アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

EXPLOSIONS IN WARD 6

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


愛国心とは喜んで人を殺し、つまらぬことのために死ぬことだ」

By バートランド・ラッセル


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*島を求めて200海里

 先進国とは如何なる国の事を示すのか。カネを沢山持ってる国?技術や産業が発達した国?国際社会で影響力のある国?ワタクシの見解では「先進した国民により形成されている国」である。自主的に良く管理された社会インフラの中で優れた教育を受けていて、その結果自分に対してだけでなく社会に対しての責任も自覚した上で、公私ともに理性的な人間として生きる人々を中心にして形成される国家が”先進国”なのである。前著の「カネ持ってる」だとか「技術や産業が優れてる」だとか「国際社会で影響大」ってのは、そーいった先進した国民がやるべき事をやった結果として二次的に生じたモンなのである。先進国においては、愛国心を養う教育は必要最小限で十分である。何故なら「国民として正しい行いをする→国が繁栄する」って事を殆どの国民が理解しているから、啓蒙しなくったって勝手に育つのである。そーゆー風に考えると、ニッポンは先進国だとワタクシは思うのである。


 だから神聖なるスポーツの場で領土問題を掲げる&ソレを熱烈歓迎する国民とかいうのは、ワタクシに言わせりゃ先進した国民のやる事ではない→そーゆー国民のいる国は先進国ではないのである。あの領土問題パフォーマンスの何が愚かなのかといったら、アレは即ち「我々が誇りとする祖国は先進国じゃありません→我々は先進国であるニッポンよりも格下です」って世界中にアピールしてるのと同様だからである。もう一つの愛国無罪を掲げてニッポン系の店を荒らしまわるアレは問題外中の問題外、先進国やNIESどころか「自分達は発展途上国以下です」って世界中にアピールしてるのと同様だからである。こういう風に意識しなければ生まれない愛国心ってのは、愛国心としては二流かソレ以下なのである。自分以外の人を好きになれれば、愛国心は勝手に育っていく。ワタクシはそう考えるのである。


*四輪駆動とカボチャのビート

 だから某2島の問題に関して言えば、相手を先進国相当と考えちゃダメなのである。ニッポンの必殺兵器である「遺憾の意」ってのは(笑)相手が同じ先進国に限って辛うじて通用するシロモノなのであり、先進国でない連中には通用しないに決まってるのである。こういう言い方はアレだが、大人が子供を諭すような感じの凛とした意思表示が重要なのである。さてこの話はマジメなブロガーさんが既に侃々諤々やった後なのでワタクシからはコレぐらいにしておいて、温存しておいたネタを開放するとしよう:

もう表紙を見れば分かるように4WDフェチには堪らない一冊であり、かくいうワタクシもその1人だったりする(笑)コレ読むと、如何にニッポンの4WD技術が優れてるかが分かるのである。欧米は「ニッポンの4WDは不自然で面白くない」とか言いながら、後出しジャンケンで技術パクって「操る楽しさを持った電子制御4WDを作りました、てへぺろ☆(・ω<)」ってやってる来るから(笑)抜け目がないっちゅーか何ちゅーか。でも4WDが主流になる時代はまだまだ先な希ガスのである。


パンプキン・シザーズの新刊である。ワタクシはこのマンガ特有の「アクションとアクションの間にある、張り詰めた空気の中のドロドログチャグチャした政治的駆け引き」が堪らなく好きなんだけど、やっぱフツーの人は単純明快な勧善懲悪アクションの方が好きなんだろうなと思うのである(^_^;)因みにワタクシは「絶対的な正義なんぞ無い。あるのは相対的な正義のみ」が座右の銘の捻くれモンなんで、ソコんトコ夜露死苦(笑)


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モンスターケーブル&ドクター・ドレのコラボモデルのヘッドホンである。PSPで試しにイヤホン付けてやってみたら意外なまでの音の良さに感動して、コレを試しに付けた時の圧倒的なフィット感&ワタクシ好みの音に再度感動し、ワタクシの方程式である「感動×感動=衝動買い」に基づいて買っちゃったワケである(笑)スペック重視で買ったモンにはハズレは間々あるが、自分の目で見て&自分で身に付けてみて相性がピッタリだったモンにハズレは皆無である。確かに4諭吉は多少高くついたが、後悔は微塵も無いことを告げておくとしよう。自分にピッタリ合った音がもたらす至福の時を考えれば、4諭吉はバーゲンセールである。


 やっぱ自分の身体に身に付けるモンってのは、自分で実際触れてみるまで決して分からないモンなのである。最も優れた道具とは何か。沢山の機能を搭載した道具?カタログ上のスペックが高い道具?著名人が愛用している道具?ワタクシの見解は「自分に合った道具」である。機能が沢山あっても一部しか使わないんだったら意味無いし、カタログスペックが高くても使いこなせなきゃ意味無いし、著名人が使っていても環境や用途が違えば意味無い。何を以って合ってるか合ってないかを判別するのか?答えは「実際に使ってみる」である。ネットは確かに便利だけど、こーゆー個人差が大きく出る分野においては未だ無力なのである。昔と比べて圧倒的にモノを手に入れやすくなったけど、ホントに優れたモンは未だに自分の足で探すしかない。そう思う今日この頃であった。