ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「私（＝障害者）はみなさんの感動の対象ではありません。どうぞよろしく」
Ｂｙ ステラ・ヤング
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊問題は結果ではなく過程
健常者が障害者を慰める時によく使う言葉の一つに「○×なんてロクなモンじゃないよ」ってのがあるのである。よーするに「○×出来なくったって損する事は何も無いんだから気にしないで」って意味だと思うのであるが、障害者サイドの人間に言わせれば「問題はソコじゃねーんだよバカヤロ～ヽ(`Д´)ﾉ」てトコである（笑）何が違うって、健常者は「出来るけどやらない」のに対し、障害者は「やりたくても出来ない」のである。つまり障害者はソレをする能力が無い事を嘆いてるのであり、結果がもたらす損得を嘆いてるのではないのである。
かく言うワタクシも結婚云々に関して「結婚なんてロクなモンじゃないよ」とか「奥さんや子供に使うカネを自分の為に使えて羨ましい」とか言われるが、そういう事言うヤツにはとある共通点があるのである。ソレは「１人除いて誰も離婚してない」って事である（笑）ワタクシ的には異性と心を通わせたり、恋愛～結婚～出産までの喜怒哀楽を味わったり、そういう事が出来るだけのコミュ力がある事が羨ましいのであって、ぶっちゃけ結婚なんぞカネのムダ使いなのである（爆）ただ「じゃあどうすればいい？」って問われても答えは誰にも出せないので、コレばっかりはまぁ出会い次第である(^_^;)
＊雨降って土砂崩れ
巷では「雨降って地固まる」って言葉があるが、アレは互いが余程出来た人間じゃないと成り立たんと思うのである。大ゲンカして感情的にカチンとなっても理性でソレを上手く押さえつけ、粘り強く相手の話を聞く。コレって言うのは簡単だけど、やるのは難しいのである。大概の人は感情的にカチンときた段階で心の扉が半分以上閉まって、ソコから先は何を言っても懐疑的にしか聞いて貰えず、運良く和解できても距離は開いてしまう。だから「雨降って土砂崩れ」に言い換えるべきだとずっと前からワタクシは訴え続けてるのである（笑）
その事に気付いて以来、ワタクシはリアルでもネットでもほぼ敬語を使うようになり、際どい事を言う時は事前に可能な限り熟考してから言うようにしてるのである。特にワタクシはアスペルガーなので、空気も読めない上に言った事がどう影響するかの予測を感覚的に理解できんから、挨拶とか敬語とか余計な事言わない事とかの警戒は強いのである。仕事でも趣味でも、目上に対しても目下に対しても、人と接する時は最大限気を遣う癖が付いてしまってるのである。マジな話、サバゲーフィールドで出会った２０代の若造相手でも、ワタクシは緊張してしまうのである（笑）
緊張する必要も全く無いし、無礼でも別に無問題だと分かってても、アスペルガーの場合は「万が一」が「百が一」ぐらいにリスクが上がるので、中々難しいトコなのである（笑）でも警戒し過ぎて丁寧過ぎると今度は「模範回答しかしないつまんないヤツ」「あの人は（どうでも）良い人」になるんで、ソコんトコの匙加減は未だ難しいのである(-_-;)ちゅーのも「箍を外して言いたい事言ったら絶縁されて、何が悪かったのかが漸く分かったのが４年後だった」って事がワタクシには実際にあったので（爆）この課題は当面の間悩まされる事になりそうである。
＊味方を作れない人
じゃあ所謂リア充とか陽キャとか呼ばれてるヤツ等は果たしてどうやってるんだろうかとワタクシなりに色々調べたのであるが、現段階の答えは「失敗上等でやってる」である。嫌われてもソレ以上に好かれてれば問題無いし、失ってもソレ以上に友達を作れれば良いって考え方である。トランプ元大統領とか、ひろゆきとかホリエモンとかが正にソレである：
youtu.be
が、アスペの場合はその「好かれる」「友達を作る」が非常に困難なので、自ずと「如何に嫌われないか、敵を作らないか」を考えざるを得ないのである(￣～￣)まぁ不毛っちゃ不毛であるが、取り敢えず「好かれる方法」と「嫌われない方法」の二面作戦で行くっきゃないのである。
あと障害をオープンにするかクローズにするかと問われたら、ワタクシはオープンを薦める次第である。ちゅーのもクローズにしておいて後でトラブったら、ほぼ確実に「お前の努力不足」って事にされるし、その後に告白したとしても「何故今まで黙ってたんだッ！信用できないッ！」ってなる可能性があるからである：
youtu.be
だったら最初からオープンにしておいた方が、そういう後々引き摺るようなトラブルも防げるのである。カムアウトした事でドン引きするようなヤツってのは、隠して付き合ってもロクな事は無いんで、フィルタリングって意味でも有用なのである。そうなると一般社会云々、発達界隈云々っていう更にややこしい問題が待っているのであるが（笑）ソレは流石にもう面倒臭い今日この頃であった。
