ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「世界は酒三杯分遅れている」
By ハンフリー・ボガート
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*嫌いな言葉
ワタクシは「頑張れ」という言葉が嫌いである。他人に言われるのも、自分で言うのも嫌いである。ちゅーのも「頑張れ」って言葉は、裏を返せば「お前は頑張っていない」って言ってるようなモンだからである。だから「頑張れ」って言葉は、言われた相手にとって失礼だというのがワタクシの見解である。あと「頑張れ」って言葉の中には「頑張れば絶対に結果が出る筈」っていう精神論めいたモンも感じるから、尚更嫌いなのである。スポーツなり何なりの真剣勝負の場を経験した事のあるロンマニアの方ならお分かりかと思うが、全力で挑んでない人なんかいないのである。ソレでも勝ち負けが生まれる。その事が分からんヤツに、安易に「頑張れ」って言葉を使ってほしくないのである。
あともう一つは「負けないぞ」である。ちゅーのも、負けを認めなければ負けた事にはならないからである。だから勝てないヤツ、実力の足らないヤツが、その事実を認めたくなくて「勝てない&勝つ見込みは無いけど、負けを認めてないから負けじゃない」っていう言い訳で使ってるヤツが実に多いからである。ソレだけならまだしも、こーゆーヤツは「俺は戦っているから、戦ってないヤツよりも偉いんだ<( ̄^ ̄)>」って感じに勝てないルサンチマンを発散させる場合が非常に多いのである。古人曰く「心の中で”ブッ殺す!”と思った時、行為としてすでに終わってる」とあるが、つまりそういう事である(笑)使って良いのは「勝つぞ」であり「勝った」ならモアベターである。
*JRPGの終焉
ワタクシがRPGに目覚めたのは、小坊の時にプレイした”ドラゴンクエスト(以後DQ)1”がキッカケである。同時期に”ファイナルファンタジー(以後FF)1”も発売されていて、ソレはもう夢中になったモンである。そう、ワタクシはDQとFFの全盛期に青春を駆け抜けた、ある意味最も幸運なゲーマーの一人とも言えるのである(笑)あの頃の和ゲー&JRPGはホントに素晴らしい作品が多く、特にDQとFFは新作が発表される度に発売前はゲーム雑誌で情報を掻き集め想像を膨らまし、発売直後は寝る暇も惜しんで攻略し、その後は次のシリーズが出るまで周回プレイややり込みプレイなどに精を出したモンである。四十路になった今でもゲームを止められないのは、やっぱこの時代の思い出が強烈過ぎたからだと思うのである。
が、ソコまでハマってた両シリーズも、DQは8まで、FFは13-1までやったっきりで、ソレ以降は全然プレイしていない。続編は勿論出てる&今後も出る予定はあるのであるが、ワタクシ側にやる気が無いのである。ちゅーのも:
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コレ等の洋ゲーRPGを嗜むようになって(特に一番最後のヤツ)以来、ワタクシは「JRPG\(^o^)/オワタ」って事に気付いてしまったからである(笑)何から何まで、今は洋ゲーRPGのが上である。RPGは書いて字の如く「役割を演じるゲーム」であるが、和ゲーのソレってスト−リーを重視するあまり「他人の役割を眺めるゲーム」になっちゃってしまってるのである( ̄〜 ̄)洋ゲーのソレは確かにストーリー的にはアレであるが、その分「自分の人生を生きているッ!」っていう気分にさせてくれるし、優れたグラフィックがゲーム世界への没入感を高めてくれるのである。
無論、ワタクシはJRPGを全くプレイしていないワケじゃなく、やってるシリーズはあるにはあるのである:
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でもコレも「ストーリーの続きが気になるから」とか「洋ゲーには非常に少ない”萌え”成分を補充するため」とかいう消極的な理由だったりするのである(笑)本気の本気で楽しめるJRPGなんて、もう長年お目にかかってない希ガスのである(´・ω・`)
*和ゲーの今後
まぁコレばかりは所詮素人であるワタクシの意見よりも、プロである【みずほ銀行のゲーム業界に関する調査報告】の方が分かり易くて確実だと思うのである。ただ報告書を読めば読むほど、和ゲー勢の未来が暗い事を益々思い知らされる次第である(-_-;)ニッポン国内市場は少子化とかの影響で年々小さくなってく→国内市場に特化しても先細る事必至だし、かと言って海外市場に打って出たくても資金やらインフラやら技術やらが洋ゲー勢と比べて圧倒的に負けてるから勝負できない。今の和ゲー勢はモバイル方面に流れてるけど、そっちだって洋ゲー勢の”侵攻”を受けないとも限らないのである。つまり我々ニッポンのゲーマーは、このまま和ゲーが衰退してくのを眺めていく事になるって話である\(^o^)/
こう書くと「洋ゲーは洋ゲーで、和ゲーは和ゲーで住む世界が違うんだから、そのまま住み分けてれば何の問題も無いんじゃないか?」って言う意見も出てくるだろうけど、ワタクシはそう思わない次第である。洋ゲーメーカーと和ゲーメーカー、企業の規模の差が拡大すると何が起こるのか。答えは「優秀な人材が引き抜かれていく」「大きい方に小さい方が買収される」である。優秀な人材が引き抜かれれば和ゲーの質は当然落ちるし、買収されれば自ずと海外向けのゲームが作られるようになる。実際ニッポンの優秀な人材は既に結構引き抜かれてるし、PS4が洋ゲー向けのスペックになったのはSCEが既に外国に牛耳られてるからである。コレはワタクシの妄想ではなく、実際に起きてる事である。
ワタクシが思うに、和ゲーが無くなる事は無いと思うけど、立場は大きく変わると思うのである。今の映画における洋画と邦画のソレが、丁度洋ゲーと和ゲーのソレになるんじゃないかなと考えてるのである。今後大作ゲームの殆どが洋ゲーになって、ニッポンのゲーム会社は洋ゲーのローカライズを主事業とするようになって、和ゲーは数少なくなってしまったメーカーがニッチ層やオタク層向けの作品で少なくとも地味に稼いでいって、時折洋ゲーに混じって大作だしたりするって感じにである。まぁその方が洋画みたくサービスが充実するので、洋ゲー好きのワタクシ的にはソレでもおkだったりする(笑)まぁどんな形でアレ、やっぱ和ゲーには奮起してほしい。オールドゲーマーとしてそう願って止まない今日この頃であった。