。欲張りなのは承知の上だが、ワタクシはまだまだ”上”へ行きたいし、行けるモンだと信じて止まないのである。でも上に行く前にベッドで横にならなきゃいけないので(笑)そろそろお暇したい今日この頃であった。